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sexta-feira, 24 de agosto de 2007

ブラジル・サンパウロの公園 その64 Parque Estadual da Serra do Mar 5。  

ブラジル・サンパウロ市域内にある公園を紹介している。

公園は、2006年にサンパウロ市の環境緑地局が発行した「緑の地図」に掲載されたものである。
すでに、市営公園の紹介を終えたので、州営の公園を紹介している。

州営の公園は、
市営の公園に比べて、規模が大きなものが多いので、紹介に時間がかかっている

4番目は、州営の公園の中でももっとも面積が広いセッハ・ド・マール(=海岸山脈)州立公園Parque Estadual da Serra do Marである。

広大なこの公園域で、センターとして公開されている部分のうち、サンパウロ市域内にある「クルクツ・センターNúcleo Curucutu」を紹介している。
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このクルクツ・センターへの全行程を紹介したので、その到達への困難さについては理解をいただけたと思う。

このクルクツ・センターにある散策路のうち、 Trilha do Miranteを、実際に歩いてみた。
”Mirante”とは「展望台」のことで、この散策路から、大西洋を眼下に見下ろす事が出来るという触れ込みになっており、このクルクツ・センターで最大の売りである。

何しろ、サンパウロ市域から「海」をみる事が出来る可能性があるのは、ここからだけだからだ。

しかし、問題は霧である。
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霧が発生すると、海どころか、20メートル先も何も見えない。

海岸山脈の山頂付近つまりクルクツ・センターのあるところは、ほぼ毎日のように深い霧が発生するところである。

実は、まだ霧のない日に当たっていない。

つまり、「海」をみていない。

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サンパウロ市中心部から、車で2時間半もかかって辿り着くと、
入り口はチェーンで閉ざされている。
犬が吠えるので、警備員がやって来て、開けてくれる。
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指示に従い、最初の建物の手前にある駐車スペースに車をおき、その建物の中で、車の番号を控えられる。
この建物の脇に、公衆電話機がある。
ただし、ここは携帯電話は通じる。
ラジオは聞こえるが、テレビは見えないそうだ。
(パラボラでも付ければ、視聴は可能なはずだが、そういった設備はないようだ。)
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次に、右手一番奥の建物で、名前などを記入する。
安全管理という事もあるだろうが、
事故発生時の対応という事もあるだろう。

トイレもこの建物にある。

クルクツ・センターの管理事務所は、数軒の木造建築からなっている。
木造といっても、かなり頑丈に出来ている。
湿気が多いところなので、それに負けないように太い木材を使っている。
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※クリックすると拡大する。

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”Mirante”(=展望台)への散策路Trilha do Miranteの入り口は、東側にある。

入り口付近までは、警備員が連れて行ってくれる。

そして、口頭でルートを説明してくれる。
ルート地図などない。
更に行ってみて分かるが、途中に一切表示がない。

よって、口頭での説明を、しっかり理解して覚えておかなけらばならない。

当然、説明はポルトガル語である。

Trilha do Miranteは、全長2,260メートル(往復)。
所要時間は、約1時間(往復)。

実際に歩いた上での想定コースを示しておく。

白っぽいところは、草地である。
緑のところで、樹木が高いように見えるところは、植林された松の木である。
19世紀に、木炭を必要とした名残である。

散策路Trilha do Miranteの末端から、南に更に500メートルほどのところから、海岸山脈は海に向かって急崖となっている。
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※クリックすると拡大する。

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(道に迷ったときのために、2-3分おきに写真を撮った。)

散策路の入り口ですでに、霧で煙っていた。
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振り返ると、入り口を示してくれた警備員ももう霧の中にとけ込みつつあった。
こんな霧でも、散策路に行っても大丈夫というのだ。
「もちろん何も見えないよ」とも言ってくれたが。
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入り口からしばらくは、松林の中の緩い登り道が続く。
霧が樹木の枝葉について水滴となり、
雨が降っているかのように、ぽたぽたと落ちてくる。
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そのうち下り道になる。
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そして、開けたところにでてくる。
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草地。
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そして、しばらく行くと二股にいたる。
ここは右である。
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草地を進む。
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そして、また登り。
階段がある。
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こうして踏みしめるたびに、自然を破壊しているのだと思ってはいるが、仕方がない。
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とにかく、進んでいく。
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誰もいない道を進んでいく。
誰かでて来たら怖いななんて、いろんな事を考える。
変な動物に出くわしても怖いとも思う。
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また下り坂。
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上り坂。
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林の中を進むしかない。
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進む。
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進む。
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谷側に、柵がある。
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だが朽ちていて、頼りにはならない。
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足元はよくない。
一歩一歩気を付けて、歩く。
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また、下り。
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そして、展望台についに着いた。
コンクリートの柱が立っていた。
ここには、ベンチがあった。
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その柱の上部に、サンパウロ市の標識が埋め込まれていた。
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ただ、何も見えない事を確認しただけだった。
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やや霧の薄い方に行ってみたが、何も見えない。
潮の香りもしない。
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管理事務所で、警備員と話をする。
とても親切な人たちなのだ。
ほとんど誰も来ないので、人恋しいのだろう。

朝の8時に電話をすると、その日の状況を教えてあげるという。

それから、おいでというわけである。

だが、サンパウロ市中心部から、2時間半かかる事を考えると、
途中で天候が変わっている事は十分に考えられる。

「海」をみるために、
まだまだ、何度も通わなくてはならないようだ。

道は完全に覚えた。
途中のでこぼこ道の運転にも随分慣れてきた。、
運転していても、その先の道の状態もイメージできるようになってきた。

そういうことで、到着までの所要時間は多少短くなってきた。

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とにかく、
晴天の日が多く、比較的乾燥している冬期のうちに、「海」をみたい。

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ちなみに、まともな方法で山を下りると、「海」をみる事は、もっと手軽に出来る。
1時間半くらいで、一番近い海岸には着く。

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