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segunda-feira, 13 de agosto de 2007

ブラジル・サンパウロの「乳児死亡率が激減」

ブラジル・サンパウロの乳児死亡率が激減している。

1995年から2006年までの変化をみてもそれは明らかだ。
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元もと、ブラジルは、その経済レベルの割には異常なほど乳児死亡率が高い国であった。

貧富の差が激しいことや、国土が広く医療サービスが均等に行き渡らないことなど、乳児死亡率の改善に向けての前提となる条件も、簡単にはいかないことが多い。

しかし、この10年ほどでここまで改善できた理由については、次のように解説された。
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基本的な衛生環境の改善。
妊産婦へのアシスタントの向上。
ワクチン接種。

劣悪な環境に住み、栄養状態が悪く、医療サービスを受けられなかった、もしくはそういった知識に欠けていた貧民層への行政サービスがよくなったことが大きな要因である。

また、以前は「貧乏人の子沢山」を地でいったのだが、
徐々にそれは変わりつつある。
貧民層でも、子供の数は減りつつあり、それだけにそれぞれの子供の生育環境、栄養状態もよくなっている。

社会自体が変化していることも大きい。

しかし、サンパウロ州でもっとも乳児死亡率高いのは、
海岸沿いの地域である。

低地なので高温多湿であり、
貧民窟は低湿地に広がっている。

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ブラジルでは、
以前は、スーパーの棚に、粉乳の占める割合が多かった。

乳児用の調製粉乳だけではなく、全脂粉乳や脱脂粉乳がずらりと山積みになっていた。

しかし、今はそれほどでもない。

よく言われるのが、粉ミルクを溶かす水そのものが汚染されていることが、乳児死亡率を高める原因の一つであるということである。

当たり前のことだが、乳児にとって一番の栄養源は母乳なのである。

どうも、以前のブラジルでは、富裕層も貧民層も、そこを調粉メーカーの戦略に乗せられたせいか、母乳よりも調製粉乳のほうがよいくらいに理解していたきらいがあった。
歴史的には、富裕層は、子育てには乳母を使ったくらいだから、元もと自分の母乳を与えるなどいうことに、あまり関心が高くなかったのかもしれない。

WHOと、調製粉乳メーカー(世界で圧倒的なのはネスレ)の戦いは、1960年以降にはじまり、いまは世界中のほとんどの国で販売されている乳児用の調製粉乳には、かならず「母乳が一番であることと、医師の指示を受けて与えるということ」が、缶の上部にその国の言葉ではっきりと記載されている。

日本は、この表示を記載していない例外的な国である。
元もと、民度が高く、調製粉乳のほうが母乳よりよいなどという理解がなかったからだとか、メーカーが詐欺的にあくどいことをしなかったからいうのだが、無いものはない。
この表示をしなくてよいことは、厚生労働省も認めていることである。

ブラジルでは、1980年代から、母乳推進運動が、中核的な病院から始まっている。
この運動はとても力強く、拡大した。
世界的にみても、きわめて先進的なものになった。
政府もこれを後押しした。
日本の政府とは立場が随分とちがうものだ。

いまでは、
母乳を与えるのが、当然になっている。
母乳を与えようというキャンペーン活動は今も続けられている。

8月7日にも、パウリスタ大通りでこういったキャンペーンが行われている。
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ブラジルの社会が、この20年間で大きく変わった事の一つが、調製粉乳の使用の大幅な減少ではないかと思っている。

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ブラジルでは、調整粉乳のメーカーとしては、ネスレしかなかった。

米国系のワイス、ミード・ジョンソン、ドイツ系のミウパなど、
世界で高いシェアを持っている調粉メーカーのものは、何故か無かった。

もちろん、日本の4社(明治、雪印、森永、和光堂)もなかった。

これは、乳製品の販売については、ブラジル農業省の許可を得なくてはならないのだが、その取得の条件が非常に厳しいということがある。
それと、ネスレのブランド力が圧倒的に確立されていて、新規参入が難しかったこと。
そして、普及のための病院でのプロモーションが、近年の母乳推進派によって認められなかったことも、新規メーカーにとっては普及の手段を断たれたことになった。

乳児用調製粉乳の販売については、WHOのコードがある。
メーカーによる母親への直接的な接触などはもってのほかである。

日本では、その辺もやや曖昧である。
もっとも、日本の母親は、メーカーの接触などあってもなくても、それ以前に知識を持っているはずである。

この種の製品のブランド選択の動機は、だいたい次の通り。

出産した病院の推薦するブランド。
自分の母親の推薦もしくは自分が使ったブランド。

最近は、育児雑誌の記事もやや影響があるようだが、
微妙にメーカーの色が付いていることもある。
テレビ番組など同じで、タイアップの可能性がある。

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