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quarta-feira, 15 de agosto de 2007

ブラジル・サンパウロの「72年製ワーゲン」

ブラジルは、貧富の差がとても激しい国である。
それは、何も長く住まなくても、着いたばかりの旅行者でもすぐに気付くことだ。

サンパウロ市内の中心部や高級住宅街や、郊外を走っている車の質が、明らかに違うからだ。
極端な話、5キロ離れる毎に、車の年式が古くなっていく。
20キロ以上離れると、走っている車も、10年ものどころか、20年ものやそれ以上のものが、いくらでも走っている。

修理に修理を重ねて、もしくは修理もせずに、使っている。

ライトがない車、バンパーがない車、煙を出して走る車、鍵が壊れているのでドアを針金で縛っている車、錆びて朽ち果てつつある車など、恐ろしい車も徐々に登場してくる。

中心部に近い中古車屋では、この数年の年式の車を売っているが、
20キロも離れると、10年もの以上でいっぱいである。

20年もの以上の車も、普通に販売されている。

ブラジルでは、20年以上経った車は、毎年の税金を支払う必要がない。
だから、そういった車への需要は確実にある。
古い分、修理費がかさむはずだろうと思うのだが、どうだろうか。

古い車で、丁寧に使ってある車は見た目きれいにしている。

市内深南部を走っていたら、1972年製のワーゲンを売っていた。
持ち主が、「売ります」と窓に書いている。
1972年製なので、35年ものである。
Spd20070810ca

とてもそうは見えない。

おそらく、塗装はやり直したろうし、
エンジンも積み替えているかもしれない。
メーターも取り替えているだろう。
シートも張り替えたか、取り替えているはずだ。
オリジナルの部品などシャーシくらいだろう。

ブラジルでは、古い車がいよいよ走らなくなったら、
使える部品をはぎ取ってストックしている業者がいる。
こういった業者は、時には盗難車を解体しているときもあるので、恐ろしいが。

そういったところへ行って、部品を集めて、修理に使うのだ。

ブラジルでは、このワーゲンのカブトムシは、一度生産が中止になったこともあったが、最終的には90年代初めまで生産されていた。
まだ部品とならずに走っているものは多い。

2,400レアルという価格が付けてある。
約14万円くらいだ。

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