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segunda-feira, 20 de agosto de 2007

ブラジル・サンパウロの広告 看板規制6 「美容サロン・BANZAI」。

ブラジル・サンパウロは、2007年の1月から、「美観条例」が施行されている。

第1弾は、屋外の広告板の規制である。
これは、全面的に規制されて、ビルの壁面や道路沿いの看板がほぼ一掃された。

そして、第2弾は、店舗の看板の規制である。
これは、看板のサイズを規定内におさめなくてはならなくなり、多くの店舗が看板を取り替えている。

この看板だが、
サンパウロでは、市内中心部にある店舗は、看板業者に依頼した、きちんとした看板を掲げていた。

だが、貧富の差の大きなブラジルの事で、中心部から離れるにつれて、
看板などにお金をかけていない店が徐々に増えていく。

どうなるかというと、
建物の壁に直接に、ペンキで「看板」を描くのである。

どう見ても素人が書いたものとしか思えないような文字や絵が描かれていた。
きちんとしたら、メーカーのロゴを入れると、そのメーカーからの助成金があったりして、見栄えのよい看板が出来るのだろうが、怪しい店にそんな事をするメーカーはない。
メーカーのロゴすらも、壁に描くので、ロゴ・マークが歪んで描かれているのが普通であった。

サンパウロ市の東部ヴィラ・フォルモーザ地区。
南米最大ともいわれている150万柱が眠るフォルモーザ墓地がある事で知られている。
中心部からは17キロ離れている。
このあたりでも、日系人は少なくはない地区である。

ここに、「Salao de Beleza(=美容サロン)・BANZAI」というのがある。
Spd20060828a
(2006年8月時点)

その前を通り過ぎるときには、いつも閉まっていた。
いつも閉まっているし、
外観から判断するに、もう営業を止めているのではないかと思っていた。
Spd20060828b

この店の看板も、サンパウロ市の美観条例からみると違反である。
間口が狭いので、看板は1箇所しか掲げられない。
店の入り口の上くらいしか、それに見合うところはない。

先日、この店の前を通りかかった。
外観が変わっていた。

更に、強力になっていた。
営業を続けているようだ。
一応、上部にあった看板をはずしたことで、条例に従ったわけである。

Spd20070730ca

だが、こんな店には入りたくないというのは、自分だけではないと思うが。

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「美観条例」に関する記事は次の通り。

ブラジル・サンパウロの巨大広告 その4 条例。 06/09/27
ブラジル・サンパウロの巨大広告 その5 目を奪われる広告。 06/10/31
ブラジル・サンパウロの巨大広告 その6 競い合う2人。 06/11/13
ブラジル・サンパウロの"BRAVIA" 06/12/10
ブラジル・サンパウロの「巨大広告」 その7 プレイボーイ12月号。 06/12/22
ブラジル・サンパウロの「巨大広告」 その8 屋外広告規制条例実施。 07/01/04
ブラジル・サンパウロの「巨大広告」 その9 景観汚染。 07/02/26

ブラジル・サンパウロの広告 看板規制。 07/05/30
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制2。 07/06/02
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制3 カタカナだけが消えた。 07/06/05
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制4 照屋一族の対応。 07/07/06
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制5 サンパウロ市外。 07/07/08
ブラジル・サンパウロの広告 看板規制6 「美容サロン・BANZAI」。 07/08/20

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看板やネオンサインをすべてやめることにした都市の話です。Utne Reader の "Sao Paulo: The Ad-Free City" という記事(8月16日付け)で知りました。 ブラジルのサンパウロでは、昨年秋に都市美観条例(Lei Cidade Limpa, PL 379/06)が可決され、今年初めから屋外の広告が全面的に禁止されたそうです。もちろん広告業者は腹を立てていて、サンパウロ市全体で約1億5千万円の広告料収入がなくなり、2万人が失業すると主張しています(サンパウロの人口は約... [Read More]

Tracked on terça-feira, 21 de agosto de 2007 12:03

» ブラジルのサンパウロの街から広告がなくなった!? [ふたりのデッサン Diary from Dessin Gallery]
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Tracked on quarta-feira, 29 de agosto de 2007 07:16

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