サッカー:コリンチャンスの危機 その2 アルベルト・ドゥアリビ社長辞任。
コリンチャンスCorinthiansのアルベルト・ドゥアリビAlberto Dualib社長とネジ・クリNesi Curi副社長が、9月21日(金)の朝、辞任した。
彼らは、評議委員長のカルロス・センジェルCarlos Sengerに辞任の書状を送った。
新たな選挙は、最長30日間以内に行われる。
アルベルト・ドゥアリビとネジ・クリの退場によって、クロドミル・オルシClodomil Orsiは、新選挙の日と予定されている10月9日までクラブの指揮をとる。
アルベルト・ドゥアリビAlberto Dualib87歳は、コリンチャンスでもっとも勝利に満ちたそして論議を生んだ社長として、コリンチャンスCorinthiansの歴史に残る。
1993年に社長になった。
14年間に、コリンチャンスTimãoは、世界クラブ選手権Mundial da Fifa、そしてブラジル選手権Campeonatos Brasileirosを3回制覇した。
しかし、いつも管理の問題をかかえ、パートナーと混乱を起こしていた。
3つのパートナーがあった。
最初は、1997年から1999年までで、エクセル銀行Banco Excelだった。
次は、1999年から2002年まで、HTMF (Hicks, Muse, Tate & Furst)。
最後は、もっとも議論となった、MSI。
2004年11月にはじまり、コリンチャンスは終了したと認めたにもかかわらず公式にはまだ存在している。
MSIとのパートナー関係の間に、アルベルト・ドゥアリビの立場は難しくなった。
パートナー関係を巡って数々の告発が積み重なった。
そして、連邦警察Polícia Federalと連邦公共省Ministério Público Federalが捜査に入った。
アルベルト・ドゥアリビは、資金洗浄と共謀で捜査を受けた。
この問題で、社長は60日間クラブを離れることを要求した。
来週火曜日に、アルベルト・ドゥアリビを辞めさせることを投票する委員会が開催されることになっていた。
この金曜日、アルベルト・ドゥアリビは先に辞職を発表した。
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コリンチャンスの問題はますます混迷。
アルベルト・ドゥアリビに対立していた者達が、次期社長の候補を一本化できていない。
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アルベルト・ドゥアリビ社長辞任のニュースは、
これが伝えられた昼からは、
全国ニュースでもずっと取りあげられている。
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