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quinta-feira, 6 de setembro de 2007

ブラジルの「人質事件の結末」

8月30日(木)に、
ブラジルの西北部の辺境のロンドニア州のある町で、人質事件が起きた。

1人の男が、裁判所へ侵入し、6人を人質にした。
自身の離婚裁判に関して、気にくわなかったようだ。

事件発生から32時間。

男は、人質を次々に解放して、最後に1人の人質を盾にして、
街の広場にいた。

警官がまわりを取り囲んでいる。

それまでおとなしかった男が、
突然に警官に向かって、乱射し始めた。

ここで、
その時を待っていた警官数名が、
盾を持って、
男に突進した。

そして、
人質の身柄を確保した。

そして、
盾で押さえつけた男に向かって、
拳銃を続けざまに発射した。

男は、
頭と胸に、少なくとも7発の銃弾を受けた。

病院に運ばれたが、
助からなかった。

人質は、
無傷で、家に帰った。

事件は、こうして終結した。
「20070901JH-Rondonia.wmv」をダウンロード

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32時間も、ブラジルの警官は待つ。

こういった映像がテレビで放映されるということは、
ブラジルでも特異な事件とその結末ということだろう。

もっとも、
毎年、ブラジルでは、
たぶん1000人以上は、
警察との銃撃戦で死んでいるはずだ。

映像がないだけだ。

もちろん、警察も必ずしも無事ではないし、
そして流れ弾に当たる無関係の市民もいる。

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