ブラジル・サッカー:2007 その91 息子を外されて、監督の肋骨を折った父親。
パルメイラスPalmeirasの社長は、ファン組織の影響力あるメンバーのパうロ・セルダンPaulo Serdanを、パルメイラスVerdãoのU-14チームの監督のマルシオ・ヴィセンチMárcio Vicenteを襲ったことで、訴えた。
襲撃の理由は、パウロ・セルダンの息子のカイッキKaiqueが、バイシャーダ・サンチスタBaixada Santista(=サントスを含む周辺地域)ので9月29日土曜日に行われた
サントスSantosとの試合から外されたことである。
カイッキは、前半に早くも交替となった。
試合の間、パウロ・セルダンは監督を脅かしていた。
パルメイラスPalmeirasは、この「クラシコ」で3対0で負けた。
試合が終わって、パウロ・セルダンはグラウンドに侵入し、マルシオ・ヴィセンチ監督を拳骨で殴り、背中を2回蹴った。
マルシオ・ヴィセンチMárcio Vicente監督は、サントスSantosで検査を受けた。
医者は、肋骨に2箇所ひびが入っているのを発見した。
マルシオ・ヴィセンチ監督は、月曜日に退院した。
「攻撃した。 また攻撃したい。 しかし70%はあの子供の父親として攻撃したんだ。 みんな青の監督の具備を欲しがっていた。 彼は子供達の心を傷つけた」と、パウロ・セルダンPaulo Serdanは説明した。
パルメイラスPalmeirasのジュニア部門の役員によると、パウロ・セルダンPaulo Serdanはいつも自分の子供の試合を見に来ている。
ファン組織を率いている彼は、すでにライバルのファンとの喧嘩や、はてはパルメイラスの別のファン組織との喧嘩で逮捕されている。
パルメイラスのクラブ会員として、パウロ・セルダンは罰せられるだろう。
パルメイラスPalmeirasは、10月2日(火)に、パウロ・セルダンPaulo Serdanがマルシオ・ヴィセンチMárcio Vicente監督を攻撃したことについての離縁状を発表した。
サッカー担当副社長のジウベルト・シプロGilberto Cipulloの署名で、卑怯なこととして行為を非難している。
パルメイラスは、カイッキ・セルダンKaique Serdan選手は引き続きパルメイラスのユニフォームを着て、派rめいらすにいる限りは、その父親が攻撃したことには、影響されないと、発表した。
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どこでもいそうな父親の話である。
映像がないのが残念である。
14歳にもなると、息子の将来が見えてくる。
数年以内に、数十万米ドルで売れるのか、普通の人になるのかでは、
天と地の差である。
蹴りですむ問題ではない。
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