ブラジル・サンパウロの「黒人覚醒の日のパレード」。
11月20日(火)は、ブラジルは「黒人覚醒の日」。
休日のところもあるし、そうではないところもある。
サンパウロ市は休日だった。
市内各所で、色々な行事が行われた。
例年行われているのが、パレード。
昼頃に、パウリスタ大通りのMASP前に集合し、16時頃にレパブリカ広場に向かって移動し始める。
12時過ぎに、MASP前を通りすぎた時には、まだそれほど人も集まってはいなかったようにみえた。
17時頃、
カイオ・プラド通りから、コンソラソン大通りを越えて、マリア・アントーニア通りに向かっていた。
コンソラソン大通りを越える時に、ちょうどパレードの一行が近づいてくる時で、
警察の規制が始まるところだった。
おそらく、コンソラソン大通りを越えることが出来た最後だったと思う。
さっそく、マリア・アントーニア通りに車を止めて、パレードを見に行った。
先頭に横断幕がある。
「第4回黒人覚醒パレード」。
見たことがあるヤツがいる。
あの「ビン・ラディン調」である。
いつものスタイルは崩してはいない。
なんで、横断幕を持っているんだ。
ただの、コリンチャンスのファンではなかったようだ。
こういうところで、彼に会うとは思わなかった。
参加者は、まず黒人。
白人はほとんどいなかった。
混血でも、色の濃い方の人が多かった。
もちろん、日系人もいない。
見ているのも、自分だけだ。
ゲイパレードではこんな事は感じない。
こういったことが行われることが出来るようになったことはとても良いことだ。
本当は、胸がいっぱいになっていた。
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