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sábado, 8 de dezembro de 2007

ブラジル・サンパウロは、12月7日には殺人が記録されなかった。

公共安全局SSP (Secretaria de Segurança Pública)によると、ブラジル最大の都市サンパウロSão Paulo市は、まる一日93箇所の警察の分署でただの1件も殺人homicídiosが記録されなかった。

約11百万人が生活しているサンパウロは、12月7日(金)に、殺人を記録しなかった。
これは、公共安全局によると警察の統計では未発表の事実である。

2008年の目標は、10万人あたり10件の殺人件数という世界健康機関OMS (Organização Mundial de Saúde), が認める限界に到達することである。
2006年は、1984件の殺人を記録した。
1日に約5人となる。
10万人あたり18人の死者であった。

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8日(土)には、さっそくモルンビー地区の中でも最高級地区になるジャルヂン・グェダーラに住む、リカルド・マンスールRicardo Mansurの大邸宅で強盗殺人事件が発生し、住み込みの雇員が1人殺された。
警察の広報によると、この事件は7日の24時過ぎに起きており、7日の記録に入らない。

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1人も殺人がなかったことが、
ニュースになるサンパウロ。

このところ、景気がよいこともあってか、
市内中心部の治安は以前に比べて、かなり改善しているように感じる。

20時を過ぎたら人がいなくなっていた歴史的中心部セントロでも、
このところ深夜まで人がいっぱい歩いている。
それで、店も開いている。
それも、危険そうな雰囲気もなくである。

セントロ好きな自分としては喜ばしい。

本当は、ナタル(=クリスマス)前は、治安は例年悪くなるはずだ。
誰でも、よいナタルを迎えたいから、どうしてもそういうことになる。

殺人事件がたまたま無くても、
他の強盗や窃盗や詐欺などの犯罪はいくらでも起きている。

だから決して油断をしてはならないが、ともかくも少しでも安全なことは良いことだ。

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