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sexta-feira, 18 de janeiro de 2008

ブラジルで逮捕された日系人3人殺しの犯人についての、ブラジルでの報じられ方。

日本Japãoの焼津Yaizu市で、恋人とその子供2人を殺したことで告発されているエヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスEdilson Donizeti Neves45歳は、に偽名を使うことによってサンパウロSão Paulo州内陸部で1年以上インターポールInterpol (polícia internacional)から隠れることが出来た。

エヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスは、サンパウロ市から260キロ離れたサルタイアSarutaiá市で今週逮捕された。

犯罪は2006年末に起き、その残酷さでショックを与えた。

日本の警察によると、金銭問題に苦しんで、ブラジル人のエヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスは恋人の家に行った。
彼女は日系ブラジル人のソニア・アパレシーダ・フェヘイラ・サンパイオ・ミサキSônia Aparecida Ferreira Sampaio Misaki41歳で、窒息死された。

続いて、エヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスは彼女の10歳の子供を同様にして殺した。
そのあとで、エヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスは自分のアパートに戻り、ソニア・アパレシーダ・フェヘイラ・サンパイオ・ミサキの上の息子15歳にであった。
エヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスはまた窒息死させた。

エヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスは、犯罪を計画していたとして訴えられている。
その前に、彼はブラジルBrasilへ帰る航空券を買っていた。

警察が犠牲者の死体を見つけたときにはは犯人はすでに見下手いた。

犯人を追って、日本の警察はインターポールInterpolに助けを求め、そのあとブラジルの警察にこの件が報告された。

逃亡するために、犯人は名前をフラウミールFlaumirと変えて、サルタイアSarutaiá市の小農場に住んで、畜産業で働き始めた。

エヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスが生まれて、日本人のたまり場のバストスBastos市の警察は彼の隠れ家について通報を受けた後で、拘置することが出来た。
エヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスは家で逮捕された。
犯人はブラジルBrasilで殺人で裁かれる。
日本Japãoとの間に引き渡しの取り決めがないからである。

エヂルソン・ドニゼッチ・ネヴェスは、その後別れた最初の妻と、1991年に日本に移っていた。

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事実関係だけの、淡々とした内容である。
これは、サンパウロ市で発行されているDiario de Sao Paulo紙の記事である。

前にも、ブラジル人が日本で起こした事件でブラジルで裁かれたことが報じられたことを取りあげたが、こういうブラジル人が他国で起こした犯罪が報じられること自体が、異例だと思う。

ブラジルでも、3人という数字は決して小さくはない。
それに、計画的犯罪で、犠牲者に子供も入っているというのは、ほとんどのブラジル人がひどいと思うはずである。

だが、サンパウロ市では、昨日北部のバールにいた客が襲われて、7人が死んだ事件が起きた。
犯罪組織の何らかの抗争によるものと思われる。

その前には、同じ銃によると思われる殺人事件が白昼起きた。
殺されたのは、休暇中であった警察の幹部である。

ブラジルの中で、いくらでも殺人が起きている中で、
逮捕されたことが報じられたことだけでも、
評価すべきことではないかと思うのである。

裁判の結果が報じられるかどうか分からない。
大体1人殺すと、最大26年の刑である。
3人であれば、おそらくその3倍である。
だが実際に刑務所で過ごす期間は、はるかに短いのも事実である。

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バストス市は、日系人が多い小さな市である。

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