ブラジル・サンパウロのカルナヴァル2008 その21 今年も、あのキャンペーン。
1980年代中ごろ、ブラジルはAIDSの感染者数が、米国、フランスに次いで3位であった。
その後2位になったが、米国に追いつくことはなかった。
ブラジル政府は、
拡大を防ぐために、キャンペーンを続けていて、それはかなり効果を示している。
感染者が減っているということはないが、抑えられていることは間違いない。
なによりも、行動パターンが変わったことは間違いない。
カルナヴァルの時期になると、毎年、このキャンペーンが行われる。
今年も、保健大臣が、自らキャンペーンを説明している。
そして、テレビでキャンペーンCMも始まった。
女性が、「ダメ。 それならもうこれ以上○○しないで」ときつく言う。
そして、
「こんなことあると思っていない」と、別の女性からのメッセージ。
「20080129JN-CM-ContraAIDS.wmv」をダウンロード
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今や、この姿勢はブラジルの常識である。
いわゆる先進国の中で増加が著しい日本も、これくらいのキャンペーンをするべきではないのかな。
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