« ブラジル・サンパウロの公園 その94 「サンパウロ市の100公園計画」 2。 | Main | ブラジル・サンパウロの「新大学生」。 »

segunda-feira, 18 de fevereiro de 2008

ブラジル・サンパウロの「かなり安い昼食」。

ブラジル・サンパウロの物価は全然安くない。
ブラジル通貨のレアルが高騰していることもあって、ますます高い。

特に、外食は高い。

食材は安い、人件費も安い、家賃も安い。
でも、外食は高い。

昼食にいくらかかるのかといっても、
格差の激しいブラジルなので、
平均を見つけることは難しいし、無意味である。

だいたいレストランというのは、都心部や富裕層が住んでいるところにしかない。

その下にランショネッチという名前で、軽食もしくは大衆食堂がある。
これでも、周縁部には全くない。

市内全域にバールがあって、飲料以外にサンドウイッチやちょっとしたつまみものを出すのだが、こういったところも、都心部と周縁部では全くレベルが異なる。
都心部ではバールだけでは客単価が低いので、バールはランショネッチに変化しつつある。

周縁部までいかなくて、中心部から10数キロ当たりの距離にあるバールでも、15時くらいになると、その日仕入れていたパンが売り切れていて、もうサンドウィッチが作れないというところが多い。

だいたい周縁部に行く時には、午前中に行くか、昼食を済ませていかなくては、食べ損ねる。
向こうについてから食べようなんて思っても、まず店がない。
仮にあっても、入れるような雰囲気ではないところだ。

以前は、そしていまでもレストランはそうだが、昼食は12時くらいから14時過ぎくらいまでで、店はいったん夜に向けて閉まる。

ところが、都心部のランショネッチでは、このところ15時でも16時でも、供するところが増えている。
好きな時間に食べられるようになって、大変便利になってきた。
働き方が変わってきたのだろう。
もちろん、質も変わってきた。

まず、味がずいぶんと薄くなってきた。
特に塩を控えているようだ。
健康に配慮する人が多くなっているからだろう。
また、量が減ってきた。
もともと量が多すぎたので、これもよいことだ。
そして、葉野菜の使用が増えた。
これもよいことである。
女性の社会進出が進み、女性客が増えていることもあると思う。

-------------------------------
そこで、昼食にいくらかかるかということだが、
給与にかなりの差があるので、
昼食にかけられる費用も、人によって全く異なる。

給与が少ない人は、
外食はせずに、実はお弁当を持っていく。

外食をする人は、
それだけでもうある程度の人と見ることができる。

-------------------------------
拙宅の付近でも、
ランショネッチによって価格がかなり異なる。
客層も異なる。

高い店は別にして、
安い店のことなのだが、
客は工事関係者と思しき人が多い。

店によって、日替わりの安い昼食のセット・メニューをいくつか提供しているところがある。
これを、コメルシアルComercialというのだが、
とても安いところで、メニューにもよるが6レアル位から10レアル位である。
それよりもちょっと高い店は2-3レアルは高くなる。

それに、コーラなどが大体2レアルであることが多い。

昔ながらのコーヒーはただで、こういう店ではチップもいらないので、
全部で10レアル位(=650円)かかるということである。

拙宅付近は、パウリスタ大通りにも近いので、決して安いところではない。

-------------------------------
拙宅の近くではないのだが、
1年半前に、とても安いランショネッチを見つけた。

歴史的中心部のセントロである。
セントロだって、それほど安いところではない。

でも、表に掲示されているその店の価格は激安なのである。
Spd20070319p

通りかかった時に、何度か確認のために写真を撮ってきた。
Spd20071023g

2007年の10月から11月にかけて、一度値上げされているのだが、それでも激安である。
Spd20071116i

一度行こうかと思いながら、
ちょっと様子を覗いてみたり、前で逡巡してみたりしたこともあった。
質に問題があるだろうとか、不安を感じていたので、ずっと行かずじまいであった。

先日、ついにチャレンジをしてみた。

-------------------------------
前からの観察で、どうもオーナーは中国人のようだったのだが、
はたして表に出ているのは、2人でともに中国人だった。

店の内装は、決して不潔ではない。
標準である。
Spd20080211cc

レジには、オーナーもしくはその身内と思しき女性が陣取っていた。
ブラジルでは、一般に使用人にはお金を扱わせない。
ただ、この女性はずっと電話で誰かと喋っていた。
客がお金を払うときにも、電話を切ることはなかった。
Spd20080211cd

ごくふつうに安いメニューのピカジーニャを頼んだ。
安い肉を圧力なべで煮込んで、柔らかくしたシチューのようなものだ。
これは、その店のレベルを見るのに、一応標準としていいものだ。

もともと安いのだから、肉質には期待できない。
ただ焼いたものなどを注文すると筋や脂身ばかりのが出てくることは間違いない。
ピカジーニャであれば、やわらかくなっているし、身もほぐれやすいのである。

標準のメニューに目玉焼きも追加したのだが、
すぐに出てきた。
米とフェイジョン(=豆)そしてサラダも付いている。
一見したところ、とても落ちるということはない。
Spd20080211ce

でも、食べてみて、やはりなというレベルであった。
肉は半分も食べられなかった。
脂身が多かったからである。

それでも、全体として量はまあ足りていた。
価格を考えると、妥当なところであった。

全部で6レアルであった。

-----------------------------
でも、もうこの店にはいかない。
やっぱりもう少し支払って、もう少しましなものを食べたいからだ。

客層は、この店にふさわしい感じの人ばかりであった。
でも外食できるのだから、それなりのレベルの人であることは言うまでもない。

この店の場所はセントロの北西の端、通称クラコランヂアにある。
※クラコランヂアとは「クラック」からきている。
ドッキ・ヂ・カシアス大通りに面しているが、
表にはなんだか「薬」でいかれたような人たちがふらふらと歩いているようなところである。

昼間は、普通の人の通りのほうが多いので、特に問題はないだろうが。
Spd20080211cf

|

« ブラジル・サンパウロの公園 その94 「サンパウロ市の100公園計画」 2。 | Main | ブラジル・サンパウロの「新大学生」。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37758/40168486

Listed below are links to weblogs that reference ブラジル・サンパウロの「かなり安い昼食」。:

« ブラジル・サンパウロの公園 その94 「サンパウロ市の100公園計画」 2。 | Main | ブラジル・サンパウロの「新大学生」。 »