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quarta-feira, 23 de abril de 2008

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その157 Os gêmeos 14。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ。

サンパウロ市が、きれい好きな市長のせいで、
市の管轄にある施設や道路にあるグラフィッチを消しているのである。
消える前に、消される前に少しでも早く写真にとっておこうという焦りもある。

サンパウロ市の全域に、こういったグラフィッチはあるのだが、程度の良いものは歴史的中心部のセントロを中心としたところに多い。

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、
もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、
その地域にマッチしている作品を
描き続けている作家は、
何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、
作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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バンドフォ兄弟は、多作である。

今も、描き続けている。

なかった所に、新作を発見することも多い。

ただし、消されてしまったものもある。

彼らの多くの作品は、
かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシ、リベルダーヂ、ベラ・ヴィスタのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

描いた彼らはもっと大変だっただろうか。

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サンパウロ市北部のカランジル。
カランジルと聞いただけで、刑務所を思い出す人は、映画通だ。

そのカランジル刑務所地区の南側を通るザッキ・ナッキ大通り。
本来は、あまり利用しないほうが良い通りである。
理由は、そこに警察の組織犯罪取締本部があるので、警察車両が突然飛び出してきたりすることがあるのと、この本部を狙う組織があって、ときどき道路が閉鎖されたり、警戒が厳重になるからである。
巻き添えは食いたくない。
さらに、その東には、5階建てのアパートになっているのだが、よく騒ぎを起こすファヴェーラがあり、こちらも道路で物を燃やして閉鎖することがあるからである。

この警察とファヴェーラの間には、南北に流れる小さな川がある。
この川をはさんで、ザッキ・ナッキ大通りの北側には、木造のバラックという正真正銘のファヴェーラがあったが、何度か火をつけられるなどして、今は完全に撤去されている。
Spd20080205ci

そのファヴェーラ跡地に残った壁に、パンドルフォ兄弟の作品を発見した。
Spd20080205ck

何とも、さびしい表情の作品である。
Spd20080205cj

現地の東側200メートルくらいには、5階建てだが、ファヴェーラがある。
あのファヴェーラの北側を通るアントニオ・ドス・サントス・ネーロ通りは、なかなかスリリングなところである。
Spd20080205cl

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