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domingo, 13 de abril de 2008

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その147 Os gêmeos 4。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ。

サンパウロ市が、きれい好きな市長のせいで、
市の管轄にある施設や道路にあるグラフィッチを消しているのである。
消える前に、消される前に少しでも早く写真にとっておこうという焦りもある。

サンパウロ市の全域に、こういったグラフィッチはあるのだが、程度の良いものは歴史的中心部のセントロを中心としたところに多い。

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、
もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、
その地域にマッチしている作品を
描き続けている作家は、
何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、
作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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バンドフォ兄弟は、多作である。

今も、描き続けている。

なかった所に、新作を発見することも多い。

ただし、消されてしまったものもある。

彼らの多くの作品は、
かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシ、リベルダーヂ、ベラ・ヴィスタのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

描いた彼らはもっと大変だっただろうか。

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渋滞は嫌なものだが、
渋滞の時にこそ、普段見ることができないものを見つけることができる。

サンパウロ市の歴史的中心部セントロの南側を回って、東部と西部を結ぶ高架道路ラヂアル・レスチ・オエスチは、よく利用する。
日中は、事故でもない限りは、それなりに流れているのだが、夕方近くなると渋滞する。
Spd20071121czk

渋滞になり、何気なく左を見たら、あった。
このあたりは幅広く4車線はある対向車線の交通量も多く、完全に把握することは難しい。
Spd20071108c

翌日また通りかかった時に、もう一度確認した。
確かに、パンドルフォ兄弟のグラフィッチに間違いない。
しかし、絵のわきには住民がおられる。
Spd20071109a

このグラフィッチが描かれている場所は、リベルダーヂ地区のグロリア通りの三重県橋という陸橋の南詰の下である。

できれば楽をして、撮影をしたい。
グロリア通りの、一本隣のガルボン・ブエノ通りの大阪橋から、撮影してみた。
距離があるし、橋げたの下は暗く光量が足りない。
それに、距離もあるし、角度も悪い。
Spd20071121czm

歩道はそれなりの広さはあるが、駐停車は禁止である。
事実上の自動車専用道路なので時速70キロ以上で、車が絶え間なく通り過ぎる。
とても、車をこの道で止めることは危険である。

交通量が激減する日曜日にも実地調査をしたのだが、やはりこの場所での駐車は難しいそうだった。
この三重県橋の手前は、サンパウロ市の南北の大幹線道路のヴィンチ・トレース・ヂ・マイヨ大通りから、このラヂアル・レスチ・オエスチへの連絡路が合流してくるところで、連絡ををカーブしてくるドライバーは左の本線に気がいっている。
右側に、駐車している車を見落とす可能性がある。

結局、このグラフィッチまで歩いていくことにした。
とはいうものの、どこからでもいけるわけではない。
サンパウロ通りという名前だけは立派な通りがあるのだが、現実は身がすくむような通りがラヂアル・レスチ・オエスチの南側に並行している。
Spd20071121co

このサンパウロ通りと交差するミツオ・ミズモト通りが、ラヂアル・レスチ・オエスチにぶつかって切れている。
そこは、段差が少なく、ラヂアル・レスチ・オエスチの歩道に出ることができる。
Spd20071121cp

そこから約300メートルほど、歩道を西に行く。
Spd20071121cy

途中のコンセリェイロ・フルタード通りのシンペイ・ウエツカ陸橋の下には、この日一家族がお住まいになっていた。
Spd20071121cv

Spd20071121czj

このシンペイ・ウエツカ陸橋の橋脚のひび割れから、わずかに地下水が漏れ出ており、生活用水として使えるからだ。
Spd20071121cx

三重県橋の下に着いた。
Spd20071121cw

2体のグラフィッチがあった。
Spd20071121cs

Spd20071121cr

2体を同時に正面から撮影するには、歩道だけでは十分ではなく、車道に出なくてはならない。
それは、交通量が多いので断念した。
Spd20071121cq

Spd20071121cu

三重県橋の北詰の橋脚にもグラヂッチがあったが、大した作品ではなかった。
Spd20071121ct

かなり、ロケーション・ハンティングに苦労をした撮影であった。

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