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domingo, 25 de maio de 2008

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その171 Os gêmeos 28。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ。

サンパウロ市が、きれい好きな市長のせいで、
市の管轄にある施設や道路にあるグラフィッチを消しているのである。
消える前に、消される前に少しでも早く写真にとっておこうという焦りもある。

サンパウロ市の全域に、こういったグラフィッチはあるのだが、程度の良いものは歴史的中心部のセントロを中心としたところに多い。

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、
もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、
その地域にマッチしている作品を
描き続けている作家は、
何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、
作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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バンドフォ兄弟は、多作である。

今も、描き続けている。

なかった所に、新作を発見することも多い。

ただし、消されてしまったものもある。

彼らの多くの作品は、
かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシ、リベルダーヂ、ベラ・ヴィスタのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

描いた彼らはもっと大変だっただろうか。

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サンパウロ市の歴史的中心部セントロの南に隣接するリベルダーヂ地区も彼らの作品が多いところである。

サン・ジョアキン通りにも、パンドルフォ兄弟による作品がある。
プロドゥソンと彼らが呼ぶ巨大な壁画である。

曹洞宗の寺院の前である。
Spd20071215cj

廃墟となっていたかつての学校が、今リフォーム工事をしているのだが、そこの壁に描かれている。
Spd20071215cm

ここは、
日本移民100年記念事業の一つとして、
間部学美術館として生まれ変わることになっている。
Spd20071215ci

Spd20071215ch


巨大な作品なので、道の反対側から撮影しても、全貌をとらえることができない。
(相応の広角レンズが必要だ。)
Spd20071215cd

Spd20071215cf

Spd20071215cc

Spd20071215ca

この大きな人物画の左の二人は、実はパンドルフォ兄弟である。
彼ら自身が登場しているのは、いまだここだけしか知らない。
Spd20071215cb

そして、壁絵の下部に小さく同じ人の顔が並んでいるのだが、これは間部学画伯の顔である。
Spd20071215cg

すでに、故人となっているのだが、間部学画伯は非常に著名な画家であった。
なんどかご尊顔を拝したこともあった。
日本経済新聞の「私の履歴書」にも登場された方である。

※この作品が描かれてすぐに、ある方からその旨のご連絡をいただいた。
 市内のどこに描かれているか分からない作品を見つけ出すのは大変なことなので、
 こういったご協力は大変にありがたい。

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Comments

写真撮影、ご苦労さまです。グラフィッチは、特に、撮影が大変だと思いますが、続編を楽しみにしています。昨日のFOLHA DE SAO PAULOのREVISTA DE FOLHAの最後のページに、OSGEMEOSの作品が出てます。この作品には、"O graffiti esta sendo apagado...."という一節が。強烈な個性を感じますね。それから、その2ページ前に、犬の珍しい病気の記事があり、最後の部分がウチの犬です。話した内容は、正確に伝わっているのですが、なぜか、名前が間違ってます。が、とくかく、こんな病気もあるんだということで、ご注意ください。

Posted by: viny | segunda-feira, 26 de maio de 2008 at 12:55

>Viny様
ご連絡ありがとうございます。
Revista de Folhaに掲載された作品は、レボウサス大通りのチエテ通りとフランカ通りに挟まれたところになりますが、すでに消えていました。
消されたのは、つい最近ではないようで、落書きがもうありました。
いずれ消された特集でもと考えています。
それほど、サンパウロ市当局も本気で消しまくっています。
獣医ですが、随分とレベルに差があるようですね。
ペットショップに時々やってくるような獣医ではなくて、専門医のほうが良いそうですね。
先月まで、IVYという検査機関に頻繁に通っていました。

Posted by: Sao_Paulo | segunda-feira, 26 de maio de 2008 at 15:25

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