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segunda-feira, 28 de julho de 2008

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その215 Os gêmeos 72 Cambuci編24。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ。

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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バンドフォ兄弟は、多作である。
今も、描き続けている。
なかった所に、新作を発見することも多い。
ただし、消されてしまったものもある。

彼らの多くの作品は、
かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシCambuci、リベルダーヂLiberdade、ベラ・ヴィスタVela Bistaのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

描いた彼らはもっと大変だっただろうか。

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サンパウロ市の歴史的中心部セントロから南東に隣接するカンブシCambuci地区の低地地域が、パンドルフォ兄弟の地元である。
彼らのグラフィッチがいとも簡単に多く発見される。

あまりに作品が多いので、作品が存在する場所を記憶することができなかったのがほとんどである。

カンブシの低地地区の東端にアレシャンドリーノ・ダ・シルヴァイラ・ブエノ通りという通りがある。

そこに、焼けただれた建物がある。
Spd20071230ce

外観から判断するに、大型のトラック出入りするための倉庫だったようだ。
プラットフォームがある。
Spd20071202czr

そこは、いま「住民」によって占拠されている。
Spd20071202czv

Spd20071202czw

そこにある日、パンドルフォ兄弟の作品を発見してしまった。
発見してしまったので、撮影しなくてはならなくなった。

作品には、中年女性と犬が描かれている。
Spd20071230cf

その犬には、登場してもらった。
中年女性は、作品の右にある入り口の奥にお住まいらしい。
だが、集まってきた住民によると、ちょっと難しい人だということで、本人登場は断念した。
後日、ご本人を見かけたが、作品そのままの人であった。
Spd20071230cg

この建物の中に、
70数家族、約300人が住み、子供が40人もいると聞いた。
集まってきた住民の女性の多くは、突き出たお腹を見せていた。
今頃は、子供の数は50人を超えているだろう。
Spd20071230ch

この作品の撮影には、ちょっとした勇気が必要だった。
でも、気のいい人たちであった。
言葉が通じ、会話が成り立った。

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Comments

初めまして。
いつもブログ拝見させて頂いております。

Os Gemeosは、彼らの哀愁漂うタッチ、また、その描く対象(意味がわかりかねることがほとんどですが)、そして何よりも、それをGraffitiというかたちで表現していることに、甚く興味をそそられます。

また、実際に彼らの作品が消されていくのを垣間見るようになり、私も作品を発見した場合にはできる限り写真におさめるようにしております。


さて、本作品、彼らが通常描く女性とは雰囲気が違うなあ、とは思っていたのですが(洋服の描写はまさに彼らの作風ですが)、やはり、実在する女性だったのですね。何となくそうなのではないかと、勝手に想像しておりました。


また、犬が描かれているとは知れませんでした。

何度も建物の前は通っているのですが、おっしゃる通り非常に勇気がいり、未だ写真にはおさめられておりません。

今回のブログを拝見し、やはり、さすがであるなと、一人で妙に感心させて頂きました。

住民の方々が、気のいい方たちであった、というのも何か嬉しくなりました。

今後も、楽しみに拝見させて頂きます。

Posted by: Masa | terça-feira, 29 de julho de 2008 23:53

>Masa様
このところ、パンドルフォ兄弟の新作を見つけることは非常に困難になり、逆に消されたところを見るばかりで本当に残念です。
このカンブシ地区も、この半年で消えてしまったものがいくつかあります。
いつか消されてしまうものだとはいえ、あまりに寿命が短すぎます。
昨年の「サンパウロの公園」の取材時に、かなりの周縁部にいくことがあり、そのあたりの住民とどのように接したらよいのかが、少しわかってきました。
パンドルフォ兄弟の作品も、ほとんど都心部のちょっとすさんだところにあり、どうしても住民との接触をしなければならなかったところがありました。
とにかく、堂々として、そして、彼らと、普通の人と同じように接することが第一です。
まず、住民に目的を告げ、許可を得ることです。
できれば、そのコミュニティーのリーダーと接触できればベストです。
素早く撮影を済ませるにしても、逃げるようにして去るのではなく、住民とお話をしてあげるとよいと思います。
彼らも、外部の人間と、話せる機会は滅多にありません。
楽しがっているようでした。

Posted by: Sao_Paulo | quinta-feira, 31 de julho de 2008 01:12

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