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quarta-feira, 20 de agosto de 2008

ブラジル・サンパウロの路上に生きる子供達 その17 スーパーに入ることができない子供。

拙宅から、
北に、
車で10分ほどのところに、
ウォールマートのパカエンブー店がある。

ある日の午後、
曇って、雨も降っていた日だった。

レジが何十台も並ぶいわゆるハイパーマーケットである。

入ってすぐ右側には、生鮮食品売り場があって、人も多いのだが、奥に行くにつれて、人が少ない売り場がある。

雑貨や園芸用品などの売り場があるところだ。
そこに、二人の子供がいた。

しばらくして、
その二人の子供が、
警備員に連れ出されていった。

もう同じことを何度も、何日も繰り返しているのだろう。
おとなしく警備員の後を歩いていった。
Sps20080807ca

こういった子供達にも、そしてその家庭にも、スーパーでものを買うようなお金はない。
子供達は、スーパーに行っても、何も買わないし、買えない。

ほしいものを見つけると、
それを手にして、
レジに並んでいる客に、
それの支払いを請うのである。

牛乳であったり、卵であったりという場合が多い。

多くの人は断るが、
そう裕福でもなくむしろ貧しい人が、その願いを聞き入れることが多い。

このような子供が、商品を店内で飲んだり、食べたりすることもある。

時には、なめ回したり、なで回したり。

もしかしたら、盗みもするのかもしれない。

店としては、
やはり迷惑なので、退去してもらうしかないのである。

雨の中、
退去させられた子供達は、
きっとまた舞い戻ってきたはずだ。

そうしないと、
親が納得しないし、
一家が生きていけないことは何よりも子供が知っている。
Sps20080807cb

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