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quinta-feira, 7 de agosto de 2008

ブラジル・サンパウロの路上に生きる子供達 その16 空き缶。

ブラジル・サンパウロの中心部に近いパカエンブー競技場のサッカーの試合の時には、
観客は入り口でボディーチェックを受ける。

固いものは持ち込み禁止である。

スポーツ新聞などの紙類もだめだ。
燃やすからかもしれない。

傘もだめだ。
ビニール製の雨合羽を使うしかない。

カメラやビデオやラジオは問題ない。
そんな高価なものを投げるわけはない。
それにそういうものを持っている人は、良識と理性が働く人だ。

缶や瓶も当然だめだ。
水の入ったペットボトルもだめだ。

競技場内で売っている、250ミリリットル程度のコップ入りの高い高い水を買うしかない。

少なくない観客が試合のずっと前に競技場の周辺に集まって、
友人達と、
いっぱいやって気勢をあげる。

そういった人たちに、飲料を売りに来る行商人が競技場周辺にいっぱい集まってくる。

観客達は、
飲んだ後の空き缶は、ゴミ箱に入れるようなことはしない。
そのあたりに投げ捨ててゆく。

だが、試合が終わるまでには、そういった空き缶はもうすっかり無くなっている。

廃品回収を生業とする人たちが、
空き缶を発見次第拾っていくからだ。
そういう人たちも、たくさん集まってきて、観客の手から空き缶が離れるのを待っている。

そんな中に空き缶を集める子供がいた。
いつの日か、観客になることができるだろうか。
Sps20080719cf

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