サッカー・ブラジル・オリンピック代表 その7 ベトナム代表に勝利。
トレーニングのリズムで、ブラジル・オリンピック代表seleção olímpica brasileiraは8月1日(金)ハノイHanóiで行われた対ベトナムVietnã代表戦に2対0で勝利した。
(ベトナム代表の先発)
(ブラジル代表の先発)
※クリックすると拡大する。
ブラジルのゴールは、ロナウヂーニョ・ガウーショからボールを受けたアレシャンドレ・パトAlexandre Patoとチアゴ・ネヴェスThiago Nevesが決めた。
これは、北京Pequimオリンピックのためにチームが出発する前の最後のテストであった。
ドゥンガDunga代表監督に率いられたチームは、土曜日の朝(*ベトナムVietnã時間)に中国Chinaの瀋陽Shenyangに向かって出発し、そこで引き続きオリンピックの準備を続ける。
チームの初戦は、8月7日(木)の対ベルギーBélgica戦である。
ベトナムと対戦する前に、ブラジルは月曜日に親善試合で、シンガーポールに3対0で勝利していた。
ロナウヂーニョ・ガウーショが、ブラジル代表で7ヶ月ぶりにゴールした。
シンガポールとの試合で、DFアレックス・シウヴァAlex Silvaが退場になり、このベトナムとの試合には出場できなかった。
ブレーノBrenoが代わりだった。
ブラジル代表と止めるという試みは難しかった。
ベトナムは、ベトナムに帰化したブラジル人GKのファビオ・ドス・サントスFábio dos Santosによって守ろうとした。
ベトナムに到着したときに熱狂的な歓迎を受けたブラジルチームはグラウンドに入り、試合のはじめに敵に大勝するというシグナルを見せた。
最初のゴールは、前半6分のアレシャンドレ・パトによるものだった。
アレシャンドレ・パトAlexandre Patoは、ロナウヂーニョからのよいパスを受けて、GKが出てくるところを決めた。
試合を支配したにもかかわらず、ドゥンガDunga代表監督の指示はリズムを保持することができず、攻撃の危険なプレイをすることなくパスを繰り返した。
前半の半分に、ドゥンガは交代を背せざるを得なかった。
チアゴ・シウヴァThiago Silvaが怪我でグラウンドを離れ、ドゥンガDunga代表監督はMFラミレスRamirezを入れた。
この交代で、ルーカスLucasはDFとしてプレイした。
インターバルに、厳しいマークを受けていたロナウヂーニョRonaldinhoはチームのできをほめ、ブラジルチームは馴染んできたと言った。
「毎日、馴染んできている。 はじめに目的だったゴールをした。 ここの暑さはものすごい。 ずっとリズムを維持することはできない」と、言った。
後半のはじめに、ベトナムVietnãはブラジルBrasilを脅かせた。
もう少しで引き分けにするところだったが、GKレナンRenanがよい守備で、ゴールを阻止した。
21分に、ベトナムのもう一度のチャンスで、ボールはポールに当たった。
ドゥンガDunga代表監督はまたチームを変えた。
ジョーJôとチアゴ・ネヴェスThiago Nevesが、アレシャンドレ・パトPatoとヂエゴDiegoの代わりに入った。
そのあと、イルシーニョIlsinhoが、マルセロMarceloに代わった。
ブラジルは、新たに選手を入れて元気になった。
36分に、チアゴ・ネヴェスThiago Nevesが2ゴール目となるよいシュートをした。
最後に、ラファエル・ソビスRafael SóbisがエルナーネスHernanesに代わって入り、チームはさらに攻撃的になった。
「20080801JN-SelecaoOlimpica-Amistoso-Vietnam.wmv」をダウンロード
-------------------------------
試合は、ブラジルが支配していたのは事実だった。
でも、それほど熱の入った試合ではなかった。
ベトナムも、時折中盤からチャンスを得て、ブラジルゴール近くまで進み、シュートをすることが何度もあった。
この親善試合の目的は、ブラジル・チームの選手達の間の意思の疎通をよくするためというのはわかるが、パスをいたずらに回している時間が多かったように思う。
ベトナムからの生中継は、何度も映像が途切れた。
撮影スタッフも、サッカーの試合になれているようではなく、あまり上手とは言えなかった。
それにしても、ブラジル代表がベトナムに到着したときにすでに報じられていたのだが、ベトナムにもブラジル人が帰化しているとは。
どこにでもいるブラジル人である。
The comments to this entry are closed.
Comments