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terça-feira, 9 de setembro de 2008

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その230 Os gêmeos 88。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ。

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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バンドフォ兄弟は、多作である。
今も、描き続けている。
なかった所に、新作を発見することも多い。
ただし、消されてしまったものもある。

彼らの多くの作品は、
かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシCambuci、リベルダーヂLiberdade、ベラ・ヴィスタVela Bistaのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

描いた彼らはもっと大変だっただろうか。

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サンパウロの歴史的中心部セントロのレパブリカ広場の西側は、好きなところだ。
レパブリカ広場は気が抜けないので好きではない。

レパブリカ広場からラルゴ・デ・アロウシュ(=アロウシュ広場)へ向かうドトール・ヴィエイラ・デ・カルヴァーリョ通りは、以前から層だったのだが、今や週末の夜は「ノンケ」の人はちょっと歩きにくい状況になっている。
「売り」の少年も何人も立っている。

ラルゴ・デ・アロウシュにしても、高級レストランが並んでいたところだったのだが、今その当時のままに営業しているのはあのフランス料理店くらいである。
GLBTの店ばかりになってしまったと言ってもよいくらいだ。
それはそれで楽しいのであるが。

ドトール・ヴィエイラ・デ・カルヴァーリョと交差する、ヴィトリア通りやアウロラ通りは、さらに猥雑である。
素人が深夜に徘徊するようなところではない。

レパブリカ広場から最高級アパート街の維持絵のポリス地区へ延びるマルケス・ヂ・イツー通り。
日中は画材店や額縁店がずらりと並んでいる。
それらの店を覗いてみるのも楽しい。

ラルゴ・デ・アロウシュから出て、マルケス・ヂ・イツー通りと交差するベント・フレイタス通りは、20何年か前は毎夜とても賑わっていた。
ところが、その賑わいの元であったあの種の店はもうすべて無くなってしまい、すっかり静かになってしまった。
寂しい限りである。
ベント・フレイタス通りの隣のレゴ・フレイタス通りには、今も夜には女性が立っている。
でも、女性をよそおっている人もかなり多いので、その趣味がない人は、むやみに声をかけない方がよい。

元々、このあたりは、1960年代は、サンパウロ一の盛り場であった。
ボサノバの時代のことである。
ついでに述べておくと、1970年代は、その賑わいは、アウグスタ大通りに移った。
今は、もっと先に行ってしまった。
サンパウロの町の拡大につれて、富裕層の多いところが南西方向に移っているので、それとともに彼らの遊び場も移っている。

前置きが長くなりすぎた。
マルケス・ヂ・イツー通りに平行している1本隣の道になるジェネラル・ジャルヂン通りに、パンドルフォ兄弟の作品を思いがけなく発見した。

このあたりで、彼らの作品は、一つだけ発見していたが、現役の商業地区で、パンドルフォ兄弟の作品が描かれるような廃ビルや壁があまりないところなので、発見したときは驚いた。
Sps20080717czs

このグラフィッチが描かれた後に、壁の一部を工事したようで、作品の重要な部分が失われているのは、残念である。
Sps20080717czr

隣には、ニナ・パンドルフォの作品もあった。
Sps20080717czq

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