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segunda-feira, 8 de setembro de 2008

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その229 Os gêmeos 87。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ。

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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バンドフォ兄弟は、多作である。
今も、描き続けている。
なかった所に、新作を発見することも多い。
ただし、消されてしまったものもある。

彼らの多くの作品は、
かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシCambuci、リベルダーヂLiberdade、ベラ・ヴィスタVela Bistaのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

描いた彼らはもっと大変だっただろうか。

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サンパウロ市の歴史的中心部セントロから南東に隣接するカンブシCambuci地区の低地地域が、パンドルフォ兄弟の地元である。
そこでは、彼らのグラフィッチがいとも簡単に多く発見される。

サンパウロ市の歴史的中心部のセントロ。
ずっと治安が悪いところであったのだが、
この2-3年とても改善された。

特に、麻薬売買が公然と行われていたことから”クラコランヂア”と呼ばれていたルース駅の南側は、地下鉄駅の建設に伴って、再開発が勧められようとしており、車で通ることが出来るようになった。

このルース駅から、南に延びるカスペル・リーベロ大通りで、パンドルフォ兄弟の作品を見つけた。
Sps20080629cl

2年前は、昼間でも、女性が立っていたようなところである。
今は、だいたい日没後に、駅周辺に、何十人かいるだけだ。
Sps20080629cp

そこを歩いていると、
新駅建設工事現場の隣にある、閉鎖されたビルに、作品を発見した。
Sps20080629cm

建物の入り口を閉鎖し、誰も立ち入ることが出来なくするために使ったコンクリートブロックの壁に、グラフィッチは描かれていた。
Sps20080629co

色づかいが美しい作品である。
Sps20080629cn

※※このあたりは、安全になったといっても、
   セントロでは、今も一番の危険地域の一つと考えられる。
   クラコランヂアは無くなったわけではなく、
   数百メートル移動しただけである。
   サンパウロの街歩きに自信があり、
   この周辺環境に溶けこめると自負できる人だけが、
   この作品の鑑賞を検討されたい。
   時間としては、平日および土曜日の日中および、
   日曜日の午前をお勧めする。

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