第28回サンパウロ・ビエンナル その10 会場の様子。
10月26日(日)から12月6日(土)まで、
サンパウロ市のイビラプエラ公園のビエンナル館で開催の
「第28回サンパウロ・ビエンナル」。
まず、開幕初日に行ったときの、会場の様子を紹介したい。
いかに、空っぽなのかをだ。
最下層の地上階である。
女性が座っているのは、スポンジで作られた長椅子で、会場の各所に置かれている。
最下層にはイベントスペースがある。
ミュージック・ショーも開催されるのだが、なぜビエンナルに必要なのだろうか。
最下層から上層へ向かうスロープ。
ここに、今回のビエンナルのコンセプトと各フロアについての説明などが、またもや床に書かれている。
無彩色でたいそう読みづらい。
実際ほとんどの人が通り過ぎていた。
興味がある人は、読んでいただきたい。
英文でも書かれている。
スロープを上ったところに、「第28回サンパウロ・ビエンナル」の正式な看板があり、入り口がある。
本当に何もないのだ。
唯一あるのは、滑り台の乗り口の一つである。
そして、最上層。
今回のビエンナルでは、徹底的に厚手のコンパネが使われている。
椅子や什器など、すべてコンパネで制作されている。
作品については、次回以降に紹介を行っていきたい。
続く。
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