ブラジル・サンパウロの「ナタウ」2008 その2 巨大ツリー。
もうあと2ヶ月で、ナタウ(=クリスマス)になる。
このところの経済の動きからして、
株、投資信託それに為替で、財産を目減りさせ、
さらに金利の上昇で負債の返済の負担が増えている中流層以上の「可処分所得が多い階層」は、
当然大きな出費を控える行動に出ているようだ。
超富裕層は多額の損失を出しているだろうが、
買い物程度には変化はないだろう。
彼らが散財をしないと、その下の階層にはお金が回っていかない。
所得の再分配が進まないと、治安に問題が出てくる。
今のところ、一時帰休などの話題も出ているが、
失業率が上がっていないのが、まだ救いだ。
ただ、例年並みに、このところ物乞いが増えてきたのには閉口している。
時期的なものだ。
さて、イビラプエラ公園の脇に、設置が進んでいる巨大ツリーが、
今年は12月7日に点灯式を行う。
2004年に始まって、今年で5回目になるこのツリー。
今年も、さらに豪華なイルミネーションになるようだ。
夜になると、このあたりは、見物人で大渋滞になることが必至だ。
The comments to this entry are closed.
Comments