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terça-feira, 4 de novembro de 2008

ブラジル・サンパウロのブエノス・アイレス公園で大木が倒れた。

11月1日(土)の午後、サンパウロSão Paulo市中心部の最高級アパート地区イジエノポリスHigienópoliのブエノス・アイレスBuenos Aires公園のある木が倒れて、女性が怪我をした。

消防署によると、事件は15時40分過ぎに起きた。
45歳の女性が擦り傷を負い、サンタ・イザベル病院hospital Santa Isabelで手当を受けた。

木が倒れたときには、公園は毎日現場を歩いている常連で一杯だった。
この地域の住民は公園の樹木の手入れが悪いとクレームをした。

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短いニュースであるが、
多くのことを含んでいる。

ただ、木が倒れて、女性がわずかな怪我をしただけなのであるが、わざわざニュースになったことにも理由がある。

このイジェノポリスは、
サンパウロ市の中心部に隣接していて、
この地区のアパート自体はもう古いが、
もっとも高級なアパート街なのである。

当然、住民の社会階層もとても高い。

住民の生活も、思考も、そして言葉すらも、ほかの地区とは異なる。

この公園に来る人たちも、そういう人たちである。

所得も高く、必然的に納税金額も多い。

市政に対する力もきわめて強い。
サンパウロ市では、行政サービスは決して公平ではない。

そういう人たちが住んでいる地区で起きたからこそ、記事になったのだ。

さらに、この新聞は、サンパウロ市の一流紙で、
購読層も、社会階層の人だけしか読まない。
ブラジルでもっとも発行部数が多い30数万部の発行であるが、世論を動かす力は強い。

中間層の人は新聞すら毎日に読んでいないのが実情である。

まして、大多数の人は、新聞を読むお金などあるはずもない。
ただで見ることができる地上波のテレビのニュースだけである。

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付け加えておくと、
倒れた木は、ゴムの木の大木だった。

誰も怪我をしなかったというこの公園での情報だったので、
実際女性の怪我はきわめて軽傷だったのだろう。

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