ブラジル・サンパウロの「コピー物撲滅の日」。
12月3日(水)は、
「コピー物撲滅の日」だったそうだ。
ブラジル・サンパウロでよくあるコピー物は、
CDとDVDである。
音楽CD,PCソフト、ゲーム機ソフト、そして映画DVDで、
街中で広く堂々と売られている。
安い。
リベルダーヂに行くと、
日本語のソフトも売られている。
PCソフトも売っている。
時々、摘発が行われている。
そして、時々「製造元」や「保管場所」が発見されて、大量に押収されている。
さて、
パカエンブー競技場の前にあるシャルレス・ミラー広場に、昼過ぎに人だかりがあった。
このようなデモンストレーションは、いつもここで行われる。
1年に2-3回はあるような。
ただ、全部割れているようでもなかった。
この催しが終わったあとの、後片付けを見ていたが、大変そうだった。
おまけに、ラベル紙が舞って、飛んでいって、清掃に手間がかかりそうだった。
ここで、何万枚か割っても、全く影響はない。
市内の売り場にはいくらでもある。
それに、ブラジルには、
これらソフトの無料ダウンロード・サイトがいっぱいある。
もちろん、違法である。
テレビのニュースでは、
コピー物の氾濫によって、
正規の権利者の利益が失われることによって、
雇用も減って、
経済にダメージを与えていると言っていた。
コピー物を売って生業としている人たちに、
お金が回っているという「実体経済」には言及はなかった。
The comments to this entry are closed.
Comments