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segunda-feira, 23 de fevereiro de 2009

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その256 Os gêmeos 114。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ。

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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バンドフォ兄弟は、多作である。
国際的に有名になった今でも、描き続けている。

彼らの多くの作品は、かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシCambuci、リベルダーヂLiberdade、ベラ・ヴィスタVela Bistaのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

作品の撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は周囲の治安の問題などで、撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

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2008年を通して、パンドルフォ兄弟の作品のみならず、
サンパウロ市内で次々とグラフィッチが、
サンパウロ市当局によって、塗りつぶされていった。

過去に紹介してきたグラフィッチのかなりの作品はもうなくなっている。

2008年の12月下旬あたりから、
「グラフィッチ狩り」の手が緩んでいるように思えていたのだが、
再び活動を活発化させているようだ。

一方、2009年に入って、
パンドルフォ兄弟の創作活動が非常に活発になっていて、
新作が次々と描かれているようだ。

新作および旧作の探索も、ひところよりやや精力的に行うようにしている。

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サンパウロ市の歴史的中心部セントロの市立市場と、
タマンドゥアテイ川を挟んだ東側にあるサン・ヴィットというビル。
サンパウロでもっとも有名な廃墟ビルである。
Sps20090201ce

この近くを通るときには,いつも見つめてしまう。
一見モダンに見えるこの建物は、建築後50年以上たっている。
集合住宅ビルである。
だが、20数年前には、もうほとんどこのような状態だった。
Sps20090119czf

渋滞の中で、見ているうちに、
パンドルフォ兄弟によるグラフィッチらしきものを発見してしまった。
早速、分析確認のために,写真に撮った。
肉眼でははっきりしないところも、
写真であれば、
ゆっくりと確認することが出来る。
Sps20090119czg

このあたりは,交通量が多く、一方通行の道がほとんど、
早々簡単に、現場に行き着くことは出来ないし、
また、夕方以降は治安にかなり不安のあるところなのである。
Sps20090201cd

描かれている場所が、
建物の屋上付近であるし、
描かれてからかなり時間もたっている作品のようなので、
すぐに消されてしまうこともないだろうと判断したので、
現場があまり混雑していない日曜日にロケに出かけた。

作品は、サン・ヴィット・ビルではなく、
その東側のビルの塔屋に描かれている。
Sps20090201ci

Sps20090201cj

顔だけの作品だが、
まごうかたなき、
パンドルフォ兄弟によるグラフィッチである。
Sps20090201ck

近作にはないタッチである。
Sps20090201cl

実は、
このビルの手前側のビルの壁に描かれているパンドルフォ兄弟によるグラフィッチをすでに紹介していたのだが、そのときには、そのさらに上方の奥に作品があることには気づかなかった。
Sps20090201cm

以前の作品もまた健在である。
Sps20090201cn

撮影は、
建物の南側のサン・ヴィット広場から行うしかない。
このサン・ヴィット広場は、平日は
大型のトラックとバスで混雑している上に、
その間をぬうように、人やリヤカーが通り抜けている。
土曜日の午後もしくは、日曜日は、この広場は逆にかなり閑散とするが、
住民の方々もおられる。
カメラを向けられるのをかなりいやがる方もおられるし、
グラフィッチを撮影するなどということが理解できない人が多いので、
手早く撮影を終了され、その場を一刻も早く離れることをお勧めする。

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