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domingo, 1 de março de 2009

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その261 Os gêmeos 119。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ。

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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バンドフォ兄弟は、多作である。
国際的に有名になった今でも、描き続けている。

彼らの多くの作品は、かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシCambuci、リベルダーヂLiberdade、ベラ・ヴィスタVela Bistaのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

作品の撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は周囲の治安の問題などで、撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

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2008年を通して、パンドルフォ兄弟の作品のみならず、
サンパウロ市内で次々とグラフィッチが、
サンパウロ市当局によって、塗りつぶされていった。

過去に紹介してきたグラフィッチのかなりの作品はもうなくなっている。

2008年の12月下旬あたりから、
「グラフィッチ狩り」の手が緩んでいるように思えていたのだが、
再び活動を活発化させているようだ。

一方、2009年に入って、
パンドルフォ兄弟の創作活動が非常に活発になっていて、
新作が次々と描かれているようだ。

新作および旧作の探索も、ひところよりやや精力的に行うようにしている。

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サンパウロ市の歴史的中心部セントロの南側にあるリベルダーヂ地区。
そのリベルダーヂの低地地区は、パンドルフォ兄弟によるグラフィッチの集中地区である。

パンドルフォ兄弟のグラフィッチにぴったりの雰囲気を持ったこの地区には、
サンパウロ市の歴史的中心部セントロの南側を抜けて、
サンパウロ市の東西を結ぶ大動脈のラヂアル・レスチ・オエスチの高架道路が走っている。

グリセーリオ通りに、この高架道路の出入り口がある。
この付近は、
パンドルフォ兄弟のグラフィッチが、密集している。

この高架道路のあたりには、以前は、
廃品回収業の集積分別の作業場と住居などがあり、無関係の者には、近づきがたかったところであったのだが、どういう訳か、いつの間にか作業場は撤収してしまった。
住民はまだいないわけではないが、かなり減っている。

その住民たちが退去した跡地には、
市によって清掃作業が進められているのだが、
長年の人間の生活跡は、簡単にぬぐい去ることは出来ない。
Sps20090227czzh

何ともいえない障気がたちこめている。

ここで、パンドルフォ兄弟によるかなり前のものだろうと推察できる作品を発見できた。
つまり、前住民たちが住み着く前に描かれたものだろうということである。

高架道路の柱に描かれたものであるが、
下部を中心に,作品全体がかなり煤けている。
Sps20090227czzj

つまりこの作品があるところは、前住民たちの柱を利用した竈跡なのだ。

清掃作業員たちが,お願いをしたわけでもないのに、親切にも水をかけてくれたが、
そんな程度では,全くきれいになるはずもない。
Sps20090227czzk

ブラジルでは、こういう清掃作業員たちのような親切な人たちがいっぱいいる。
いつもお世話になっていて、本当に感謝している。

このグラフィッチのような人たちが住んでいたのである。
今も、この付近にはこのような人たちばかりが住んでいる。
Sps20090227czzl

さらに、すぐ近くの柱にも別の作品がある。
Sps20090227czzn

これも、一体の煤け方から、ここがやはり竈跡であることがわかるのだが、
そこに最近新たな一体が描き加えられている。
Sps20090227czzi

まるで、幽体離脱をしているかのようにも見える。
Sps20090227czzm

清掃作業のために,床全体が濡れていることもあって、
生活臭が高架下に充満していた。
身体に,酸っぱい臭いが染みつきそうだった。
Sps20090227czzo

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