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quinta-feira, 5 de março de 2009

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その263 Os gêmeos 122。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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パンドルフォ兄弟は、多作である。
国際的に有名になった今でも、描き続けている。

彼らの多くの作品は、かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシCambuciリベルダーヂLiberdadeベラ・ヴィスタVela Bistaのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

作品の撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は周囲の治安の問題などで、撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

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2008年を通して、パンドルフォ兄弟の作品のみならず、
サンパウロ市内で次々とグラフィッチが、
サンパウロ市当局によって、塗りつぶされていった。

過去に紹介してきたグラフィッチのかなりの作品はもうなくなっている。

2008年の12月下旬あたりから、
「グラフィッチ狩り」の手が緩んでいるように思えていたのだが、
再び活動を活発化させているようだ。

一方、2009年に入って、
パンドルフォ兄弟の創作活動が非常に活発になっていて、
新作が次々と描かれているようだ。

新作および旧作の探索も、ひところよりやや精力的に行うようにしている。

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サンパウロ市の歴史的中心部セントロの南側にあるリベルダーヂ地区。
そのリベルダーヂの低地地区は、パンドルフォ兄弟によるグラフィッチの集中地区である。

パンドルフォ兄弟のグラフィッチにぴったりの雰囲気を持ったこの地区には、
サンパウロ市の歴史的中心部セントロの南側を抜けて、
サンパウロ市の東西を結ぶ大動脈のラヂアル・レスチ・オエスチの高架道路が走っている。

グリセーリオ通りに、この高架道路の出入り口がある。
この付近は、
パンドルフォ兄弟のグラフィッチが、密集している

この高架道路のあたりには、以前は、
廃品回収業の集積分別の作業場と住居などがあり、無関係の者には、近づきがたかったところであったのだが、どういう訳か、いつの間にか作業場は撤収してしまった。
住民はまだいないわけではないが、かなり減っている。

その住民たちが退去した跡地には、
市によって清掃作業が進められているのだが
長年の人間の生活跡は、簡単にぬぐい去ることは出来ない。

もう、このあたりで、グラフィッチの撮影などを優雅にやっているのは、
そろそろ危険になってきたのではないかと思い始めている。
世界的な経済危機も、やや遅ればせながら、ブラジルの実体経済にも影響を及ぼしつつあるからだ。
このあたりにお住まいの底辺の方々は,好不況とは直接的には縁がないだろうが、やはり回り回るものが、回ってこなくなって来ているのではないかと思う。

できれば、しばらくこういった都心部ではもっとも雰囲気の悪い地区の一つであるここから離れたいと思っているのだが、残念ながらそういう思いはパンドルフォ兄弟には全く届いていない。

また、新作を発見してしまった。

グリセーリオ通りから、ラヂアル・レスチ・オエスチ高架道路を西に行く入り口がある。
その入り口から本線へ進入路のスロープは、高架道路の北側のドトール・ルンヂ通りに沿っている。
Sps20090307cw

ドトール・ルンジ通りに接している、進入路のスロープの壁面に、
パンドルフォ兄弟によるグラフィッチの新作を発見した。
Sps20090305cm

Sps20090305ck

小さな作品なので、見落としそうである。
Sps20090305cl

これも、このところ多い、壁から出てきそうなモチーフである
Sps20090305co

彼らの作品には,時々、魚の頭が登場しているのだが、
これがどういったことを意味しているのかはわからない。
Sps20090305cn

このグラフィッチが描かれている,ほぼ向かい側には、
韓国人系の教会がある。
黒っぽい建物である。
日曜日などには、韓国人系とおぼしき人たちが,多く訪れているが、
このあたりは韓国人系の方々がお住まいになってようなところではないので、
車が並ぶことになる。
この作品の鑑賞は,そういう韓国系の方々に紛れて,手早く行われることをおすすめする。
「アニョンハセヨ」くらいは、ちょっと覚えておいた方がよいだろう。

このドトール・ルンジ通りは,西向きの一方通行になっており、そのまま行くとコンセリェイロ・フルタード通りに突き当たっている。
Sps20090305cp

日中、車で通る分には,それほどでもないが、休日の日中は住民の皆さんが家族や友人との団欒を路上でなさっていて、やや通り抜けにくく、とはいっても早く通り過ぎたい雰囲気のところである。

この作品は、グリセーリオ通りからは、100メートルもないところにある。
Sps20090305cq

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