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sábado, 7 de março de 2009

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その265 Os gêmeos 124。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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パンドルフォ兄弟は、多作である。
国際的に有名になった今でも、描き続けている。

彼らの多くの作品は、かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシCambuciリベルダーヂLiberdadeベラ・ヴィスタVela Bistaのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

作品の撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は周囲の治安の問題などで、撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

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2008年を通して、パンドルフォ兄弟の作品のみならず、
サンパウロ市内で次々とグラフィッチが、
サンパウロ市当局によって、塗りつぶされていった。

過去に紹介してきたグラフィッチのかなりの作品はもうなくなっている。

2008年の12月下旬あたりから、
「グラフィッチ狩り」の手が緩んでいるように思えていたのだが、
再び活動を活発化させているようだ。

一方、2009年に入って、
パンドルフォ兄弟の創作活動が非常に活発になっていて、
新作が次々と描かれているようだ。

新作および旧作の探索も、ひところよりやや精力的に行うようにしている。

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サンパウロ市の歴史的中心部セントロの南側にあるリベルダーヂ地区。
そのリベルダーヂの低地地区は、パンドルフォ兄弟によるグラフィッチの集中地区である。

パンドルフォ兄弟のグラフィッチにぴったりの雰囲気を持ったこの地区には、
サンパウロ市の歴史的中心部セントロの南側を抜けて、
サンパウロ市の東西を結ぶ大動脈のラヂアル・レスチ・オエスチの高架道路が走っている。

グリセーリオ通りに、この高架道路の出入り口がある。
この付近は、
パンドルフォ兄弟のグラフィッチが、密集している

この高架道路のあたりには、以前は、
廃品回収業の集積分別の作業場と住居などがあり、無関係の者には、近づきがたかったところであったのだが、どういう訳か、いつの間にか作業場は撤収してしまった。
住民はまだいないわけではないが、かなり減っている。

その住民たちが退去した跡地には、
市によって清掃作業が進められているのだが
長年の人間の生活跡は、簡単にぬぐい去ることは出来ない。

そのグリセーリオ通りから,高架道路に沿ってドトール・ルンジ通りを東に150メートル行くとテイシェイラ・レイチ通りと名前が変わる。

テイシェイラ・レイチ通りと名前が変わったあたりの、高架道路の北側の柱の一本に、
パンドルフォ兄弟の新作がある

そして、そのさらに先の柱にも、パンドルフォ兄弟によるグラフィッチの新作があるのを、探索活動中に発見してしまった。
発見してしまったので、
早速どうやって撮影することが出来るかを考えなくてはならない。
つまり、駐車場所の確保と現地へのアプローチ・ルートの確認である。
それにもちろん普通は、現地の安全度の検討も必要である。
だが、この場所では、もう安全度にはあるていど目をつぶらないと、
いつまでたっても撮影は出来ないところである。
Sps20090305cj

前回紹介した作品が描かれた柱から、数十メートル東側である。
Sps20090305czk

この柱は、3面が道路に面している。
その3面すべてに、パンドルフォ兄弟によるグラフィッチが描かれている。
いずれも新作である。
Sps20090305czi

Sps20090305czh

Sps20090305czl

Sps20090305czm

Sps20090305cze

Sps20090305czf

こんな柱一本に、3点も作品が集中しているところはほかにない。
Sps20090305czn

Sps20090305czo

そして、この日も別のグラフィテイロ(=グラフィッチを描く人のこと)が作業に励んでいた。
Sps20090305czg

ここには、パンドルフォ兄弟によるグラフィッチ以外にも、多くのグラフィテイロが作品を残し、そして今も制作作業中である。
この高架下は、市によって管理されている。
最近までここに廃品回収の集積分別所があり、それらを生業といる人たちとその家族が、このあたりに生活をしていたのだが、それをすべて撤去させて、清掃し、整備しているのは、サンパウロ市である。
柱や壁も、市当局によって一旦すべて無機色に塗られていた。
そこに、グラフィテイロが一斉に描きまくっていることになる。
Sps20090305czj

実は、ここに限っては、
市当局とグラフィテイロの間で、話が出来ているということである。
ここの整備に関わっている市職員から直接聞いた。
だから、ここは今のところ塗り消す予定はないそうだ。

だから、それを信じれば、なくなるのを恐れて慌てて撮影することもなかった。
グラフィッチが経年変化する様子をじっくりと観察することが出来るはずである。

とはいっても、
いつ市の方針が変わるかもしれないので、
すぐに撮影したわけだ。

この一連のラヂアル・レスチ・オエスチ高架高架道路下の
撮影は、精神的に、非常に疲れた。

だいたい消されると思っているから、
慌てて撮影しているわけである。
今のように、市当局によって、あっという間に消されることがなければ、
こんなに根を詰めて、グラフィッチ捜索をすることもないのだが。

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