サッカー・ブラジル選手権2009 その4 セリエA第1節 コリンチャンス対インテルナシオナウ戦。
5月10日(日)16時から、
サンパウロでもっとも伝統あるパカエンブー競技場で、
サッカー・ブラジル選手権のセリエAの第1節の
コリンチャンス対インテルナシオナウ戦が行われた。
チケットの販売状況がそれほどよいように思えなかったのだが、
案の定試合開始2時間前でも、
最近になく競技場周辺は割と静かだった。
どういう訳か、
13時半過ぎに突然空が暗くなり、
雷を伴った強い雨が15分ほど降った。
だが、
その雨が嘘のように、
試合開始前までは晴れ渡った。
15時頃に拙宅を出た。
思った通り、
競技場周辺にはそれほど観客が多くなかった。
ゆっくりと、
競技場の周りを回って、15時20分頃に競技場に入ったのだが、
観客は本当に少なかった。
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試合が始まる頃になって、
また曇り始め、
細かい雨が降り始めた。
開幕戦というのに何のセレモニーもなく、
試合が始まった。
コリンチャンスは、
13日(水)にブラジル杯の準決勝で、
ここパカエンブー競技場で、
フルミネンセと対戦する。
そのこともあって、
GKとボランチの一人をのぞいて、ほとんどの正選手を休ませた。
(コリンチャンスの先発)
だから、決して初戦を勝ちに行ったわけではなかった。
試合は、
1対0で、コリンチャンスが敗れた。
インテルナシオナウのFWニウマールが、
コリンチャンスのDFをぬって、すばらしいゴールを決めた。
コリンチャンスがここパカエンブー競技場で敗れたのは、
26試合ぶりである。
約1.5万人の観客は、
たいして抗議もせずに、静かに家路についた。
この試合には、
コリンチャンス大好きおばあさん第1号も、第2号も、
メッセージ親父も、
ビン・ラディン調も、来ていなかったようだった。
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