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quarta-feira, 17 de junho de 2009

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その276 Os gêmeos 135。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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パンドルフォ兄弟は、多作である。
国際的に有名になった今でも、描き続けている。

彼らの多くの作品は、かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシCambuciリベルダーヂLiberdadeベラ・ヴィスタVela Bistaのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

2008年から、パンドルフォ兄弟の作品のみならず、
サンパウロ市内で次々とグラフィッチが、
サンパウロ市当局によって、執拗に塗りつぶされ続けていった。

過去に紹介してきたグラフィッチ作品はもうかなりなくなっている。

作品の撮影には、かなり手間暇がかかったところもある。
作品を発見しても、その時は周囲の治安の問題などで、撮影不可能と判断して、
最適な撮影場所やタイミングを求めて、何度も通ったところもある。

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最初の作品は2月に発見していたのだが、その後にもそのあたりに新たな作品が描かれていったところがある。
今まで紹介した中でも、撮影のためにもっともその胆力を必要とした作品群である。

作品があった場所は、
サンパウロ市の歴史的中心部セントロとその西側のコンソラソン地区の境にあるフランクリン・ルーズベルト広場の地下を通っている、サンパウロの東と西を結ぶ大幹線道路のラヂアル・レスチ・オエスチという道路壁である。

そして、5月になって、この地下トンネルに、パンドルフォ兄弟の作品が大量に描かれた。

この道路は、サンパウロ市の南から拙宅に戻るときには、よく使うルートで、よく観察しているところである。
だが、いつも同じルートを使うと、グラフィッチを発見できないので、あまり遠回りしない範囲で、いろいろと異なったルートを使うことにしている。

地下トンネルに入る前に、ベラ・ヴィスタ地区で、この道路をでることもある。
地下トンネルには行ってすぐ右側に分岐して、コンソラソン通りにでる出口を通ることもある。
さらに進んで、右側の車線によって、トンネルを抜けた後、通称ミヨコンと呼ばれる高架道路にむかうこともある。
もしくは、トンネルを抜けて直進し、ヴィラ・ブアルキ地区に出ることもある。

新たな作品は、コンソラソン通りにでるルートを使ったときに、発見した。

これの撮影をするために、その場所にどう行けば良いのかを考えた。

基本的には、自動車専用道路で、路側に歩道はあるが、歩いている人はほとんどいない。
まれにいるが、あまりお近づきになりたくないような人が多い。

アプローチは4つ。
北側のヴィラ・ブアルキ地区からのルートは、先に発見した作品のために使った方法なのだが、トンネルに入ってからの距離が長い。
さらに、高架下に住民がおられるのだが、そのすぐ横を通らなければならない。
あの住民はやや戦闘的な感じなので、避けたかった。

南側からは、トンネルの距離は短いが、ベラ・ヴィスタ地区から入ることになるので、歩道を歩く距離が結構長い。

コンソラソン通りからのアプローチは、前に別のグラフィッチの撮影のために途中まで行ったことがある。
距離も短く、別に問題もなさそうだったが、すでに知っているので、別のルートにしたいと思った。

そして、採用したのが、アウグスタ大通りからのアプローチ。
ここは、車の進入路で、その進入路交差点には信号があり、そのために車の進入には間隔があき、道路を渡ることができると思った。
このルートは、前回紹介した作品を撮影した後に、アプローチに使ったルートを使いたくなかったので、その場所から撤収するときに使ったルートだった。
それはよいのだが、意外に距離が長く、そして問題は、今回は住民がおられたことだ。
それも、両側に何組か。
その一組は、突然の闖入者におびえた表情を見せたおかまとその彼のカップルだった。
ものすごく足早にそのあたりを通り過ぎて、グラフィッチのあるところに向かった。
その人たちの生活臭や車やコンクリートの匂いが、しみ出てきている雨水で、醗酵したかのようで強烈に臭かった。

だが、結果的にこのルートを使って良かった。
目当ての作品までの間に、さらに作品を発見できたからだ。

このトンネル内は、薄暗く,
それに自動車専用道路で、通過速度が速いので、渋滞でもなければ、
側面にあるグラフィッチをはっきりと視認することができない。

歩いたことで、発見できたのだ。
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