サッカー・ブラジル選手権2009 その54 第13節 コリンチャンス対ヴィトリア戦。
7月23日(木)21時から、
サッカー・ブラジル選手権の第13節のコリンチャンス対ヴィトリア戦が、
サンパウロのパカエンブー競技場で行われる。
19時前から、何となく競技場の周辺がざわめいてきたような気がする。
問題は、
15時40分過ぎから降り始めた雨である。
15時47分には、本降りになった。
そして、ずっと降り続いている。
気温も、朝はやや高めだったが、
昼頃からは下がり気味である。
夏の雨も試合観戦もいやだが、
夕立が多いので、
試合開始時には止む可能性も多い。
でも、
冬の雨なので、いつ止むのかわからないし。
それに、濡れると、とても寒い。
パカエンブー競技場には、傘を持ち込むことはできない。
入場券は、
22日(水)までに、
17千枚も売れているそうだ。
21日(火)も、22日(水)も、パカエンブー競技場の入場券販売窓口には、100メートル以上の列ができてきた。
すでに、26日(日)にサンパウロ市ではなくプレジデンチ・プルーデンチ市で行われる
第14節の最大のライバルのパルメイラス戦の入場券も発売されているので、
この試合だけのためかどうかわからないが。
今日も、雨が降っていたにもかかわらず、
長い列ができていた。
本当に、どんな試合であっても、
観戦に行く人数が圧倒的に多いコリンチャンスのファンである。
コリンチャンスは、
主力選手であった左SBアンドレ・サントスとボランチのクリスティアンが移籍してしまい、新たなチーム作りをしなくてはならないのだが、まだ移籍の噂がある選手が何人もいる。
欧州への移籍の窓が開いたので、仕方がない。
選手たちには、短い選手寿命の間に、できるだけ稼ぎたいという目的があるのだから、移籍はプロとして当然のことである。
高収入以外をチーム選びの選択基準にするのは、まだ伸びる余地がある選手としては、本当のプロではないだろう。
いつもは、1時間前に拙宅を出て、
観客席で試合の開始を待っているのだが、
この雨に打たれて、観客席に座っているのは、
かなりしんどそうだ。
何時に出かけようか考えている。
渋滞が始まりそうなのか、
クラクションが鳴り始めた。
20時になって、雨はかなり小降りになってきた。
車はまだ何とか動いている。
競技場に向かう観客の声が高くなった。
花火や爆竹が時折鳴る。
そろそろ出かける。
-------------------------------
雨は、20時10分頃にはほとんど止んだ。
運が良かった。
そして、試合の間も僅かに雨滴を感じるくらいだった。
試合は、コリンチャンスが2対1で勝利。
ロナウドのゴールはなかった。
試合は22時59分に終わった。
約2.5万人の観客は、そこそこ気分良く家路についていた。
そこそこなのは、
主力選手が次々と、クラブを出て行きそうだからである。
割と早く競技場の周辺は、静かな住宅地に戻った。
« サッカー・ブラジル選手権2009 その53 コリンチャンスのアンドレ・サントスとクリスティアンが、トルコのフェネルバッチェへ移籍。 | Main | ブラジル・サンパウロの小鳥 その517 拙宅に来る鳥479。 »
The comments to this entry are closed.
Comments