ブラジル・サンパウロは「冬」2009 その37 観測開始以来の最低湿度記録を更新。
サンパウロSão Paulo市は、8月14日(金)の午後に、国立気象研究所Inmet (Instituto Nacional de Meteorologia)による測定が1943年に始まって以来、最も低い湿度を記録した。
15時過ぎに、サンパウロ市北部にあるサンタナ観測所Mirante de Santanaで10%を記録した。
国立カンピーナス大学Unicampの気象および農業気候研究センターCepagri (Centro de Pesquisas Meteorológicas e Climáticas Aplicadas à Agricultura)の基準では、この指数は危機的な状態と考えられる。
今日までで、サンパウロ市で測定された最低の湿度は、1981年9月10日の13%だった。
コンゴニアスCongonhas空港とカンポ・マルチCampo de Marte空港の気象観測所でも湿度は低く、それぞれ12.3%と12.6%であった。
サンパウロSão Paulo市の危機管理センターCGE (Centro de Gerenciamento de Emergências)によると、湿度が12%よりも低いときは、気象および農業気候研究センターCepagriは10時から16時までは屋外での活動を中断し、屋内での活動を勧めている。
また、午後は、屋内でも特に子供部屋と病院などの湿度を保つことを勧めている。
危機管理センターCGEの気象士のジョナタン・コローニャJonathan Colognaによると、週末も、天気は引き続き乾燥して、暑い。
雨の予報はない。
危機管理センターの予想では、湿度が上がるのは、月曜日以降である。
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8月14日(金)の11時30分頃から、16時過ぎまで、ほとんど屋外にいた。
確かに乾燥していたが、
まさか歴史的な記録となるほど乾燥しているとは、感じなかった。
昼は、気温が高くなるので、湿度は低くなるが、
夕方からは気温の急降下により、逆に湿度は急上昇する。
朝は、ちゃんと夜露に庭の草木の葉が濡れている。
ところで、サンパウロ市の気象観測開始が、1943年とは、ちょっと遅すぎるように思う。
ブラジルは、そんな程度だったのだろうか。
それとも、別の機関があったのだろうか。
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