サッカー・ブラジル代表のカカが、信奉する教会の再建式に出席。
サッカー選手のカカKakáが、9月7日(月)に、キリスト再生教会Igreja Renascer em Cristoの創立者のソニアSônia牧師とエステヴァン・エルナンデスEstevam Hernandes伝道師夫妻と並んで、サンパウロSão Paulo市中心部のカンブシCambuci教会の再建開始の式に出席した。
今年1月18日(日)に、建物の屋根が落ちて、9人が亡くなり、106人がけがをした。
この時には、一つの学校と8軒の家が閉鎖された。
犯罪院IC (Instituto de Criminalística)の報告書では、事故は9年前に行った改装時の瑕疵によるものであった。
屋根の梁の一つが、計画にはあった金属による補強をなされていなかった。
民事警察は、報告書で、教会の”無関心”を指摘した。
工事の開始を祝うこのイベントは、その古い教会があったところで行われた。
教会によると、約1000人の信徒が、祝福に参加した。
2005年にここで結婚したカカKakáは、集会で歌った。
ソニアSônia牧師は、群衆を指揮して泣いた。
彼女は、基礎の石を投げいれて、喝采を受けた。
「この教会は、ブラジルの印となる。 再建を始めよう」と語った。
キリスト再生教会の広報担当者によると、予定では、工事は、寄付やイベントの収益により、2011年の初めに終了する。
総工費は発表されていない。
15日前に、サンパウロ市の家屋局は再建を許可した。
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8月始めに、
キリスト再生教会の創立者夫妻は、
服役していた米国から戻ってきていた。
ブラジルでも、脱税など種々の訴追を受ける身なのだが、実の息子が重体であることでその付き添いが理由なのか、到着後に収監されていないし、警察に呼ばれたという報道もない。
イエローカードの累積でブラジル代表を離れたカカは、まっすぐレアル・マドリに戻らずに、ここに現れたわけだ。
何かとお騒がせのこの教会とカカの話題は、つきない。
この教会一つくらい、カカの年間の寄付金で、十分のはずだ。
年収の1割というが、通常だ。
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