ブラジル・サンパウロの小鳥 その541 拙宅以外で見かける小鳥5。
ブラジル・サンパウロ市の中心部に近い一戸建て住宅専用街にある拙宅の付近は、都心にしては緑に溢れている。 大木も多い。 花の咲く木や実のなる木など、街路樹やそしてそれぞれの家に植えられた庭木には、実に多くの小鳥たちが集まっている。
だが、小鳥たちに多様な環境を提供するような広大な敷地に住んでいるはずもなく、それでやってくる小鳥の種類にはどうしても限りがある。
都心部とはいえ広大で、水もあるような、サンパウロ市のイビラプエラ公園には135種の小鳥を発見できるそうである。
それで、サンパウロ市およびその周辺のいろいろなところに出かけたときに、拙宅では見られないような小鳥を見つけたときには、写真を撮りためてきた。
それほど多くはないが、少しずつ紹介していく。
-------------------------------
カルデアルCardeal。
学名は、Paroaria Coronata、Emersidae(Emberisinae)。
体長は18センチ。
拙宅で、ただ1回だけ見たことがあるが、
その後は周辺でも見たことがない。
頭が赤く、そしてその毛が少し立っているところが特徴なのだが、
いつも立っているわけでもないようだ。
ほぼ同じような鳥で、ガーロ・ダ・カンピーナGalo-da-campinaという鳥がいるのだが、よく見分けがつかない。
この鳥の学名は、Paroaria dominicana, Emersidae(Emberisinae)というので、同類だ。
元々は、サンパウロにはいなかった移入種らしい。
The comments to this entry are closed.
Comments