サッカー・リベルタドーレス杯(女子)2009 準決勝。
10月16日(金)朝、
拙宅のすぐ近くにある、サンパウロ市でもっとも伝統があるパカエンブー競技場の横を通ったのだが、何かイベントが行われるのか、各入り口のところにそれぞれ後で並べるために柵が用意されていた。
この週末に、ここで、サッカー・ブラジル選手権のセリエAの試合が行われることはないだろうにと思って、何が行われるのだろうかとちょっと思案した。
14時過ぎに、再び、パカエンブー競技場の横を通ったときには、その柵が並べてあった。
そのイベントは、もう今日これから行われるのだとわかった。
ブラジル選手権のセリエBの試合かなと思って調べてみたが、
行われない。
セリエCの試合はもうすべて終わっている。
ジュニアかアマチュアの試合であれば、観客も少ないので、柵までは必要ない。
よく調べてみると、
今年から始まったリベルタドーレス杯女子の試合だということがわかった。
リベルタドーレス杯というのだから、南米クラブ対抗選手権である。
いったいいくつのクラブが参加しているのかなど、全く知らないのだが、
サントスが妙に力を入れていて、女子で3年連続Fifaの最優秀選手になっているマルタもいることくらいは知っていた。
そのリベルタドーレス杯女子のサントス対フォルマス・インチマスFormas Intimas(コロンビア)の対戦が、22時から行われることになっていた。
残念ながら、半年前から決めていた別の用事があるので、この試合を見に行くことはできなかった。
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拙宅に戻ってきたのは、23時30分頃で、パカエンブー競技場の照明は煌々としており、まだ試合は続いていた。
路上駐車している車の数からしてみると、それほど観客はいないように思えた。
テレビの実況中継を、バンデイランチ局がやっているので、それを見た。
サントスが4対0で勝っていた。
4点目は、マルタが決めていた。
さらに、5点目をキリスチアーニが決めた。
この試合で2点目で、リベルタドーレス杯でも断トツの得点王だそうだ。
でも、ゴールの後ファンのところに走り、グラウンドと観客席を隔てる柵にのぼり、なかなか戻らなかったので2枚目となるイエローカードを貰い退場になった。
結局、試合は5対0でサントスが圧勝した。
試合終了は、24時7分だった。
長い試合だった。
この試合は、実は、準決勝戦だったそうだ。
決勝戦は、早くも、この日曜日11時30分から、サントスのヴィラ・ベルミロ競技場で、行われる。
相手は、パラグアイのウニベルシダッド・アウトーノマだそうだ。
準決勝戦の後わずか36時間と、試合の間隔が短すぎるのだが、どうなっているのだろうか。
ちなみに、この準決勝戦の観客はなんと8849人。
結構入っていた。
拙宅にも、時々生の歓声が聞こえてきていた。
女子のサッカーとはいえ、結構見応えはある。
ブラジル女子代表も強いのだが、
どうしても体格で、米国やドイツなどには、負けている。
いずれ選手層が厚くなれば、そういう問題もクリアできるだろう。
同じ南米であれば、体格的には負けることはないだろうが。
試合終了後、40分もすると、パカエンブー競技場の周辺は静かになった。
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