ブラジル・サンパウロのコンサート2009 その2 Os Cariocas。
2009年に行ったコンサートについて、これから紹介をしていくことにする。
2009年は、歴史的中心部セントロにあるサンパウロ市立劇場が、2度にわたり改装を行い、ほとんど閉鎖されていたことで、このサンパウロ市立劇場にはほとんど行くことができなかった。
今も、まだ閉鎖中である。
このサンパウロ市立劇場は、サンパウロ市立交響楽団などのコンサートがほぼ開催されていたのだが、ことしは、別の小さな会場に移して、演奏を行っていた。
このことと、演奏のプログラムにあまり好みのものがなかったこともあって、2009年は、クラシックのコンサートにほとんど行っていない。
12月の第1週までに、40をちょっと越えたくらいのコンサートに行っている。
2008年よりも、10ほど少ない。
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ブラジルでは、
クラシックのコンサートをConcertoといって、
その他の音楽のコンサートはShowといって区別しているようだが、
ここではすべてコンサートとする。
コンサートの音源は、音質に難がある場合もあるが、ほとんどあるのだが、
スペースの問題で、当分の間、省略する。
※ブラジルのコンサートの様子をどうしても知りたいという、希望者があれば、
個人的に何とか対応したい。
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前にも、書いたことだが、
ブラジルでは、
12月の中旬から、1月もしくは2月の中旬までは、学校は「夏休み」で、ナタウ(=クリスマス)などもあり、休暇シーズンになる。
このためか、公的な会場でのコンサートやショーの開催は著しく減る。
クラシックのコンサートの、1年間もしくは半年間のプログラムの発表も、この休暇シーズンがあけてからである。
2009年の2番目に行ったコンサートは、
1月17日(土)22時から、
Tom Jazzで開催されたオス・カリオカスOs Cariocasのコンサートである。
オス・カリオカスOs Cariocasは、
このTom Jazzで、2007年12月にも、コンサートを行っており、
その様子はすでに紹介した。
あれから1年経っていたのだが、
リーダーのセベリーノが、非常に疲れているように見えたのが気がかりだった。
一人だけ、汗びっしょりだったし、
あまり立ち上がらなかった。
ボサノバの時期以前からの芸歴で、もう60年以上になるので、年齢も年齢なので、心配だった。
でも、その後も、活動を続けているようなので、このときだけ、具合が悪かったのかもしれない。
Os Cariocasのコンサートでは、2008年4月21日(月)にSesc Pompeiaで開催されたものにも行ったので、3年連続行ったことになる。
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