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quinta-feira, 3 de dezembro de 2009

ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その295 Os gêmeos 154。

ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。

ブラジルでは、あの壁絵の類をグラフィッチGrafittiと呼ぶ

サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。

二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。

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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。

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パンドルフォ兄弟は、多作である。
国際的に有名になった今でも、描き続けている。

彼らの多くの作品は、かなり治安的に問題があるところにある。
サンパウロ市の中心部周辺のカンブシCambuciリベルダーヂLiberdadeベラ・ヴィスタVela Bistaのそれも低地地区にほぼ集中している。
カンブシは彼らの出身地区で、各ブロックごとに、作品があるといえるくらいだった。

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サンパウロ市の歴史的中心部セントロの北東側に隣接するブラス地区。
鉄道を超えた北東部は、衣料関係の卸売り地区で、おそらく1千軒以上の店が、2-3キロ四方に広がっている。
平日は、大渋滞である。
安いのだが、元々が卸店なので、大量に買わなくてはならなかったり、小売り料金と卸料金が異なることが多い。

多くの店は、土曜日の午前中までの営業だが、
中には、日曜日も個人向けに営業している店もないわけでもない。

ブラス地区でも、セントロにすぐ隣接した部分は食品関係の卸売業者が集まっている。
メルカード・ミニュシパル(=市立市場)から、タマンドゥアテイ川の橋を東に渡ったあたりだ。
Sps20091017cc

タマネギ、ジャガイモ、香辛料、乳製品などを取り扱っている業者やその倉庫がある。
このあたりも平日そして土曜日の午前中までは営業していて、人と車で大混雑している。
無関係の人が入り込むところではない。
Sps20091013czb

この食品卸地区の一番北側には、かつてのサントス・ジュンジャイ鉄道の煉瓦作りの車両庫が、果実関係の卸業者地区になっている。
ここも大混雑している。
Sps20091013czl

このあたりでも、いままでパンドルフォ兄弟の作品を発見していたのだが、
また新たに作品を発見した。

この作品の撮影は、非常に苦労をした。

6月に発見していた作品が、まだ存在するかどうか、いつも通りかかるときには、確認をしているのだが、そのときに、その近くにパンドルフォ兄弟の作品らしいものがあるのを見逃さなかった。
Sps20091013czc

Sps20091013czd

早速、その作品のある場所に近づいて、作品を確認することにした。
Sps20091017cd

場所は、食品卸売業者地区を抜ける北行き一方通行のサンタ・ローザ通りが、エスタド大通りに合流する部分で、ラルゴ・ド・パリという名称の小さな3角形の広場である。

この広場に面した建物の軒の上に描かれている。
Sps20091013cc

このラルゴ・ド・パリ広場の周りは、特に大型のトラックはいつも駐車していて、それに人もごった返している。
それに、この近くには車を止めるようなところはない。

それに、作品がある建物の前には、大型のトラックが止まっていて、作品を撮影するには邪魔だった。
Sps20091013cze

Sps20091013czf

Sps20091013czg

とにかく作品は確認したので、週末に、撮影を敢行しようと、判断した。
Sps20091013cd

週末は、ほとんどの店が営業をしていないので、
トラックも止まっていないだろうと思ったからだ。

ところが、
土曜日の午後も、
そして、日曜日も、
トラックはいた。

Sps20091017ce

Sps20091019cc

Sps20091017cg

Sps20091017cf

ここあたりに止まっているトラックは、すべてココヤシを積んできている。
Sps20091013czj

Sps20091013czk

平日も、そして休日も、それらをその場で売っている。

休日でも、街中でカカオ水を売ってる業者が、買いに来ている。
それに、個人とおぼしき人も、車のトランクに10個以上積んでもらっている。
1個1レアルのようだ。

それで、
最初はそういう事情を知らなくて、
そのあたりに入り込んだとたんに、数人が車に飛びついてきたときには、おそわれるのかと、アドレナリンが大量に出た。

彼らは、競争で、自分の荷物を売ろうとしているので、顧客の確保に努めていたのだ。
立派な勤労者である。

ただ、そんな人たちに、グラフィッチの撮影だといっても、全く理解してもらえない。

ともかく、撮影ポイントはほかにはなく、なんどもなんども、通って、
ついに、作品の撮影を行うことができた。
Sps20091025ce

Sps20091025cf

Sps20091025cg

Sps20091025ch

Sps20091025ci

ココヤシを買うつもりで、お金を持ってでかければ、
ココヤシをトランクに積み込んでもらう間に、ゆっくりと落ち着いて撮影は可能だ。
ついでに、写真を撮ってあげると喜ばれる。

ただ、作品を妨げるトラックが止まっていないときを狙うのが、大変だ。

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