サッカー・サンパウロ州選手権2010 その 第5節コリンチャンス対パルメイラス戦。
1月31日(日)17時から、
サンパウロ市のパカエンブー競技場で、
サンパウロ州選手権の第5節の試合として、
コリンチャンス対パルメイラス戦が行われる。
朝から、雲はあるが、
もの凄く久しぶりに、太陽が顔を出して、
気温が上昇しているサンパウロである。
11時、
パカエンブー競技場のトボガン席脇の入場券売り場はまだ開いていなかった。。
13時半、
早くも競技場に向かっている観客らしきものたちがいる。
まだ、競技場周辺は静かである。
14時を過ぎてから、多少騒がしくなってきた。
14時30分、
騎馬警官が隊列を組んで通り過ぎた。
渋滞してきたのが、クラクションが鳴り続けている。
花火も連続してあがっている。
とにかく、今日は早く出かけようと思う。
状況次第だが、15時過ぎ頃にしようと思っている。
雲の量が増えてきているようなのが、気になる。
また、豪雨になるのだろうか。
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15時ころころから、車の交通が少なくなったので、競技場周辺が交通止めになったようだ。
15時18分頃に拙宅を出て、所定の入り口に行こうとしていたのだが、
競技場の南側は、完全にパルメイラスのファンに埋め尽くされていた。
そして、その先は、競技場の周辺道路は、パルメイラスのファンだけのために、特別に柵が設けられ、厳重に身体検査が行われるようになっていた。
当然のことながら、その先は、コリンチャンスのファンの姿も見えないように塀が建てられていた。
仕方なく、久しぶりに山越えをした。
山越えをした先も、さらに止められていて、さらに回り道をしなくてはならなかった。
こんなことならば、パカエンブー競技場の正面を回っていけば良かった。
ともかくも、
競技場の所定の入り口から、入ったのは、もう15時39分になっていた。
ちょうどこのことから、にわか雨が降り始めた。
思ったより、観客はまだ入っていなかった。
いつものアウェー席は、コリンチャンスのファンの席となっていて、トボガン席全部がパルメイラスの席になっていた。
試合が始めるまで、それから1時間20分もあるのだが、
いろいろと見るものがあって、結構飽きないものである。
今年に初めて、
コリンチャンス大好きおばあさんが登場していた。
もうサンパウロ州選手権の第5節になっているのだが、
やっと例年通りチアガールのお姉さんたちが登場した。
ロナウドも、観客席に座っていたらしい。
競技場まで500メートルのところに住んでいるので当然だろう。
目視で確認はできなかったが。
試合は、
コリンチャンスが、1対0で勝利。
試合開始6分で、FWジョルジ・エンリッキがゴール。
しかし、8分に、左SBロベルト・カルロスが、必要のないファールで、一発レッドカードで退場。
元パルメイラスのロベルト・カルロスには、観客席から罵声も飛んだ。
それからは、
一人足りないコリンチャンスは防戦一方。
ダニーロは、
DFのポジションに下がり、
良いプレイを何度も見せた。
結局コリンチャンスが徹底的に守り抜き、それにパルメイラスが稚拙な攻めを繰り返した。
終了間際には、パルメイラスの選手も一人退場で、人数が同じになった。
そうなると、コリンチャンスもやや攻撃的なプレイを見せた。
約29千人の観客のうちの、コリンチャンスのファンの25千人くらいは、
はらはらしながらもこの結果にそれなりに満足して競技場をあとにした。
パルメイラスのファンは、先にコリンチャンスの観客を捌くために、しばらく観客席に居残り。
試合後も、競技場周辺は車は通行止め。
その先は、
双方のユニフォームなどを着るのは禁止だ。
事件が起きるからだ。
パカエンブー競技場周辺では警察がいっぱいでトラブルは起きようがないようだが、市内では、いくつか衝突が報告されている。
コリンチャンスがパルメイラスに勝ったのは、2007年以来。
通算対戦成績は、333試合で、コリンチャンスの114勝99分120敗。
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