ブラジル・サンパウロのコンサート2009 その10 Walter Morato e Pena Branca。
2009年に行ったコンサートについて、紹介をしている。
2009年は、歴史的中心部セントロにあるサンパウロ市立劇場が、2度にわたり改装を行い、ほとんど閉鎖されていたことで、このサンパウロ市立劇場にはほとんど行くことができなかった。
今も、まだ閉鎖中である。
このサンパウロ市立劇場は、サンパウロ市立交響楽団などのコンサートがほぼ開催されていたのだが、ことしは、別の小さな会場に移して、演奏を行っていた。
このことと、演奏のプログラムにあまり好みのものがなかったこともあって、2009年は、クラシックのコンサートにほとんど行っていない。
12月の第1週までに、40をちょっと越えたくらいのコンサートに行っている。
2008年よりも、10ほど少ない。
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ブラジルでは、
クラシックのコンサートをConcertoといって、
その他の音楽のコンサートはShowといって区別しているようだが、
ここではすべてコンサートとする。
コンサートの音源は、音質に難がある場合もあるが、ほとんどあるのだが、
スペースの問題で、当分の間、省略する。
※ブラジルのコンサートの様子をどうしても知りたいという、希望者があれば、
個人的に何とか対応したい。
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6月26日(金)21時から、
サンパウロ市のバッハ・フンダにある、
メモリアル・ダ・アメリカ・ラチーナのシモン・ボリヴァール公会堂で開催されたのが、Walter Morato e Pena Brancaのコンサートである。
このコンサートは、この会場ならではの、コネクソン・ラチーナという企画の中で行われた。
本来は、Walter Moratoではなく、パラグアイのハープ奏者が予定されていたのだが、病気のために、アルゼンチン人のWalter Moratoが招請された。
Pana Brancaは、ミナス・ジェライス州南部のウベランヂアの農村地域で生まれている。
彼の音楽は、まず日本では紹介されることもないブラジルの田舎音楽である。
おしゃれで、やくざな流しのような風体ではあるが、12弦ギターや10弦ギターを奏でていた。
ブラジルでは、ギターが6弦とかベースの4弦とかに限られておらず、いろいろなタイプを見ることができる。
大体、田舎風のギターと言えば10弦が多い。
ちなみに、あのヤマンドゥ・コスタは、7弦である。
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