ブラジル・サンパウロのグラフィッチ(壁絵) その306 Os gêmeos 165。
ブラジル・サンパウロの中心部に多いグラフィッチ(壁絵)。
サンパウロの数あるグラフィッチの中でも、もっとも絵画的に鮮やかで、
かつ、その地域にマッチしている作品を描き続けている作家は、何と言っても、
有名なパンドルフォ兄弟である。
二人は、双子のなので、
Os gêmeos(=双子の意味)と名乗り、作品のそばに署名を残している。
パンドルフォ兄弟は、国際的に有名になった今でも、グラフィッチをサンパウロ市の街角で描き続けている。
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このOs gêmeosについては、
雑誌Pen誌で、
すでに2005年にとり上げられている。
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前回紹介した、パンドルフォ兄弟による作品は、
サンパウロ市南部のイビラプエラ公園にあるMAM(Museu de arte Moderna=現代美術館)の入り口に向かって、右側にある。
ただ、正式に「展示」が始まっているのかどうかは、わからない。
作品の前には、無粋な柵がある。
現在MAMで開催されている展覧会は、
1月12日(火)に始まり、4月4日(日)に、終了する。
終了間近の展覧会のために、今頃作成されるわけもないので、
次の展覧会の出展作品かもしれない。
それにしては、早すぎるし、
開幕までは、何かで隠していてもよいものだろうが。
よくわからない。
発見したときは、
深夜だったので、
あまりに光が足りなかった。
それで、晴れた日の午後に、撮り直しのために、行ってみた。
この作品はあるところは、
長いひさしがあるようのもので、
これにより、光線が横方向からのものが、ほとんどとなっている。
どうしても、作品の真ん中あたりの、光が強く、反射が出てしまうのである。
光が弱い、曇りの日に、また取り直すのがいいのか、
それとも、
この場所に朝日がもっと差し込む、朝早くがよいのか、
考えているところである。
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