ブラジル・サンパウロのコンサート2009 その15 Hermeto Pascoal。
2009年に行ったコンサートについて、紹介をしている。
-------------------------------
ブラジルでは、
クラシックのコンサートをConcertoといって、
その他の音楽のコンサートはShowといって区別しているようだが、
ここではすべてコンサートとする。
コンサートの音源は、音質に難がある場合もあるが、ほとんどあるのだが、
スペースの問題で、当分の間、省略する。
※ブラジルのコンサートの様子をどうしても知りたいという、希望者があれば、
個人的に何とか対応したい。
-------------------------------
2009年8月29日(土)21時00分から、
サンパウロ市のメモリアル・ダ・アメリカ・ラチーナで開催されたのが、
エルメット・パスコアルHermeto Pascoalのコンサート。
Orquestra Jovem Tom Jobimという、若手のオーケストラのゲストとして、
エルメット・パスコアルが呼ばれたのである。
Orquestra Jovem Tom Jobimというからには、アントニオ・トン・ジョビン財団が当然関係している。
毎月演奏会が開催されていて、いつもゲストがあるわけでもなく、
大体の観客が、団員の家族や友人関係という感じだが、
世界的に超有名なエルメット・パスコアルであれば、
もう全然客層が違う。
それに、このコンサートは無料だったので、
長蛇の列になった。
入場は早い者勝ちだった。
仮に有料でも、ほぼ満員になったことだろう。
最初に、Orquestra Jovem Tom Jobimが何曲か演奏をして、
そして、エルメット・パスコアルが登場した。
エルメット・パスコアルは、いろいろな楽器をこなすのだが、
中でも鍵盤系は得意中の得意。
ただ、演奏よりも、しゃべりのほうが多かった。
それも、難解。
Orquestra Jovem Tom Jobimを相手に、
いろいろと実験的なことをやらせていた。
エルメット・パスコアルが演奏したのはそう多くはなかった。
いささか疲れた。
The comments to this entry are closed.
Comments