domingo, 14 de junho de 2009

ブラジル音楽の重要な300ディスク その1 出版。

「ブラジル音楽の重要な300ディスク」"300 Discos Importantes da Música Brasileira"という本が、2008年10月に出版された。
300discosimportantes

シャルレス・ガヴィンCharles Gavinという音楽家(Titansのドラマー)を本職としている人が、まとめた書籍で、1929年から2007年にかけて発売された音楽ディスクから、かなり幅広いジャンルの300枚を選別したものである。
Sps20090612ta

それぞれのディスクのジャケット写真が載っており、さらに3人のジャーナリストによる解説もついている。

本のサイズはLPジャケットサイズで、434ページもあり、上質紙に印刷されているので、非常に重い。
さらに、中で紹介しているアルバムの中の2枚がCDとしてついている。

もう、本そのものが、美術本である。

発売後、すぐにその本を見ることがなかったのであるが、
この頃、またある書店Livraria Culturaだけで販売されている。

230レアル(=約12,000円)と、全然安くないのだが、どんどんと売れているのか、みるみるうちに減っている。

「ブラジル音楽の重要な300ディスク」"300 Discos Importantes da Música Brasileira"は、すでに日本に多いブラジル音楽愛好家は入手されているものと思うが、一応紹介しておく。

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この本の発売が、広く知られ、そして最近また書籍に並ぶようになったのは、ある出来事がある。

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terça-feira, 10 de março de 2009

ブラジル・サンパウロの「ボサノバ50年」 その11 ジョアン・ジルベルトの幻の私的録音がネット上に 2。

ジョアン・ジルベルトの幻の私的録音がネット上に流出」して、1ヶ月以上がたった。

ブラジルのネット事情について、軽く触れておく。

ブラジルも、今ではネットが盛んで、ブロードバンドもかなり広がっているようだ。

企業や公官庁も、サイトを参照するようにと指示していることが多いので、
インターネットなしでは、どうしようもならないことがある。
インターネットなしの人に対する配慮など全くしてくれないこともある。

とはいっても、
貧富の差の激しいブラジルなので、
富裕層とそうではない人とは、同じように使っているとは思えない。

さて、
ブラジルのネットでは、
音楽ソフトも、ゲームソフトも、その他のソフトも、
ダウンロードすることが可能である。

最新の映画も可能である。
画面上を、人が歩くのがあって、
映画館で上映されているものを撮影したとがわかるものもあった。

もちろん、AVもだ。

雑誌や書籍のたぐいも、可能なものがある。

そういったことを可能にするサイトは、
おそらく数百はあるだろう。

ほとんどのサイトが、無料である。

何のために、そういった「便宜」をはかっているのかよくわからないサイトもある。
目的のはっきりしないサイトは、怪しいので、利用には警戒しなくてはならないだろう。

ブラジルでは、
こういったネットだけではなく、
CDやDVDというメディアになったコピー商品が、
町中で「半ば堂々」と売られている。

正規の音楽ソフトや映像ソフトも、壊滅的な打撃を受けているだろうと想像できる。

ブラジルはポピュラー音楽の宝庫であるが、
音楽市場はもともとそれほど大きくない。

日本のように、
ミュージシャンが、
年に何回も新譜を出すようなことは、昔からない。
だから、そのキャリアを通じてのアルバム数など、年数の割にはそれほどでもない。

レンタルビデオ店は激減している。

CDショップなども、元気がない。
もともと、大型店は少ないし、
品揃えは良くない。
あるミュージシャンの旧盤を求めようとすると、現役のミュージシャンでものすごく苦労をする。
あるショップにないと、確実に他のところにもない。
あるときには、どこにでもある。

どうしても揃えたければ、
サンパウロ市の場合は、歴史的中心部にあるいくつかのCD卸店にでも行くか、
今ならばネット専門ショップで探す方がよい。

中古レコード・CD店も、セントロやアウグスタ大通り界隈やピニェイロス地区などに、かなりあるが整理が悪いので、探すのに苦労するところが多いし、見つからないことも多い。 それに何より信じられないくらい価格は高い。

苦労多くして、結果として手に入らないのが現実である。

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そういった状況に対して、
「一種の福音」となっているのが、
旧盤をサイトにアップしている人たちである。

彼ら曰く、
現在市中で商業的に入手不可能となっている名盤を紹介し、
復刻を目指すなどという「高邁なる使命」を掲げておられるところもある。

事実、
20-30年以上前の、
つまりレコード盤(LPだけではなく45回転や78回転まで)だけを、
そのままではなくリマスターまでして、
音質にも気を配っているところまである。

どうも、一人でではなく、
グループが運営しているところもあるようである。

さらに、
サイト間での、連帯があるところもある。

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実際に、こういったサイトによって、
今の人たちが聞くことが不可能であった旧盤が復活した例もあるというので、
このサイトの存在も、100%悪ではない。

レコード会社にも、著作権者にも、復刻によって、新たにお金が入るかもしれないからである。

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新盤を直ちにアップしているサイトの方が、遙かに多いし、
それらの方が、お金のない若者の支持を得ていることと思う。

アシェー、ファンキ、それにセルタネージョという、今もっとも売れているジャンルが多い。

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「ジョアン・ジルベルトの幻の私的録音がネット上に流出」して、数日もたたずして、流出させたそのサイト(ブログ)が突然活動を停止した。

ブログ上で、何百もの旧盤を紹介し、そしてダウンロード可能なrapidshareなどへのリンクを掲載していたのだが、それらが消えてしまった。
もちろん、発端となった「ジョアン・ジルベルトの幻の私的録音」も消えた。
ブログは、Bloggerであったのだが、規約違反とされたようだ。

相前後して、やはりBlogger上の類似のサイトが一つ活動を停止した。

だが、Blogger上には類似のサイトは、いくつもあるが、全く影響していないものがほとんどであった。

それに、「ジョアン・ジルベルトの幻の私的録音」を紹介し、別の新たなリンクを作成して、掲載しているサイトもあった。

そして、2週間もせずして、
活動を停止したはずのブログが、アドレスこそ替わったが、
内容はそのままに登場し、かつてのリンクも復活させつつある。

もちろん、、「ジョアン・ジルベルトの幻の私的録音」も、今は、またそこに掲載されている。
そして、その他のいくつかのサイトでも、ダウンロード可能なリンクを掲載している。

リンクは、rapidshareなどによっても削除されることがあるが、
新たにまた復活するだろう。

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このブログでは、
直接、それらのサイトを紹介するつもりもないし、
まして、直接にリンクを掲載はしない。

おそらく、
日本でもすでにこの件はもう、衆知のこととなっているとは思うのだが、
一気に接続が集中し、BloggerやRapidshareの監視対象になってはいけないからだ。

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ダウンロードのことは、
ポルトガル語では、
”Baixar”とか”Abaixar”という言葉を使っている。

そういうサイトを見つけたときには、参考にされたい。

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さて、
最初に、、「ジョアン・ジルベルトの幻の私的録音」を紹介したサイトだが、
復活後に再び
別のある意味「伝説の録音」を紹介した。

これは、1962年に、
リオ・デ・ジャネイロにあった”Au Bon Gourmet”というレストランで行われたショーの録音である。
”Joao, Tom, Vinicius & Os Cariocas - Um Encontro No Au Bon Gourmet (1962)”
Sps20090301aencontrocapa
※このアルバム・ジャケットは、サイト運営者の作成による物と思われる。

出演者は、トム・ジョビンTom Jobim, ヴィニシウス・ヂ・モラエスVinícius de Moraes, ジョアン・ジルベルトJoão Gilberto、そしてオス・カリオカスOs Cariocas

さらに、ドラムをミルトン・バナナMilton Banana、コントラ・バスをオターヴィオ・バイリーOtávio Baillyという顔ぶれ。

内容は、次の通り。
2晩とも同じ内容だが、ライブなので、演奏時間が異なっている。

このサイトの紹介したのは、その2晩ともであり、
その違いを楽しむことができる。

01. Só Danço Samba (Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes)
                                 Os Cariocas
02. Samba de uma Nota Só (Antonio C. Jobim/Newton Mendonça)
                         Tom Jobim & Os Cariocas
03. Corcovado (Antonio Carlos Jobim)
                       João Gilberto & Os Cariocas
04. Samba da Bênção (Baden Powell/Vinicius de Moraes)
                             Vinicius de Moraes
05. Amor em Paz (Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes)
                       João Gilberto & Os Cariocas
06. Bossa Nova e Bossa Velha (Miguel Gustavo)
                                 Os Cariocas
07. Samba do Avião (Antonio Carlos Jobim)
                        Tom Jobim & Os Cariocas
08. O Astronauta (Baden Powell/Vinicius de Moraes)
                   Vinicius de Moraes & Os Cariocas
09. Samba da Minha Terra (Dorival Caymmi)
                               João Gilberto
10. Insensatez (Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes)
                               João Gilberto
11. Garota de Ipanema (Antonio C. Jobim/V. de Moraes)
                           João, Tom & Vinicius
12. Devagar com a louça (Haroldo Barbosa/Luiz Reis)
                                 Os Cariocas
13. Só Danço Samba (Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes)
                       João Gilberto & Os Cariocas
14. Garota de Ipanema /Só Danço Samba /
   Se Todos Fossem Iguais a Você (Jobim/Vinicius)
    Tom Jobim, Vinícius de Moraes,João Gilberto、Os Cariocas                                
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この録音は、
全くの幻ではなく、
知っている人にはかなり知られていたものだそうだ。

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domingo, 8 de fevereiro de 2009

ブラジル・サンパウロの「ボサノバ50年」 その10 ジョアン・ジルベルトの幻の私的録音がネット上に。

50年以上も回付が厳重に制限されていた後、ボサノバの誕生期のジョアン・ジルベルトJoão Gilbertoの私的な録音が今週多くの人が入手した。

そこでは、ジョアン・ジルベルトJoão Gilbertoによる、音楽と、ジョアン・ジルベルトの最初のソロのレコードの写真家のシコ・ペレイラChico Pereiraとの会話の約30トラックが入っている。
Sps20090208ajoo_casa_de_chico_perei

この記録は、今週初めに、インターネット上で漏れた。
そして、すぐにいろいろなブログによって配布された。

録音gravaçõesは1958年に、ジョアン・ジルベルトが78回転の"Chega de Saudade" と "Bim Bom"というボサノバの原点を出し、翌年に発売されたLP "Chega de Saudade"の準備を始めたときになされた。

このLPの12曲のうちの10曲は、シコ・ペレイラの家で歌われた。
ほかのものは、ジョアン・ジルベルトがそのキャリアの中で頻繁に出したものである。

ジョアン・ジルベルトが決して録音したことがないものも入っている。

"Chão de Estrelas" (Sílvio Caldas/Orestes Barbosa),
"João Valentão" (Dorival Caymmi),
"Mágoa" (Tom Jobim/Marino Pinto),
"Beija-me" (Roberto Martins/ Mário Rossi)

おもしろいのは
"Um Abraço no Bonfá"の間に犬が鳴き、
"O Pato"の最後に,いろいろなボーカル効果があることである。
Sps20090208bjoo_casa_de_chico_perei

1990年に発行されたルイ・カストロRuy Castroによる"Chega de Saudade",のなかで、このロール・テープfitas de roloの存在が指摘されていた。
※※この書籍は,邦題「ボサノバの歴史」として、国安真奈女史の完璧な翻訳で発行されている。

ルイ・カストロ自身も、これにアクセスしていた。
カセット・テープfita casseteにし、CDにもなった。

ルイ・カストロは、すべてのテープが同じ日になるものとは保証することは不可能だと言った。

非公式に,これらの録音はあるレコード会社に渡ったが、これらが商業的に発売される予定はなかった。
とてもすばらしい質の録音の発売も禁止するジョアン・ジルベルトの完璧主義が、
この私的な音を出すことはない。

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今週初めに、このファイルを入手した。

ポルトガル語を理解する人にとっては、
その入手は難しいことではなかったはずだ。

このブログに頻繁にアクセルされているような方の中では、
すでに、入手された方も多い思う。

このファイルを,最初に取り上げたあるサイトは、
2月8日(日)に、どういう訳か「閉鎖」状態になっている。

どうしても、
入手されて、聞いてみたい方には、
入手方法のヒントでも差し上げられるかもしれない。

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sexta-feira, 4 de julho de 2008

ブラジル・サンパウロのインターネット網がダウン。

ブラジル・サンパウロの市内電話はテレフォニカTelefônicaという企業が運営している。
民営化の時に、このスペイン系の企業が落札した。

このテレフォニカTelefônicaのデータ通信網が、7月2日(水)の夜から、約25時間ダウンして、大きな影響を与えた。

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テレフォニカTelefônicaは、7月3日(木)の夜に、大サンパウロGrande São Paulo都市圏、ヴァーレ・ド・パライーバVale do Paraíbaの諸都市、海岸litoral地区で20時30分過ぎにデータ通信サービスを復帰させたと発表した。

テレフォニカは、問題の原因については、「複雑でまれ」"complexo e raro"なことだとして、発表していない。
サンパウロSão Paulo州のその他の都市では、まだ復帰していない。

発表では、テレフォニカは彼らのデータ通信ネットの回線の80%以上が戻ったと明言している。

「会社は、技術的に必要な原因を追及するためにワークし続けている、同時に企業サーボスネットの会見の完全な平常オペレーションのためにワークしている」と文書で言っている。

テレフォニカによると、回線網トラブルは、「大企業と、連邦、州、市の公的管理組織の対応に影響を与えた」。

故障は、プロバイダーSpeedyのブロードバンドサービス、主に企業によって使われる高速通信とその他の反応を止めた。

しかし、テレフォニカは問題が起きたことを企業顧客に主として伝えた。
個人顧客からの訴えがあった。


サンパウロSão Paulo州で起きたインターネットの故障を理由とする損失を受けたテレフォニカTelefônicaの顧客は、裁判所に求めるだろう。
消費者保護局Proconは、テレフォニカに通知を出し、問題の原因、解決策、そしてサービスを受けられなかった利用者への補償ressarcimentoを含む事実をはっきりさせるように要求した。

消費者保護局Proconは、テレフォニカはサービスを受けられなかった期間について、顧客から受け取った金額を返さなくてはならないと明言している。

消費者保護局は、インターネットがなくて金銭的な損害やダメージを受けた顧客はテレフォニカTelefônicaに対して裁判Justiçaに訴え、補償を求めるべきと言っている。

故障は、書類の発行や警察の調書さらに銀行など、市民への基本的なサービスに影響した。

テレフォニカTelefônicaのネットの交渉は、木曜日の朝から、サンパウロSão Pauloの警察の記録にダメージを与えた。

この問題により、運転免許証CNHs (Carteira Nacional de Habilitação)や身分証明書documento de identidade (RG)を発行する、Poupatempoでのサービスの一部も不能になった。

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拙宅の場合は、
2日(水)の19時半頃から、
3日(木)の20時半過ぎまで、
インターネットは使えなかった。

3日(木)の午前中までは、拙宅だけの問題かと思って、何度かモデムを切るなどして、復帰を試みていた。
しかし、昼のローカルニュースで、この問題は、サンパウロ州での問題と聞いて、復帰はあきらめた。

たしかに、このダウンで、テレフォニカの回線を使っているところは、もう何もできなくなっていた。
インターネット網なしでは、何もできなくなっているところが、いかに多いのか、便利さと、そして脆弱さを見せつけた。

インターネットがない不便さを改めて認識し、そしてある意味では、それが無いことを楽しんでもいた。

日本でも、10数年前までは、インターネットも、携帯電話も、今のようには一般的ではなかったのだ。
今はもう、ブラジルにおいても、それがないと、普通の市民の生活に直接に影響を与えるようになっている。

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domingo, 4 de maio de 2008

ブラジル・サンパウロの美人の線審 その25 公式サイトが荒らされた。

線審のアナ・パウラ・オリヴェイラAna Paula Oliveiraの公式サイト (http://www.anapaulaoliveira.com.br/)が、たぶんボタフォゴBotafogoのファンのハッカーに侵入された。

入り口ページに、侵入者はアナ・パウラ・オリヴェイラが昨年プレイボーイ誌で披露したヌード写真を置いた。

左太ももに仮想的にボタフォゴBotafogoのエンブレムescudoを加えた。
その下には、ハッカーの署名があり、英語で「セキュリティを破った'quebrou sua segurança'」'Broke Your Security'と書いた。

昨年のブラジル杯Copa do Brasilの準決勝の対フィグェイレンセFigueirense戦で仕事をしボタフォゴの2ゴールを取り消した後、アナ・パウラ・オリヴェイラはボタフォゴBotafogoのファンの間では「好ましくない人物persona non grata」である。

これによって、ボタフォゴはブラジル杯から敗退した。

Spf20080504a014595240ex00

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どうして、この時期に。
もう1年たっているのだが、執念深い。

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quarta-feira, 31 de janeiro de 2007

ブラジルのウィンドウス・ヴィスタ。

ブラジルでも、ほとんどのコンピューターはマイクロソフトのウィンドウスがOSである。

先日も、ウィンドウスMEなんかを見かけたくらいであるので、どこまでウィンドウスXPが普及していたのかはわからない。
まあ、常識的に考えてウィンドウスXPは発売以来5年もたっているので、ほとんどがXPであると推測はする。

ブラジルでも、1月30日からウィンドウス・ヴィスタwindows vistaが始まったようだが、全く騒がれることもない。

深夜に列を作ってまで、買うなんてことは絶対にしない。
店にとっても、客にとっても危険きわまりない。

もうひとつ、実はほとんどの人はOSを正規には購入していない。
OSだけではない、アプリケーションもである。

そういったものは、市内の至る所の路上などで、コピーされたものがいくらでも販売されている。
それを買うのだ。

ブラジルの一般的な所得水準で、OSやアップリケーションを買うことは極めて難しい。

いつウィンドウス・ヴィスタのコピーが販売され始めるのか。
もう、販売されているかも知れない。

もうひとつウィンドウス・ヴィスタが要求する能力を持つコンピューターを買うのも大変である。

とはいえ、
一応発売したのだから、マイクロソフトも告知をしなくてはならない。
テレビでCMを放送していた。
実に、地味なCMである。
「20070130JN-CM-WindowsVista.wmv」をダウンロード

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terça-feira, 9 de janeiro de 2007

ブラジルのダニエラ・シカレリ その6 You Tubeへの接続が可能に。

サンパウロ州裁判所の個人権利部門大4法廷の控訴院判事のエニオ・サンタレーリ・ズリアーニÊnio Santarelli Zulianiは、ブラジルのインターネットユーザーがユー・チューブYoutubeのサイトでダニエラ・シカレリのビデオにアクセスするのをブロックするという決定を繰り返した。

このビデオは、レナット・アウフィエロ・マルゾーニ・フィーニョRenato Aufiero Malzoni Filhoとダニエラ・シカレリDaniella Cicarelliが、スペインEspanhaの海岸での行為を映し出していた。

控訴院判事desembargadorは、しかし決定は「技術的に可能な限り、サイト全ての停止をさせることなく」実行されなくてはならないと強調した。

2006年9月に最初に訴えが起こされた第23民事裁判所の判事は、関連する気魚は今日にもサイトの残りへのアクセスを再開すると発表した。
更に、判事は通信会社にビデオにアクセスする天使アドレスだけをブロックすることが不可能なサポートであることの技術的な理由を報告するように要求した。

エニオ・サンタレーリ・ズリアーニは、「予防的に30日間かそれ以上サイトをブロックするとか、はてはユー・チューブが禁止された映像を自制するようなソフトをインストールするというな、ドラスティックな手段」をとるかもしれないという可能性を否定するものでは無いとも言った。

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これで、1月5日(金)の夜から始まったバックボーンを運営する会社のユー・チューブへのアクセス規制は一旦なくなることになる。

まったく、ブラジルらしい解決だ。

華々しく花火を上げて、引きも早い。

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昨日1月8日(月)も再びダニエラ・シカレリおよびそれに類する検索で、このサイトへのアクセスが急増した。
日本時間の16時から18時に特に集中した。
16時台は、2000アクセスを越えた。
この時間帯に限るとまるで、「風俗系のサイト」のようなアクセス数になった。

こういうことがきっかけでも良いので、このサイトに引き続きアクセスしていただければ、幸いである。

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ブラジルのダニエリ・シカレリ その5 You Tubuに接続できなくなった。

ユー・チューブYouTubeがブロックされた。

裁判所の決定によって、ブラジル・テレコムBrasil Telecomは1月5日(金)の夜から、ユー・チューブYouTubeへの接続をブロックしている。
ブラジル・テレコムはブラジルにある8本のバックボーンを運営する業者の5社の一つで、これによって550万人のIG, IBest, BrTurboなどのプロバイダー契約者が接続できなくなった。

その他のプロバイダーのユーザーも同様の米国Estados Unidosへのアクセスするバックボーンを使っているものは、ユー・チューブへ接続で無くなくなった。

これは、サンパウロ州裁判所の女性判事リンコン・アントニオ・ヂ・モウラLincon Antônio Andrade de Mouraの決定に従った。

サイトへのアクセスのブロックは、裁判所によって命じられた、ダニエラ・シカレリDaniella Cicarelliと彼女の愛人のレナット・マウゾーニRenato MalzoniがスペインEspanhaの海岸でのプライベートなシーンのビデオがブラジルのインターネットで引き続き回覧されるのを禁止するためのの手段である。

ブラジルテレコムBrasil Telecomへの指示として、女性判事は、期間を定めずブロックし、サイトにアクセスするブラジルのユーザーがそのサイトがホストに使っているコンピューターに到達するにあたり、判断をする、フィルターを会社のネット上で使わせる決定をした。

ブラジル・テレコムBrTの広報によると、サイトのブロックは米国Estados Unidosへのバックボーンの出口で行われている。

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確かに、ユー・チューブへつながらなくなった。

裁判所は、ダニエラ・シカレリのあの映像だけの接続を禁止しようとしたのだが、ユー・チューブが削除しても直ちにアップされる現状では実効性がない。
それに、ユー・チューブは米国企業であり、ブラジルの裁判所の決定が及ぶわけはないである。
そこで、バックボーンを持っているブラジル企業に、接続禁止を命じたのである。
バックボーンの企業も、ダニエラ・シカレリのあの映像だけをブロックすることはできないので、結局ユー・チューブ全体への接続をブロックするしか出来なかったというわけである。

日本の一部の報道であった「ユー・チューブの閉鎖命令」などは、初めからでていない。

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ニュースでは、こんなことをやっている国の例として「中国」などをあげている。

確かに、中国は「反中国的なサイト」へのアクセスを制限している。

ひどいときには、CNNのサイトへも接続が出来なくなったことがあったのを知っている。

ダニエラ・シカレリの映像への接続禁止のために、ユーチューブ全体への接続がブロックされたこととは、随分と意味が違う。

ニュースでは、識者がこのブロックを批判をしているものもある。

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ちなみに、バックボーンによっては制限をしていないので、
まだアクセス可能な人はいくらでもいるようだ。
あくまでも企業の判断である。

ここが、中国のような共産党独裁体制国家との違いだ。

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domingo, 25 de junho de 2006

サッカー・ブラジル代表 ガーナ戦 その13 ブラジル代表の6人がブログをやっている。

ワールドカップCopa do Mundo のドイツ大会で戦うブラジル代表seleção brasileiraの選手にとって、インターネットでのコミュニケーションは欠かすことが出来ないものである。

ブラジル代表の全ての選手がポータブルコンピューターを持ってきた。
彼らは、批評についての情報を探し世界の全てにアンテナを張っているし、家族とレアルタイムにつながっている。
目新しいことは、彼らのうちの6人がブログをやっていることで、高いレベルの試合の日常を語っている。

カカ、リカルヂーニョ、ロジェリオ・セニ、フレッヂは、毎日ワールドカップについて書いている。

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カカのブログは、わりと普通。

ロナウドやロベルト・カルロスのブログがあったら面白いだろう。
ヂーダもいいかも。

ロナウドは、ホームページにこのところの心境を寄せている。

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quarta-feira, 9 de junho de 2004

渋谷から世界へ

渋谷に住んでいるというと、
よく凄いと言われます。
でも、ここには19万人の人が住んでいます。
山手線の内側にもたぶん百万人くらいの人は住んでいます。

ちょっと細かい場所はこういうところです。
渋谷の駅から、徒歩公称8分。
表参道駅からは17分。
代官山駅からは15分。
恵比寿駅からは18分。

そんなところですが、
そこにはふつうの生活がたくさんあります。
有名な人もたまにおられますが、
いたって庶民な方ばかりです。

富士山も、東京タワーも見えません。
六本木ヒルズは、見えます。

そういうところから、何かを発信していきます。


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