sexta-feira, novembro 19, 2004

アジア首脳のブラジル詣で

sp20041118A.jpg

サンパウロ市の中心から、州知事事務所向かっての大通り沿いに
一週間ほど前から、韓国大統領の訪問を歓迎する垂れ幕がつけられた。
その数は、ものすごいものだ。
さらに、同じような内容の大きなビルボードもかかっている。
いずれも、韓国メーカーのLGとSAMSUNGが、それぞれ用意したもので、
自国の大統領に対するアピールなのだろう。

韓国のブラジルへの進出は、それほど早くない。
ブラジルには、アジアの国の中では日本のプレゼンスが大きかったからだ。
しかし、この10年韓国企業の進出はめざましい。
身近なところでは自動車、携帯電話、テレビなどが市場で目につく。

ブラジルは、元々韓国の移民を受け入れていなかった。
しかし、隣国のパラグアイはかつて同じ反共国家だった韓国の移民を
受け入れており、その移民が非合法的にブラジルに流れてきて、
橋頭堡を築いたと言われている。
その移民たちは、主に縫製業者となり、徐々に力を蓄えていった。
サンパウロ市内でこういった縫製業者が集まっている地区である
Bon Retiroは、かつてはアラブ系の街だったが、現在は韓国系の
街に変わった。
事務所、レストランそして教会。

チリのサンチアゴで開催のAPEC首脳会議にあわせて、韓国大統領はやってきた。
チリに行くついでというわけだ。
ブラジルは、太平洋に面していないので、APECには参加していない。
韓国大統領の直前には、中国国家主席もやってきた。
そして、韓国大統領のあとには、ベトナム首相。

続々と、ブラジル詣でが続き、ニュース報道も誇らしげだ。

もちろん、首都はブラジリアなので、公式の政府間協議はここで行われる。
その後、経済の中心であるサンパウロにもやってきて、
経済団体と会合を持ったり、自国移民の団体を激励したりしていくわけだ。
その一つに、サンパウロ州知事とも面談の機会を持っているようだ。

ブラジルの存在は、日本人の常識以上に、大きなものになっている。
サンバ、アマゾン、サッカーくらいの知識では、ちょっと寂しい。
農産物の輸出大国であり、また工業製品の大市場でもあるのだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

sexta-feira, novembro 12, 2004

ブラジルの中流階級とは

今日(11月12日)の新聞に、「ブラジルの中流階級が、250万人減った」という記事があった。

この記事の中に中流階級の定義と、それぞれの人口があった。
次の通りだ。

中の上    月収5000レアル以上(約20万円)    590万人
中の中    月収2500レアルから5000レアル迄   1150万人
中の下    月収1000レアルから2500レアル迄   3710万人
労働者階級 月収500レアルから1000レアル迄    4640万人
貧窮階級   月収250レアルから500レアル迄    3850万人
それ以下   月収250レアル以下            3440万人
                             合計   1億7370万人

つまり、ここでは中流層は合計5440万人となる。

いくつか疑問がある。

上流は、どこにいるのだろうか。
中の上に入っているようだ。
極めて少ないのだろうが、とんでもない収入を得ている人もいるのだが、
統計に入らないくらいなのか。
上も、中として、慎ましく見せようとしているようだ。
この新聞を買う人は、中の中以上だと思う。

合計で、約1億7千万人となり、これはブラジルの総人口に等しいことから、
この収入は世帯収入とみることができる。
法律で決められた最低給料は、地域によって違うが、だいたい米ドルで80ー100くらいだ。
つまり250レアル程度。
最低給料ももらえていない層がある。
働いていない、もしくは毎日8時間,週に5日間働いていない層がかなりあると言うことだ。

この統計は、ブラジル全体の統計だが、
経済の中心であるサンパウロ州ではどうであろう。
そのまた中心のサンパウロ市はどうだろう。

サンパウロ市であれば、大企業の正規労働者の場合
最低給料の4倍程度はもらえるはずだ。
またそれくらいもらえないと、大都市では暮らせない。

この統計の定義の中流層は、世帯収入ということでもあり、
サンパウロでは70-80%程度はいるのではないか。

さらに、中の上に属する層は10%から15%はいるような気がする。

そう考えないと、市内の高級店は成り立たないし、
高級住宅街も存在し得ない。


| | Comments (1) | TrackBack (0)

domingo, novembro 07, 2004

ブラジルの大統領とはこんなもん

2004110505.jpg

今週の金曜日まで、
リオ・デ・ジャネイロにおいて、南米やカリブ海諸国の
グループ「リオ・グループ」の会議が行われた。

各国の大統領級が集まって、諸問題について
討議をしたらしい。
ところが折からの、米国大統領選挙で、
その成り行きが気になって、いささか
議論をつっこめない状態だった。

それはともかく、最終日のホスト国アトラクションで、
定番のサンバが登場。
大統領と大統領夫人が、踊りを披露しているところ。

この大統領は、労働党。
昔は、ストライキの主導者で、大会ではアジ演説ばかりしていた人。

まあ、どこまでいっても、ブラジルということでした。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

sábado, outubro 30, 2004

サンパウロ市長選挙

サンパウロ市長選挙が行われている。

10月31日日曜日が、第2回目の投票日だ。
第1回目の投票で、どの候補者も過半数を占めなかったので、
上位2者で決選投票が行われる。
このため、3-4位投票獲得者との連合連衡交渉が行われる。

ブラジルでは、選挙は義務だ。
必ず行かなければならない位の義務だ。
行かなければ、その後の各種手続きで問題になることがあるという。
不在者投票は構わない。
住所の変更を届けていないものは、投票所がとんでもないところにあったりして、
当日はちょっとした民族移動が起きる。

ただし、ブラジルは11月2日が休み。
よって、10月30日から事実上の4連休となる。
すでに、金曜の午後から動き始める人もいるくらいだ。
そういう人たちは、投票はどうしているのか。

ブラジルの投票は、電子投票で行われる。
投票機を前にして、
自分の番号を入れる。
そして、候補者固有の番号を入れる。
そうすると画面に候補者の顔などの情報が現れる。
確認を求められる。
それで、投票が完了だ。
だから開票結果は、投票が終了後、あっという間に判る。

選挙活動は、本日で終了。
テレビでの選挙CFからも解放される。
また、毎日8時半から20分どの地上波でも、
同じ選挙番組をやっていたがこれも終わる。

今日は、22時から、
両候補者の直接の討論会を、テレビで放送をしていた。
これは、2週間くらい前に一度、違うテレビで行われ、今回は2度目である。

20041029-debate.jpg

女性が、マルタといって現職の市長。
労働者党の所属で、大統領も同じ党である。
労働者の味方ということになるが、本人は大富豪。
超高級住宅街に、家を借りて、年間400万円ほどの家賃を支払っている。

男性はセッハといって、元々は医者だ。
第1回投票で1位だった。
その後の各種世論調査でも、1位である。
やはり、高級住宅街に住んでいる。
サンパウロ州知事が支持している。

今日、街を歩いていると、
マルタの選挙運動にぶつかったらしい若者が
大声でこういっていた。
「マルタが、Tシャツをくれた」と。
みんなにうれしそうに話をしていた。
安物の選挙運動用のものだ。
結局、こういうことで投票が決まるのだろうか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

segunda-feira, outubro 25, 2004

カーニバルにも商業主義の影響

カーニバルといえば、やはりブラジルのリオ・デ・ジャネイロが一番有名だ。
ブラジルではカーニバルとは言わない、「カルナバル(カルナバウ)」という。

このカルナバルは、リオだけではなく、サンパウロでもそして
小さな街でも同じ時に行われる。
小さなものは、子供御輿並みでほほえましい。

リオのカーニバルは、数千人規模のサンバ隊が、踊っている姿が
テレビで紹介されるが、あれはコンテストである。
このコンテストは2日間に渡って行われ、十数組のサンバ隊が
参加する。
採点は、テーマや踊りやハーモニーなどいくつかのポイントがある。

このサンバ隊は、Escola de Samba(エスコーラ・ジ・サンバ:
サンバ学校という訳になる)という。

サンバ隊のオーナーは、非合法の賭け事の胴元ということが
よくいわれてたりしているが、よくわからない。

この数千人規模のサンバ隊にはもちろん莫大な費用がかかり、
その費用は参加者も含めて自分たちでまかなってきたものだが、
近年新たに企業などからの協賛を求めているものが増えてきた。

そのことが、今日の新聞に出ていた。

2005年の各サンバ隊のテーマと協賛者が表になっていた。
サンバ隊の中でも、有名なBeija-Flor(ハチ鳥の意味)は、
リオ・クランジ・ド・スル州政府の協賛を受ける。
テーマは、かつてそのあたりで活動したイエズス会の修道所。
映画にもなった。"Mission"
その遺跡は世界遺産になっている。
つまり観光振興。

Grand Rioは、Nestleの協賛を受ける。
テーマは、ズバリ食料。

Tradicaoというところのテーマは、大豆。
協賛者はアメリカのモンサント。
肥料のほか遺伝子組み換えの種子ビジネスを進めている世界的企業だ。

Mangueiraは、エネルギーというテーマ。
ブラジル国営の石油会社と電力会社が協賛企業になっている。

Vila Isabelは、海と航海がテーマ。造船業界の協賛。

Imperatriz Leopoldineseは、アンデルセン童話がテーマ。
デンマーク商工会議所が協賛。

Mocidade Independenteは、イタリア文化。
ブラジルの航空会社とイタリア商工会議所が協賛。

約半分のサンバ隊がこのような状況になっている。
結局、世界はこんな風潮なんだなと改めて思った。

仮に日本の企業が協賛して、
日本文化などがテーマになったりしたら、
さまになるのだろうか。


| | Comments (0) | TrackBack (3)

quinta-feira, outubro 21, 2004

リオの警察は、昨年1192人を殺した。

ブラジル第2の都市リオ・デ・ジャネイロは
観光都市である。
しかし、犯罪都市でもある。

そのリオの警察は、昨年1192人を殺したという。

相手が銃器を持っているので、
警察も遠慮無く撃つのが
ブラジルのやり方だ。

また、どんな事件でも、
ブラジルには死刑はない。
また、刑務所が満員だからという理由で
すぐに出てくるケースも多い。

だからというわけではないが、
逮捕せずに、殺してしまえとは
思いたくない。

しかし、善良な市民はそう思っているかもしれない。

少なくとも、殺された人に
無実の人や巻き添えになった人がいないことを
祈るだけだ。

サンパウロでは、どうかというと
人数はともかく同じようなものだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

quarta-feira, outubro 20, 2004

「汚職清潔度」日本は24位

「汚職清潔度」日本は24位

いつも、日本は先進国では上位にはこない。
恥ずかしいと思う、何とかしなければと思う政治家や
国民は多くないとしか言えない。

自分に関係することでは、
たかりのような人が多いから。

その国の政治のレベルは、国民のレベルだから。

ちなみに、ブラジルは146カ国中59位。
意外と上位だった。

本物のサイトはここ
Transparency Internationalのサイトは、英語もあります。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

世界初アルコールを燃料とする航空機発表

2004101907.jpg

この飛行機は、エチルアルコールを燃料として飛ぶ航空機として、発表された。
発表したのは、ブラジルの航空機製造会社エンブラエル。
飛行機の名前は、イパネマだそうだ。

エンブラエルは、かつてよく落ちる航空機を作っていたが、
今は立派な会社になった。
小型旅客機だけではなく、中型にまでのびてきている。
この部門では世界有数の会社になってきた。

遅れている部分は多いが、
こういった点でも、最近のブラジルの工業力の成長はめざましい。

残念ながら、日本は、完成機メーカーを持っていない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

terça-feira, outubro 19, 2004

小泉首相が泣いたのは、ここ。

ブラジル・サンパウロの東洋人街のガルボン・ブエノ街とサン・ジョアキン街の交差点に
日伯文化協会のビルがある。
通常「文協」と呼ばれている。
ここには、援協と呼ばれる日本語の通じる診療所もある。
そして移民資料館もある。

サンパウロの総領事館やジャイカそしてジェトロが、今の日本国を代表する機関とすると、
ここには移民の人が築いた機関の中心のようなものだ。

ここの講堂での、講演中に小泉首相は絶句し、涙したのだ。

この涙には、色々な反応があるようだが、
日本でのパフォーマンスではないかという否定的な見方に対して、
ここブラジルでは「わかってくれた」と肯定的な見方が多い。

わざわざサンパウロまで来て、移民資料館を日本の人が見るのは
簡単ではない。

せめて、横浜のみなとみらいにある移民資料館を見ると、
多少なりとも今日のブラジルでの日系人のありようについて
理解ができるのではないだろうか。

移民の人たちには涙のほかに、血と汗もあったことを理解すれば、
小泉首相の涙も多少なりとも肯定的に解釈されるのではないだろうか。

sp20041018a.jpg

| | Comments (2) | TrackBack (0)

10月18日は、アルコール燃料の日。

ブラジルでは、10月18日にはアルコール燃料の日ということだ。

サトウキビを発酵させて作るエチルアルコールを燃料として使うことが、
もう何年も国内では当たり前のこととなっているこの国は、
最近は生産を更にのばして海外にも輸出をしている。

生産の拡大の余地はまだまだあるし、
環境問題特に二酸化炭素の問題で、アルコール燃料は注目されている
燃料の一つだ。

そういう背景で、業界が10月18日をアルコール燃料の日としているようだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

domingo, outubro 17, 2004

ブラジルは世界第3位だそうだ。

フランチャイズチェーン化された店の数で、ブラジルは世界第3位だそうだ。
第1位は米国。
第2位は日本。
コンビニのないブラジルがよく第3位になれるものだ。

フランチャイズチェーンの数は650。
その90%は、ブラジルのチェーンということである。
マクドナルド、ドミノピザなどはあるが、ケンタッキーは定着しなかった。

店の数は、56,000店ということだ。
その販売金額は300億レアイスというから、1兆2千億円ということになる。
これは、パラグアイの国内総生産金額と同じということだ。

ここで働いている人の数は、50万人。

確かにチェーン化された店が増えた。
しかし、どこに行っても同じ店で、個性が無くなったのも事実である。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

quinta-feira, outubro 14, 2004

日本の競争力「ベスト10」復帰 世界経済フォーラム

日本の競争力「ベスト10」復帰 世界経済フォーラム

確かに日本は9位になっている。(昨年は11位だから、あまり上がっていない。)

1. Finland
2. USA
3. Sweden
4. Taiwan
5. Denmark
6. Norway
7. Singapore
8. Switzerland
9.Japan
10.Iceland
11.United Kingdom
12.Netherlands
13.Germany
14.Australia
15.Canada
16. UAE

ちなみにブラジルは57位で、昨年の54位から下がっている。
ランキング表の入手はこのサイトで。

日本は、本当に回復しているのだろうか。
同じようなランキングで定評のある
スイスにある国際経営開発研究所(IMD)の2004年のランキングの方は23位。
ブラジルは53位。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

sábado, outubro 09, 2004

麻薬組織の抗争に、警察が介入

rio2004100805.jpg

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロは観光都市であるが、
別の一面では大変な犯罪都市だ。

毎日毎日のことなのでいちいち取り上げられないくらいだ。

またもや、麻薬組織の対立が、貧民窟で勃発しているという。
貧民窟といってもリオの場合は、市街地に極めて接近しているので、
危険きわまりないので、警察が介入した。

市街地つまり、海岸に近く、観光地のイメージを壊すということだ。

警察も大変だ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

terça-feira, outubro 05, 2004

サンパウロの市長は決まらず。

10月3日に行われたサンパウロ市長選挙。

電子投票なので結果はすぐに出る。

写真の御仁は、現職の市長の対抗馬。

得票率はトップであったが、過半数には至っていない。
現職の女性市長を破ったには違いないが、まだ市長とはならない。

もう一度、この2人で投票が行われる。
よって、今回の下位得票者と政策協議をして、
彼らの支持を仰ぐような工作をすることになる。
彼らの票をまわしてもらうのだ。
もちろん、見返りは考えなくてはならない。

今、やっているはずだ。

こうやって政治は進んでいくのは、どこも同じだ。


votasp01.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (0)

sábado, outubro 02, 2004

ブラジルは、選挙投票日

10月3日はブラジルの選挙の投票日だ。
選挙といっても、市長選挙だ。
だが大きな市の選挙結果は、国政に影響を与えないわけはない。

たとえば、サンパウロ市長選挙がそうだ。
現職は、大統領と同じ政党に属しているのだが、
ここにきて調査では対抗馬の候補に追い上げられ、
逆転された。
だから、わざわざ大統領までがサンパウロにやってきて応援演説をした。
TVの選挙広告でも、頻繁に出てくる。

ちなみにブラジルでは選挙は義務である。
わけなく、棄権はできない。
といって、全体主義国家のような危険な選挙ではない。
人気投票に近い、普通の選挙だ。

ブラジルの選挙のネタはたくさんあるが、
とりあえず結果は気にしておきたい。

投票は、それぞれが登録した投票所に行くことになる。
約10年前から、電子投票が行われている。
よって、開票の結果はあっという間に出る。

日本より、遙かに進んでいる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

sexta-feira, setembro 24, 2004

銀行のストライキ

ブラジルの銀行が、ストライキをしている。
先週の木曜日くらいに始まった、銀行のストライキ。
先週の金曜日には、
口座をおいている支店もストライキに入った。
ATMを使えば、通常のことはできるのだが、
窓口は閉まっている。

だが、同じ銀行でも支店によってストライキをしていなかったりしていたり。
色々きいて、まだどこどこの支店はストライキに入っていないと
いうような情報が飛び交う。

いろんなことは、やはり口座をおいている銀行でなければできない。
今週もずーっとストライキだったのが、
今日はあいていた。

いつもはそこそこ混んでいるのだが、
今日は誰もあいているとは思っていないせいか、
空いていた。

明日はどうかとたずねると、判らないと答える。

ヘンなストライキだが、来月そうそうの選挙に向けて
他の部門へも拡大の動きを見せている。

大統領が、労働組合の出身なのに、何故ストライキをするのかよくわからない。

2004092310.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (0)

sábado, setembro 18, 2004

サンパウロのユダヤ人

9月16日、サンパウロの中心部ジャルジン・パウリスタ地区の
高級レストランやブティックが並ぶハドコック・ロボ通り辺りに
ユダヤ人の家族がいっぱい歩いていた。
男性の独特の服装ですぐにそうと判る。

この辺りにユダヤ教会のシナゴ-グがある。

ブラジルには、それほどユダヤ人が多いわけではない。
10万人程度で、日系人の数よりもずっと少ない。
南米では、アルゼンチンなどにもっと大きな数がいる。

だいたい、ヨーロッパからの迫害を逃れてきた人たちで、
ナチスから逃れてきた人たちも多く含まれている。

人口はそれほどではなくても、
社会階層的には上位にあるようである。
サンパウロの市内の各地に、彼らの施設があるがどれも良い
場所にある。

幼稚園は、パカエンブにある。
クラブは、「クルビ・エブライカ」といい、ジャルジン・パウリスターノの
ショッピング・イグアテミの裏手にある。

サンパウロでもっとも良いとされる病院つまりブラジル最高の
医療水準を誇る病院は、
「アルベルト・アインシュタイン病院」で、
モルンビの丘の上に大きな規模で鎮座している。
費用の方も、最高だ。
ここの食事は、もちろんすべてKosherということだ。

ちょうどこの日、ユダヤ教の新年の集会が、シナゴーグであったようだ。

テレビでは、ユダヤ教に改宗したマドンナが、エルサレムに行った姿を
放映していた。
sp20040918b.jpg

| | Comments (1) | TrackBack (0)

sexta-feira, setembro 17, 2004

小泉首相は、地元紙の一面

fsp17092004.jpg

9月17日付の地元紙"Folha de Sao Paulo"の一面に、我が国の
小泉首相が、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領とともに
いるところが写真に出ている

ところが、この写真の下のコメントを見ると、主役はこの両者ではない。

写真の右側にいる、あのヴァンダレイ・ダ・シルバ選手。

この写真の本文も、スポーツ面。

ブラジルらしい切り口だ。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

小泉首相について、ブラジリアからの報道。

ブラジル訪問中の、小泉首相は、首都ブラジリアに昨日着いた。

ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバと会談をするのであるから、
当然現地のニュースで報道をするはずと、夜のニュースを3つ見ていた。

短いこと。

小泉首相と、大統領と、あのマラソンの銅メダリストヴァンダレイ・ダ・シルバ選手が
一緒にいる映像。
ヴァンダレイ・ダ・シルバ選手は、スーツにネクタイだった。

日本が、「マンガ」を輸入するということだけ。 

※マンガとは漫画ではない。フルーツだ。

映像のないニュースもあった。
隣国でもないし、政治的なテーマもない。
さらっとした扱いもしかながないのだろうが、いささか寂しい。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

quinta-feira, setembro 16, 2004

小泉首相が泣いた、のは経済面

「小泉首相が泣いた」という記事は、
サンパウロの今朝の新聞に出ていた。

サンパウロの一流紙"Folha de Sao Paulo"という新聞。
発行部数は、約30万部。

経済面に、写真と短いコメントが付いているだけだ。
写真は、APからの配信もの。

コメントは、非常に短い。

「感激」
日本の首相小泉純一郎が、サンパウロの日本人移民資料館において、日本人諸団体との懇談での講演で泣いた。
彼は、今日ルラ大統領と会議を行う。

この記事が、経済面に掲載された理由がよくわからない。

sp20040916a.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (0)

小泉首相が泣いた、なんて知らない。

「小泉首相が泣いた」そうだ。

感極まって泣いたそうだ。

だが、それは日本発の情報。
NHKの海外放送のテレビを見ていないので、よくわからない。

小泉首相が来る前の日に、小泉首相の訪伯を伝える報道が、
ブラジルの現地マスコミでもあったが、到着後にサンパウロのどこをどう回ったかなんて
伝えていない。
大体、一般のブラジル人とは関係ない、日系人関係の
所を回っているからだろう。
首都でもない、サンパウロにいる理由は、日系人の
ためだ。

昨日午後から、首都ブラジリアに移り、
ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領と会うし、
テレビニュースで報道されることになると思う。

ちなみに、ブラジル大統領は、昨日はアマゾンのマナウスで、
隣国ベネズエラのチャベス大統領と会っていた。

話を戻して、日系人がブラジルに移住してもうすぐ、100年になる。
初期の移民の苦労は、筆舌に尽くしがたいものがあったと思う。

その苦労があって、地球の裏側にもかかわらず、ことサンパウロでは
日本人にとっては日本的生活をするのにそれほど不便を感じない。

小泉首相の涙は、
日系移民たちみんなの涙と、素直にとっておきたい。

サンパウロに住んでいるものとしては、そのように思う。


※もちろん、こちらの日系社会で発行されている邦字紙では
 小泉首相の動向については、詳細に伝えられている。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

quarta-feira, setembro 15, 2004

小泉首相の、サンパウロの、川の視察

さすが、大国日本の首相。
今朝サンパウロに到着したのだが、
こちらのニュースでもちゃんと報道されています。

空港から直行で、市内を流れるチエテ川へやってきた。

この川は、サンパウロを東から西に流れる川である。
空港から市内へはいる道も、この川に沿っている。

実は、この川はラプラタ川の支流であり、
サンパウロから内陸に向かって流れて、
パラグアイ国境、そしてアルゼンチンにはいり、ついに大西洋に出る。
数千キロの大河の上流部分なのである。
しかし、標高差はわずか800メートル程度。
だから、流れが凄く遅い、
また、都市河川故の汚染も酷く、腐臭がきついのである。
ちょっとした大雨の時は、水の捌けが悪く、すぐに氾濫し、
交通の混乱を招いている。

このため改修工事を進めているのだが、
これに日本も資金供与をしているのである。

だから、こうやって州知事が、普段は絶対に近づくことのない
この川へ、小泉首相を案内しているわけだ。

この工事に、日本が資金を出していることは、
ちゃんとブラジルではニュースで今回も報道されている。

また、工事現場の表示にも、日本の資金援助によることも
きちんと記載されている。
(一般の人が、そのようなことを気にしていることもないと思うが。)

日本のすぐ近くの大国が、
この資金援助の何倍もの援助を受けていながら、
その事実を人民にいっさい伝えず、
また反日的な教育を行っていることと比べると、
この気遣いは、そこまでしなくてもといいたくなる。

資金援助の目的は、友好の確立であるはずで、
感謝もされないどころか、スポーツの場で領事の車のガラスが
割られてしまうようでは、全く目的を達していないとしかいいようがない。

日本の税金である資金援助の使い方に、
その効果など考えるべきことも多いのではないかと思う。

もちろん、お金を出したからと、恩着せがましいことをいう
事を勧めているわけでは決してない。

小泉首相は、明日は午前中はサンパウロにいて、午後からは首都ブラジリアに行って
ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領とあることになっている。
明後日は、メキシコに向かうそうだ。
この日程は、相当きつい。


2004091404.jpg

| | Comments (1) | TrackBack (1)

domingo, setembro 05, 2004

フェラーリが5台

ブラジルは、今は自動車の輸入を自由化している。
ということは、かつては禁止していたということだ。

1982年の第1回目のトヨタカップの時、
南米代表として、リオのフラメンゴがやってきた。
結果は、フラメンゴが勝ったわけで、
最優秀選手に「かっとび賞」という名前で「セリカ」が贈られた。
貰ったのはジーコ。
ところが、貰ったのはよいが、さすがのジーコでも
リオでの通関ができなかったという話だ。
全面的に輸入が禁止だったのだから仕方がない。

余談だが、輸入禁止なのに、
サンパウロでは、リオブランコ通りにベンツの店が並んでいた。
話ではパラグアイから陸路密輸したと中古いう話だったが
真偽のほどは判らなかった。
いずれにせよ当時、ブラジルで外国車を見ることはまず見ることはなかった。

ブラジル南部に行くと、アルゼンチンやウルグアイの休暇の季節に
陸路できた車があり、これらは見慣れない形があった。

ブラジルは、国産の自動車産業を保護するために
こういった政策をとっていた。
国産といっても、当時の主な乗用車メーカーは、次の通り。
フォルクスワーゲン
フォード
GM
フィアット

商用車(トラック、バスなど)でも、同様であった。
フォルクスワーゲン
ベンツ
ボルボ
スカーニア

どうして、国産かと言えるかという気もするが
国産は国産だ。

その後、1990年代になり、経済の活性化のために
各種の輸入規制が緩和された。
自動車の輸入も、高関税ではあるが自由化された。

今では、数多くの輸入車が走っている。
また、「国産」メーカーも増えた。

本田(本田はオートバイは作っていた。)
トヨタ(トヨタは60年代から小さな工場で旧式のランドクルーザーを作っていた。)
ルノー
シトロエン
等々

フェラーリは、1993年に販売を開始したそうだ。
8月にブラジルで5台売れたそうで、
これはこの4年では最大の売り上げ台数だそうだ。

過去の記録では、9台ということだ。
高関税のために、日本での価格よりも2倍近くもするような車である。
よく売れたと言っても良いだろう。

ここで思うに、ブラジルのどこでフェラーリが走れるのだろう。
もちろん、郊外のハイウェイでは走れるところもあるだろう。
しかし、サンパウロに限って言うと、
舗装が行き届いているにの、広い道ですら道路がでこぼこで、
さらに坂道ばかりで平坦なところが少ないのに、
車高の低いフェラーリが走れるとは思えないのだ。

あっという間に、車体をこすって、傷ついてしまいそうだ。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

terça-feira, agosto 10, 2004

日本のニュース

日本のニュースが、海外で流れるときはそれはいいニュースではない。
それも、とびきりのシリアスなことが多い。

今日のサンパウロの日刊紙"Folha de Sao Paulo"の一面の写真は
美浜原発。

昨夜のテレビニュースでも、報道されていた。
「日本で、原子爆弾が落ちた日と同じ日に。。。。。」という言い方をしていた。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

terça-feira, agosto 03, 2004

路線価

平成16年度の路線価、昨日8月2日に発表された。

東京の一部はこの数年上昇しているが、
この流れはいくつかの地方都市にも広がっている。
だが、地価下落という大きな流れは変わっていない。

土地は、絶対の資産という神話はもう完全に消えたのだろう。
この先、人口が確実に減っていくわけで、
また工場も海外に移転しているわけで、
土地の需給は、大きな流れの中では、確実に緩んでくる。

ただし、本当によい土地の供給には当然限りがある。
だから、商業地では銀座や表参道がずっと上昇をしている。
誰だって、機会があればここに店舗を持ちたいのは当たり前だ。

住宅地では、神宮前が引き続き上がっている。
今年の上昇率一位は、二子多摩川だがこれも当然だ。
昔からの良質の住宅には、住みたい人はいつもいるものだ。
田園調布、成城だけではない、
都心に近い代々木大山町、松涛、南平台、広尾、白金、上大崎長者丸、
そして目黒区や世田谷区の数多くの良質の住宅街は、
価格が上がらないまでも、もう下がることはないだろう。

すでに、バブルの影響をまったく受けなかった世代が
住宅戦線に参加しつつある年齢だ。
彼らの中の勝ち組に属している階層は、
都心の高級高層マンションも、高級住宅だって
まったく新しい視点で手に入れることができるのだ。

ちなみに、自宅の前の路線価は、
バブルがはじけて以降、下がり続けた。
しかし、ここ数年変化していない。
といって、上がる要素も当分なさそうだ。
地下鉄十三号線の渋谷駅開業でもあれば、
その時には影響があるかも。

今年も、580,000円だ。


| | Comments (0) | TrackBack (1)

segunda-feira, julho 26, 2004

国連大学前の座り込み

青山学院の正面に、国連大学がある。
ここの正面入り口で、座り込みがおこなわれている。
特に、規制もないようなので、国連側も認めているのだろう。

「難民は、犯罪ではない」というようなことが英語で書かれていた。

外国人の方が多く参加している。

日本政府が、難民の受け入れについて、
かなり厳しい対応をしていることへの抗議だろうか。

政府の対応は、国民の意思の反映だろうが。


shibuya-blog20040727c.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (3)

domingo, julho 11, 2004

かつては日本のブランド

明治通り沿いにある新しいビル。

通り過ぎるときに、見知ったブランドに気がついた。

「ナカミチ」
「山水」
「赤井」

昔からのオーディオ・マニアならば、
あこがれのブランドだったはずだ。

しかし、今はすべて香港企業に買収されてしまった。
そして、このビルにまとめられているわけだ。

「いい音を聞かせてくれれば、それで良し。」
shibuya-blog20040711f.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (0)

国政への赤い絨毯

参議院選挙の投票日。
午後6時を過ぎて、投票に出かける。
この時間でも、見知った町内の人が次々と現れた。

投票所はすぐ近くの小学校。
こういうときでもなければ、小学校には行くことはない。

投票の受付は、一階の廊下の先にある。
そして、右側の部屋が投票所だ。

この赤い絨毯が、「国政への道」。
shibuya-blog20040711d.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (0)

quarta-feira, julho 07, 2004

「家族会」

参議院議員選挙東京地方区に「増元」さんが立候補している。

渋谷駅ハチ公広場で、立ち会い演説会をやっていた。
shibuya-blog20040707d.jpg

「横田早紀枝」さんが、まず演説をしていた。
そのあと、「増元」さんが登場した。

炎天下の選挙運動は、大変だろう。
苦しいだろう。

たが、しばらく話を聞いていたら、
彼らの戦いの歴史を聴いていたら、これまでもっともっと
苦しかったことがわかった。
今でこそ、やっと政府が出てきて、多少の進展がある。
だが、その前はそれこそ「家族」の戦いだったということ。
「国」も、「政党」も、どこも頼ることはなかったのだ。

誰も拉致なんか、関心がなかったのだ。
そんなことは、あり得ないことだったのだ。

今また、国にとっての問題が、「拉致」から「国交正常化」に向かいそうになっている。
「家族会」とっては、これまでもこれからも「拉致問題の解決」
つまり「家族の再会」なのだ。
「家族」の戦いということは、そういうことなのだ。
何人か戻ってきてそれで幕引きされることでは済まないのだ。
だから、「家族会」は小泉首相に噛みついたのだ。

大変な戦いに敬意を表したい。
選挙に一票を投じるというより、この「家族会」に一票を投じてはどうだろうか。

暑い一日だった東京だが、クールになった。
shibuya-blog20040707c.jpg


| | Comments (6) | TrackBack (0)

segunda-feira, julho 05, 2004

参議院議員選挙-佳境

青山通りと骨董通りの交差点。
スピーカーのボリュームをフルにして、信号待ちをしている車がある。

選挙の車だ。
音楽が鳴っている。
「泣きなさい。笑いなさああい」と聴いたことある曲だ。

喜納昌吉の車だ。
上半身を窓から完全に出した男性の運動員がいる。
油断をすると姿勢を崩しそうだが、大丈夫だろうか。

次の日曜日は、いよいよ投票日だ。 

shibuya-blog20040705d.jpg

| | Comments (0) | TrackBack (2)