quinta-feira, 19 de março de 2015

2015年もまだまだ「疾走中」は続いています。

「昼」に駈け、「夜」を抜け、「疾走中」。

失踪中ではありません。

最新の状況は、Facebookへ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

domingo, 14 de junho de 2009

ブラジル・サンパウロの「ゲイ・パレード2009」 その9 雑誌。

6月14日(日)に行われる、
第13回サンパウロ・ゲイ・パレードの出発地点となるパウリスタ大通りに、
新聞・雑誌の販売を主とするバンカBancaと呼ばれる店が、ほぼ各ブロックごとにある。
Sps20090609cf

このバンカは、周縁部をのぞく市内の各所にあるのだが、
場所によって、販売しているものは、随分と異なる。

所得水準が高い人が多いところにあるバンカは、規模も大きいし、
販売ししている新聞・雑誌のレベルも高い。

パウリスタ大通りにあるバンカは、人通りも多いので、規模も大きいし、販売されている物もレベルが高い。
だが、あまりに数が多いので、多少個性もある。

このバンカは、その側面にショーケースがあって、現在発売中の雑誌の表紙を見せているところが多いのだが、
いくつかのバンカのそれを見ていて気づいたのだが、時期的のなのだろうが、ゲイの方に向けた雑誌の割合が多いのだ。
Sps20090612cg

あるバンカは、すべてそういう雑誌で埋めていた。
Sps20090613cc

バンカでは、DVDも販売しているところが多いのだが、いわゆるアダルト物のなかには、この時期だけではなくゲイの物も割と多い。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ブラジル音楽の重要な300ディスク その1 出版。

「ブラジル音楽の重要な300ディスク」"300 Discos Importantes da Música Brasileira"という本が、2008年10月に出版された。
300discosimportantes

シャルレス・ガヴィンCharles Gavinという音楽家(Titansのドラマー)を本職としている人が、まとめた書籍で、1929年から2007年にかけて発売された音楽ディスクから、かなり幅広いジャンルの300枚を選別したものである。
Sps20090612ta

それぞれのディスクのジャケット写真が載っており、さらに3人のジャーナリストによる解説もついている。

本のサイズはLPジャケットサイズで、434ページもあり、上質紙に印刷されているので、非常に重い。
さらに、中で紹介しているアルバムの中の2枚がCDとしてついている。

もう、本そのものが、美術本である。

発売後、すぐにその本を見ることがなかったのであるが、
この頃、またある書店Livraria Culturaだけで販売されている。

230レアル(=約12,000円)と、全然安くないのだが、どんどんと売れているのか、みるみるうちに減っている。

「ブラジル音楽の重要な300ディスク」"300 Discos Importantes da Música Brasileira"は、すでに日本に多いブラジル音楽愛好家は入手されているものと思うが、一応紹介しておく。

-------------------------------
この本の発売が、広く知られ、そして最近また書籍に並ぶようになったのは、ある出来事がある。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

sábado, 13 de junho de 2009

ブラジルのサッカー雑誌PLACAR その23 2009年ブラジル選手権前半展望号。

ブラジルで唯一といっても良い月刊サッカー雑誌のPLACAR誌が、5月になってすぐに別冊を発行した。
、「2009年ブラジル選手権ガイド」である。
Sps20090609sa

例年は、5月中旬の、ブラジル選手権が始まって1-2週間後に発売されていたものであったのだが、今年はブラジル選手権が始まる前に発行された。

この別冊は、
「ブラジル選手権観戦必携ガイド」で、選手名鑑でもある。
ブラジル選手権のセリエAとセリエBの40クラブの680人の選手のプロファイルが掲載されている。

そのほかに、過去のブラジル選手権での記録や、クラブの成績などの資料が満載で、これがあると試合観戦も充実したものになる。

発売とともに、隅から隅まで熟読する価値がある。

発売直後でも、すぐに内容が陳腐化してしまう。
それほど、監督や選手の移動が激しいということだ。
すでに、発売後1ヶ月半もたつと、セリエAでも監督が2人替わっている。

8月頃には、
ブラジル選手権後半展望号が発売されることになるだろうが、
その時にはもう選手がかなり入れ替わっているチームもあるに違いない。

コリンチャンスの選手の紹介の部分である。
Sps20090609sb

ロナウドの場合、
93年に、17歳でクルゼイロに所属していたときにブラジル選手権14試合に出場し、12ゴールを決めている。
そのまま、94年にオランダのPSVに移籍し、その後も引き続き欧州のクラブに所属していたので、ブラジル選手権の記録はその後は無い。
今年2009年が、ブラジル選手権は、16年ぶりとなる。

過去にブラジル代表になった選手は、その出場記録が出ているのだが、
どういう訳か、ロナウドの場合には、それが記載されていない。
Sps20090609sc

今年は、
このPLACAR誌だけではなく、
日刊のスポーツ新聞のLANCE!に加え、Globo局までが、
同様のボリュームのガイドを新規に発行した。

見比べてみたが、
伝統の点で、このPLACAR誌にまだ及ばないようだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

sábado, 7 de março de 2009

ブラジル・サンパウロのカルナバル2009 その3 カルナヴァル雑誌に異変。

例年のことだったのだが、
カルナヴァル(=カーニバル)が水曜日に終了すると、
すぐに、木曜日には、
華やかなカルナヴァルの模様を記録する雑誌が、
街の新聞・雑誌売り場に何種類も一斉に山積みになるのが、通例であった

いつもは、まじめな雑誌でも、
この時期だけは、
女性の半裸体なども満載になっていた。
カルナヴァルのエスコーラ・ヂ・サンバのパレードの写真を写せば、そうなるのは当然である。

週刊誌などは、2号にわたって、そういった特集号を出していた。

実際、よく売れていたようで、
いつもよりずっと山の高さが高かった。

ブラジルにいるときは、

日本から頼まれていたので、それらを何冊も買い求めて、
発送していた。
逆に、
日本にいるときには、送ってもらった。

そういった雑誌の中でも、
かつてもっとも充実していた内容を誇っていたのが、
グラフ週刊誌だったマンシェッチMancheteという雑誌だった。

日本でもかつてあった、アサヒグラフや毎日グラフのような判型と内容で、
普段はおとなしい雑誌だったが、
カルナヴァルの時だけは、
何も知らない人には誤解されような写真が満載であった。

ところが、このMancheteという雑誌は、
2000年に週刊誌としては、廃刊になってしまった。

それでも、カルナヴァルの時だけは、特別号を発行し続けていた。

今年も、
2月25日(水)にカルナヴァルが終わり、
26日(木)の朝には、
20日(金)と21日(土)に行われたサンパウロと、22日(日)と23日(月)に行われたリオ・デ・ジャネイロのエスコーラ・ヂ・サンバのデスフィーリ(=パレード)の模様を中心にした雑誌が数誌発行されていた。
Sps20090303re

Sps20090303rb

Sps20090303rc

Sps20090303rd

Sps20090303ra

それらを買い求めて、
見比べていたのだが、
エスコーラ・ヂ・サンバのデスフィーリに登場するアレゴリア(=山車)の写真がほとんど無いのだ。
そういった写真を見て、その年のカルナヴァルの様子を知ることが出来たのだ。

どういう内容になっているかというと、
カルナヴァルの会場にいた芸能人や著名人の姿を写した写真ばかりになっている。
それらの人たちを知らない人が見ても、「誰この人」というしかないようになっているのだ。

これでは、もう日本には送れない。

どうしてこんなことになっているのだろうか。
雑誌よりも、DVDなどで動画の方が音楽入りでより良いということでそちらに移行しているのだろうか。

でも、写真には写真の良さもある。

実際、カルナヴァルのDVDをあまり興味がない人が、仮にうまく編集されていたとしても2時間も見るのはかなり退屈なことなのである。

そして、何よりも悲しいことは
Mancheteがとうとう発行されなかったことだ。
とうとう本当にダメになったようだ。

世の中の変化は、本当に激しいものであるとつくづく思っている。

一度、保管している昔のカルナヴァルの雑誌でも見てみよう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

terça-feira, 16 de dezembro de 2008

ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その142 "Rolling Stone誌"の表紙を飾る。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウが、
12月発売のRolling Stone誌(ブラジル版)の表紙を飾った。

もちろん、
表紙だけではなく特集に登場している。

「お笑いタレント」の特集で、
つまりお笑いとしての扱いになっている。
Sps20081213sva_2

| | Comments (0) | TrackBack (0)

quarta-feira, 5 de novembro de 2008

第28回サンパウロ・ビエンナル その12 ガイドブック。

10月26日(日)から12月6日(土)まで、
イビラプエラ公園のビエンナル館で開催中の、
第28回サンパウロ・ビエンナル」。

とんでもなく規模が縮小されたわけで、見るべきところも作品も当然少なくなった

今回もガイドブックが販売されている。

出典の作家について、過去の作品などをとりあげて、解説をしている。

これは、開幕初日から、会場内の書店で発売していた。
30レアル(=約1500円)である。
価格に見合った内容である。
Sps20081105piba

現在開催中の「第28回サンパウロ・ビエンナル」で実際に展示されている作品は掲載されていない。

おそらく、相当に売れ残ることだろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

第27回サンパウロ・ビエンナル その105 カタログをやっと入手。

2006年10月から12月まで、サンパウロ市のイビラプエラ公園のビエンナル館で開催されていた第27回サンパウロ・ビエンナル27ª Bienal de São Paulo

その出展作品集であるカタログCatálogoは、ビエンナルの終了から15カ月たって、やっと発刊されたようだったのだが、一般向けに書店で販売されるようなものではない。

まず、ビエンナル財団と交流がある世界中の美術関係者に配られる形が普通である。

どうしてもほしければ、出版社に連絡を取って入手できる。

ビエンナル財団には、知己の人がいるので、お願いすればもらえないこともないが、
そこまですることもないと思っていたので、そのままにしていた。

だが、
現在開催中の「第28回サンパウロ・ビエンナル」の会場内にある書店で、そのカタログが販売されていたので、
購入した。

この手の本なので、89レアル(=約4500円)と安くはない。
Sps20081105pibb

そのカタログの中の作品を見ているのだが、
2年前の会場は本当に活気があり、
まだ何とか理解できる作品も多かった。

今回のビエンナルがあまりにアレなので、本当に懐かしい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

quinta-feira, 18 de setembro de 2008

ブラジルの「サブリナ・サトウ」 その139 「また表紙を飾る」。

ブラジルで大人気の日系人タレントのサブリナ・サトウSabrina Sato
Sps20080608sbd

サブリナ・サトウは、rede TV!局が毎週日曜日20時30分頃から約2時間放送している、ブラジルで最も下品な馬鹿番組panico na TVにレギュラー出演している。
Sps20080608sbh

この番組の企画で、今まで考えられないくらい数々ハードな(そして時には馬鹿馬鹿しい)チャレンジをさせられてきたサブリナ・サトウである。
Sps20080608sbe

------------------------------
2007年11月頃から、
サブリナ・サトウ単独のチャレンジが減って、
いつも番組ではビキニ姿でゆらゆらしているだけのレギュラーの女性も加わってのチャレンジ企画が増えた。
Sps20080608sbf

今や伝説となった「牛」ファッションショーの評判が良かったのか、視聴率が良かったのかしらないが、
その二番煎じとしか言いようのない「犬」ファッションショーを行い、見事に外した後は「ネズミ」である。
Sps20080608sbg

ところが、
6月以降、
このようなゲームの企画は、1回しか行われていない。
飽きられたのか、それともアイデアが枯渇したのか。

それでも、
番組の中での、サブリナ・サトウのコーナーがなくなったわけではない。

毎週活躍している。
Sps20080608sbzo

-------------------------------
さて、
テレビ以外でも、サブリナ・サトウは活躍している。

雑誌にもよく取り上げられている。
Play Boyのような男性誌ではなく、女性が主な読者である雑誌の表紙を飾っている。

7月には、
”Quem”という週刊のグラフ誌の表紙を飾り、
インタビュー記事が出ていた。
Sps20080714asabrinasatorevistaquem0

そして、
9月発売の
"Boa Forma"という月刊誌でも、サブリナ・サトウが表紙になった。
この雑誌は、美しいからだ作りの雑誌である。
Sps20080918aboaforma257_capa

運動だけでなく、整形も、取り上げられる。

もちろん女性誌である。
Sps20080918bboaformacapasabrina_p2_

ここで、
美しい体を鍛えてさらに美しくする過程が紹介されている。
Sps20080918cboaformacapasabrina_p2_

ちなみに、
この雑誌によると、
サブリナ・サトウの身体のデータは次の通りだ。
身長:1.68m
体重:59.7㎏
B:86㎝
W:66㎝
H:95㎝
Sps20080918dboaformacapasabrina_p2_

どちらの雑誌もよく売れている雑誌である。
男性だけではなく、
女性にも支持されていることの証である。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

sexta-feira, 27 de junho de 2008

ブラジルの「大衆音楽の精髄100」。

”BRAVO!"という雑誌が、雑誌専門の最大手の出版社の”Abril”というところから、毎月発行されている。

ブラジルにおける音楽、映画、書籍、芸術、演劇、舞踏を総合的に扱う雑誌である。

雑誌を中心に、サイト、賞、イベント、教室等々の活動も行っているというマルチメディア的な展開もしている。

この雑誌の「別冊」が時々発行されるのだが、
そこでは「ベスト100」というランキングをよく特集している。

世界の名著100、文化名所100などを過去に取り上げている。

5月に発刊された別冊では、
「ブラジルの大衆音楽の精髄100」と銘打ったランキングだった。
Sps20080626a

ブラジル大衆音楽(=MPB)といえば、一般に1960年代中期以降のボッサ・ノーヴァが衰退した後のポピュラー音楽を示すのだが、この雑誌ではもっと古く1930年ころからのものを広く取り上げている。

だから、アドニラン・バルボーザ、アリ・バローゾ、ドリヴァル・カイミ、ノエル・ローザ、イスマエル・シウヴァ、ピシングィーニャといった作曲家の作品がランキングに入っている。

何しろ、第1位はあの「カリニョーゾCarinhoso」で、大納得である。
この曲は、コンサートでもよくアンコールに取り上げられて、観客も一緒に大合唱する曲である。
身震いがするほど、素晴らしい曲である。
※※一度紹介したDemônios Da Garoaのコンサートのものである。
Demônios Da Garoaの別のコンサートのものや、あのYamandu Costaのコンサートのものなど、いくつがあるのだが、紹介はまた別の機会にしたい。
「spd20071212DemoniosdaGaroa16.WAV」をダウンロード

ベスト100の中に、10曲も取り上げられているのは、トム・ジョビン。
※※曲の中には合作もある。

でも、その中に"A Felicidade"が入っていないのは、不満だ。

シコ・ブアルキも10曲がランクインしている。

サンパウロのサン・ジョアン大通りを舞台しているパウロ・ヴァンゾーニによる名曲"Ronda"もランクインし、43位である。

ランキングは次のとおりである。
Sps20080626c
Sps20080626b

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧