quinta-feira, 19 de março de 2015

2015年もまだまだ「疾走中」は続いています。

「昼」に駈け、「夜」を抜け、「疾走中」。

失踪中ではありません。

最新の状況は、Facebookへ。

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sábado, 28 de maio de 2005

10万アクセスに、心からの感謝。

ブラジル時間の5月27日19時半頃に、昨年6月18日にアクセスカウンターを儲けてからのアクセスが10万を超えた。

ひとまず、量的な目標を突破した。
10万ヒットという数などもろともしないすばらしいブログも沢山あるが、一つの事実には違いない。

5月27日(日本時間)に、このブログに検索エンジンを使って、アクセスしてきた人たちが使用した「検索ワード」を再び紹介する。

今週は、サッカーからみが少ない。
特に今週はブラジル大統領ルイス・イナシオ・ダ・シルヴァが時事ネタとして1位になっている。

いつもことだが、どうしてこのブログが出てくるのか理解できないものもあるが、そういう偶然の出会いもあってよいのではないか。

順位 検索ワード

1 ブラジル  大統領
2 Sao  Paulo
3 サンパウロ  渋谷
4 ブラジル  ロビーニョ
5 brazil  人種  写真
6 サッカー  ロナルド  離婚  モデル
7 ハンモック  販売  ブラジル製
8 ブラジル  サンパウロ
9 Jリーグ  サッカー選手名鑑
10 NHK  テレビ体操  インストラクター
11 O  Globo
12 layback  ファッション
13 nifty  plates
14 sandy  e  junior
15 sao  paulo
16 カントナ  ビーチサッカー
17 グアテマラ  国歌
18 ゴールデンレッドリバー  デザイン
19 サッカー  選手名鑑
20 サッカー選手  肉体
21 サンバドール  ブラジル
22 サンパウロ  アパート
23 サンパウロ  サッカー  神戸
24 サンパウロ  プロテスタント
25 サンパウロ  ユニフォーム
26 サンパウロ  竜巻
27 サンパウロ  都市  歴史
28 サンパウロ  都市計画
29 サンパウロ  駐在員  被害  強盗
30 タバレス  パスタ
31 ナラ・レオン  写真
32 ビーチサッカー  ブラジル  ユニフォーム
33 ブラジル  グアテマラ
34 ブラジル  サッカー
35 ブラジル  サッカー  名監督
36 ブラジル  サッカークラブ  コリンチャンス
37 ブラジル  サッカー選手  プロフィール
38 ブラジル  サンバ隊
39 ブラジル  サンパウロ  市内地図
40 ブラジル  テレビ
41 ブラジル  ビーチサッカー
42 ブラジル  フルーツ
43 ブラジル  プロテスタント  貧困層
44 ブラジル  人口
45 ブラジル  教会
46 ブラジル  竜巻
47 ブラジル  車
48 動物園  バク
49 女子  高校生
50 寄付  衣料品
51 渋谷  サンリオショップ
52 渋谷  植物園
53 習慣  キス  ブラジル
54 自動車部品メーカー  世界ランキング
55 選手名鑑  サッカー日本代表

これも繰り返すが、このブログの趣旨は、次のようなものであった。
「ブラジルといえば、サンバやカーニバルやアマゾンやサッカーというイメージを持つのが普通の日本人であろうが、ブラジルそれもサンパウロ中心に、世界のどこにでもあるような普通の街の日常の出来事を綴っていくことにしている。」

サンバには静かなものもあり、詞をじっくり聴くと悲しいものもある。
ボサノバについては新たな胎動は見えるもののまだその力は弱い。
カーニバルについては、国中とも言えない部分もある。
だが、サッカーだけは、ほぼ毎日話題に事欠かない。
試合以外の部分ではとても人間くさい部分が多く、またブラジルの社会の仕組みの縮図でもある。

日本では、ブラジルといえばサッカーであり、サンバとなるのだろう。
そして最近はアマゾンやバイオエネルギーなどの環境問題についてブラジルが語られることが多いようだ。

しかし、サンパウロの実際の生活は、そんなものではない。

そこには、普通の営みを毎日繰り返している人々が暮らしているのである。
サンパウロの人たちは世界の大都市と同様に、東京にいる人ともそう変わらない生活をしているのである。

朝起きて出かけ、夕方には帰ってくる。
道路は混んでいて、空気は悪い。
バスは混んでいて、いつ来るか判らない。

金曜の夜は遅くまで遊び、土日にはぐっすり休む。

子供の教育は大きな問題だ。 高齢者が急速に増えてきた。

家は高く、家計のやり繰りは大変だ。

新聞やテレビでの話題は、そういうことが多い。

だが、一方、サンパウロを離れたところでは、床は土で、窓にガラスもなく、入り口はむしろで、屋根は藁の家が沢山あることをテレビで知っている。
学校に行くのに20キロも離れているのに、バスもないところもいくらである。

全く、違った生活があり、悩みがあるのである。

サンパウロにいては そういった地域はまるで別の国の出来事のようだ。

サンパウロ市の中でも、中心を離れるについて、明らかに生活が異なってくることが判る。

家の造りがシンプルになる。
走っている車が古くなる。
スーパーで売っている商品が安物だけになる。
人々の身なりもTシャツと化繊製品とビーチサンダルになる。
言葉も、話し方も異なってくる。

そして、高級住宅街には、その対局にいる人が、そのことを何とも思わずに暮らしているのである。

どちらについて触れても、ブラジルの一部には違いないが、その対局にいる人について書いたとしてもは、期待されるブラジル像ではないであろう。

ブログという限られた仕組みの中で、つれづれに毎日の話題を追っていくと、結果としてどうしても採りあげる話題は散漫になってくる。
このまま続けても、このようなジレンマは続くに違いない。

特定の話題について、深く系統的に追っていくのには、ブログは向いていない。
それならば、別にホームページを立ち上げるのがよいであろう。

このブログの目的は、ブラジルについて、広い視野を持って、興味を持つ人々を1人でも多く作りたかったからだ。
興味を持たれたならば、実際にブラジルに来て、更にそれぞれの視点で、ブラジルについて知ってもらいたかった。
そして、大きな事を言うならば、ブラジルと日本の関係を、顔が見える関係にするために少しでも尽くしてもらえると喜ばしいと思っていた。

別に、ブラジルに限ったわけではなく、世界中のどこの国との関係においても、日本人の顔が見える関係を作り上げるために、そのような機会を持った1人1人が高い志を持っていることは、これからの日本と日本人にとり、とても大切なことだと思う。

かつてのようには経済大国ではない日本、人口が減少してくる日本。
多額の経済援助はそれが出来るうちには必要なことだろうが、それだけでは相手の国民に尊敬されない事も判っている。

企業活動を通じての関係の構築も必要なことであるが、それだけでは底が浅すぎる。
経済原則で、付き合いを止めなければならないことも出てくるのある。

企業も、そして官庁においては、いずれ任期というのがやってくる。
人事異動もある。
人事だけを生き甲斐にして、立ち回るものも多い。

普通の国の日本が、世界の普通の国の中で、どうやって生きていけるかは、政府でもなく企業でもなく、1人1人が考えることが必要なときが来ていると思う。

そして、出来ることから行動もすべきであろう。

ブラジルも、急速に変わってきている。
自信も持った国民が増えてきた。
国外で活躍するブラジル人が増えてきた。
ブラジルの存在は、確実に大きくなってきた。

どうして、常任理事国の候補国の一つに、ブラジルがあがったのかを考えてみるのもよい。
単に、南米で人口が一番多いからだけではない。
日本で見る以上に、国際社会ではブラジルの存在は大きいのである。

そういうことを考えている。

このブログで、非常に不愉快なコメントを出すものがいた。
その時点で、このブログを止めようとも思った。
志の低いものは、やがて消えていった。

だが、こういう出来事を機に、このブログでの書き方や内容は、不本意ながら大幅に変更した。

コメントは大歓迎であるし、明らかな誤りを訂正するにやぶさかではない。
だが、発信したいことがあるものは、自分の場所で堂々と行ってもらいたい。
自身のブログを持っている人からのコメントは、やはりちょっと違うと思うことがある。

毎回書いてきたことだが、、毎日訪問して頂いてくださる人にも、たまに見て頂ける方にも、そして、迷い込んだ方にも、とても感謝している。  


                        10万ヒットの後に。
       そして、遠からず訪れる「突然の終わり」の前に。

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sexta-feira, 20 de maio de 2005

このブログと検索ワード その3

昨日(5月18日)に、このブログに検索エンジンを使って、アクセスしてきた人たちが使用した「検索ワード」を紹介する。

4月にも同様の紹介をした。

ブラジルということで、どうしてもサッカー関連のものが多い。
特に今週はビーチサッカー関連が時事ネタとなっている。

もちろん、どうしてここにたどり着いたのか理解できない関連づけされたものもあるが、それはそれで楽しい。

順位 検索ワード
1 ビーチサッカー  ワールドカップ
2 2005  コンフェデレーション  ブラジル代表
3 FIFA  世界ランキング  チェコ
4 Sao  Paulo
5 コンフェデレーション杯  2005
6 サッカー  ロビーニョ  ブラジル
7 サッカー協会  ビーチサッカー
8 サンパウロ  賃貸
9 ドリブル  ブラジル  ロビーニョ
10 ビーチサッカー  フランス  カントナ
11 ブラジル  サンパウロ
12 ブラジルの人口  2005
13 ブラジル代表  ユニフォーム  ビーチサッカー
14 植物園  渋谷
15 渋谷  植物園
16 Diego  Tardelli
17 XUXA  ブラジル
18 grafite  訳
19 sao  paulo
20 コチア  組合
21 コリンチャンス  南米  レアル
22 コリンチャンス  監督  マルシオ・
23 コンフェデレーション  2005
24 コンフェデレーション杯  05
25 サッカー  ブラジル
26 サッカー  ブラジル  選手
27 サッカー  ロビーニョ  ブラジル  背番号
28 サッカー  ロビーニョ  ブラジル  背番号  レアル
29 サブリナ  サトー
30 サブリナ  日系
31 サレゾポリス市  地図
32 サンパウロ  ルイゾン
33 サンパウロ  小学生  通学
34 サンパウロ  犬  検疫
35 サンパウロFC  ルイゾン
36 ビーチ  サッカー  選手
37 ビーチサッカー  ブログ
38 ビーチサッカー  ロマーリオ  ブラジル
39 ビーチサッカー  第1回ワールドカップ
40 ブラジル  サレゾポリス市
41 ブラジル  サンパウロ  サッカー
42 ブラジル  サンパウロ州
43 ブラジル  バウル市
44 ブラジル  ローライズ
45 ブラジル  人種差別
46 ブラジル  体操  NHK
47 ブラジル  死亡率
48 ブラジル  美人
49 ブラジル  週刊誌
50 ブラジル  週刊誌  CM
51 ブラジル  12歳
52 ブラジル  CBF
53 ブラジルの人口  2004
54 リオ  カーニバル
55 ロマーリオ  はてな
56 世界  リサイクル  瓶
57 世界  大統領  名前
58 世界  小学生  ブラジル
59 世界  小学生  通学カバン  カート
60 乳児死亡率  世界
61 小学生  サンパウロ  通学  バック
62 小学生  ブラジル  通学  バック
63 着ぐるみ  マリナース
64 石川  啄木の俳句
65 美容整形  海外  ブラジル
66 鉄  リサイクル率  世界
67 リベルタドーレス杯  2005

はじめからこのブログを狙ったものもある。
「ブラジル 渋谷」や「サンパウロ 渋谷」などはそうだろう。

「サンパウロ 賃貸」や「サンパウロ 犬 検疫」などは、赴任される人が切実に知りたくて検索されているのかもしれない。
個別に質問をいただければ、答えられることもある。

4月に「10万ヒット」が目標としておいた。おそらくあと10日も経たずに達成しそうである。
昨年6月に始めたので、約1年と、キリもよい。

そもそも、このブログの趣旨は、次のようなものであった。
「ブラジルといえば、サンバやカーニバルやアマゾンやサッカーというイメージを持つのが普通の日本人であろうが、ブラジルそれもサンパウロ中心に、世界のどこにでもあるような普通の街の一つの、日常の出来事を綴っていくことにしている。」

当初は、サッカーの話題は出来るだけいれないようにしていたのだが、やはりブラジルの人たちの生活には切り離すことの出来ないものであることに改めて気がついた。
サッカーチームの内情や選手の発言、ファンの様子など、試合の結果だけではなく細部にこだわってみた。

本当のことをいうと、サッカー以外の話題をもっともっと充実させたかったし、また社会問題についてもっと関心を持って欲しかった。 筆力の不足を嘆くだけである。

ブラジルは広い。
サンパウロは世界の大都市と同様に、東京にいるのとほとんど変わらない生活が出来る。
それどころか、日本人的生活をするには、とても便利な街である。
移民とその子孫の方々に感謝するしかない。
逆に、サンパウロにいては、アマゾンのことはとても書くことが出来ない。 別の国の出来事のようだ。
テレビで見て知るだけだから、状況は東京にいるのと変わらない。
貧民窟であるファベーラのこともそうだ。不用意に、中に入っていくわけにはいかない。
車で脇を通りすぎるくらいが、せいぜいである。

この国のように階層の上下左右の幅が大きいと、人々の生活はそれぞれの階層によって全く違う。
このブログに書いたことは、嘘ではないが、全てのブラジルの人々の生活がこの通りではない。
テレビで見る限り、悲しくなるような状況で、生活している人々が満ちている。
サンパウロ以外にいる人にとっては、完全に違うということばかりだろう。

ただ、ブラジルについて全くご存じない方には一つの指標となるであろうし、ご存じの方には見識を広げたり、新たにする一助となったであろう。

実際には、自分で見て、感じるしかないのである。

4月にも書いたことだが、毎日訪問して頂いてくださる人にも、たまに見て頂ける方にも、そして、迷い込んだ方にも、とても感謝している。


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sábado, 11 de dezembro de 2004

ブーゲンビレアの艶やかさ

sp20041204o

道に、2メートルを超す高さのブーゲンビレアが生えていた。
一面に濃いピンクの花を咲かせていた。

ちょっと小振りな花が、咲き誇っている。

やはり気候があうところでは、このようになるんだと思った。

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quinta-feira, 18 de novembro de 2004

サンパウロ州の高原の道を行く

sp20041107a.jpg

サンパウロは、大都市だから、世界の大都市と同様に
大渋滞だ。
だが、一歩でると、とたんに人がいなくなる。
次の都市が現れるまで、農地か森林か空き地が広がる。
新大陸特有の構造だ。

それでも、サンパウロから100キロ圏内は、衛星都市があったり、
都市住民の別荘やレジャー施設などもあって、街道沿いは
何となく賑やかだ。

しかし、それよりもっと奥地に行くと、
広大な広がりを見せる高原が連なっている。
高原は、農地や森林が延々と続いている。
道は、高原を緩やかなうねりを見せて続いている。

一つの高原を越えると、またその先に新たな高原の連なりが見える。

こういう道を、ずっと運転していくのは実に気持ちが良い。
サンパウロ州の奥地は、世界的な観光地なんかではないが、
密かに人に勧めたい景色だ。


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quarta-feira, 17 de novembro de 2004

終日雨のサンパウロ

昨日(11月15日)の夕刻から降り始めた雨は、
珍しくほとんど降り止まず、
本日(11月16日)は深夜まで止まない。

朝は、10時にジャルジンスで約束。
でも、電話をかけて30分遅刻。
今日は、火曜日で末尾が3もしくは4の車は、
市内中心部を朝は午前10時まで走ることができないのだ。
それで、「動けません」と電話を次第だ。

ルア・サンパイオ・ヴィダルとルア・サンタ・クリスチーナで用件済み。
この間まで、トンネル工事の影響で、一方通行で
あったときは交通量が多かったが、今は減っている。

そのあとは、市内東部へ。
ゾナ・レスチ(東部)は、どちらかというと治安は悪い。
できれば、こんな雨の日は行きたくないが仕方ない。
その東部でも、サン・ミゲール・パウリスタという
ディープなところだ。

いくつか道があるが、雨も強くなってきたし、
その東部について食事をするのは、あまり安全とは言えないかも
しれないので、マージナル・チエテ経由で行くことにした。

途中のマックで、食事。
久しぶり。

雨の割に、すいすいと行って、
14時の約束が、13時半に。
実は、弁護士との打ち合わせ。
一時間ほどで終了。
こんなところで路上駐車するが一応問題なし。

また、街へ戻る。
帰りは、アイルトン・セナ高速道路経由。
これもすいすい。
セントロから、アウグスタ通り、そしてヨーロッパ通りを
通った。

先日、購入した「エリス・レジーナ」のDVDは
リージョン・フリー。
ただし、ポルトガル語のみ。

雨の日には、ちょっと重苦しい。

明日も、雨と言うこと。
犬の散歩もできない。

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segunda-feira, 15 de novembro de 2004

白蟻と「大阪」

サンパウロ屈指の高級住宅街ジャルジンス地区(※庭園という意味)。
一台の車が止まっていた。
車体には、ネズミや蟻や白蟻の画が描いてある。
そして業者名はOSAKAと書いてある。
漢字で、「大阪」とも書いてある。

これは、シロアリなどの駆除業者の車。

サンパウロ周辺では、シロアリが発生する。
その被害は、おおきい。
煉瓦とタイルで作った庶民の家より、
木材を内装に使った、お金持ちの方がむしろ被害が大きいかもしれない。

これから、夏になる時期、
こういった駆除業者の仕事は多いに違いない。

もちろん経営者は、日系人だろう。
何故「大阪」と名付けたのか。

sp20041113a.jpg

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segunda-feira, 8 de novembro de 2004

これで、中流層の住宅街

サンパウロの新しい市長に当選した、セッハ(Serra)さん。
その彼が住んでいるのが、アロト・ド・ピニェイロス(Alto do Pinheiros)。
その地域の紹介が、日曜日の新聞に出ていた。

この地域は、7.70平方キロに、42,692人が住んでいるという。
1平方キロに6000人弱ということになる。
大半が2階建ての、一戸建て住宅専用地域である。

この地域は、この20-30年で開発されたところである。
場所にもよるが、敷地面積が300平方メートルから1000平方メートルくらいで、
平均は500平方メートルで、建物は300平方メートルから500平方メートルくらい
のが多いようだ。
駐車場は3-4台。
プール付きも多いようだ。

sp20041109a.jpg

サンパウロ市の平均の家族収入は月に1400レアル(5.5万円程度)だが、
ここは月4200レアル(16万円強)ということだ。
85%の人が車を所有。

緑が多く、一人につき、84.5平方メートルの緑地がある。
昨年のこの地区の殺人は3件で、サンパウロで2番目に低い。

都心に近いわけでもないが、通過交通量が増えてきた。
低い率とはいえど、事件が起きたなどから、
転出する人がやや増えている。
売り家や貸家のサインが見える。

もちろん、路上生活者もいる。

しかし、最高ではないが、どう見てもここは
高級住宅街の一つに見える。
大邸宅が何百軒も、辺り一帯ずらりと並んでいる様は、
少なくとも、田園調布や成城よりは遙かに立派に見える。
これで、ここが中流というならば、サンパウロは90%が
貧乏人の地域になる。

ここで、道路側のガラスがすべて防弾ガラスという家に
行ったことがある。
すばらしい内装だった。


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サンパウロ自動車ショー 20 フェラーリ

sp20041027av.jpg


フェラーリは、マセラティと同じブース。
市内の販売店も、同じ店。
そうそう売れるものでもないので、当たり前か。

それほど売れるわけ無いのに大きなブース。
だけど、知名度は抜群だから、あこがれの車として大盛況。

実は、フィアットも含めて、社長は同じ人。
フィアット・グループなのだ。
この自動車ショーで、フィアットのショーが行われたときには、
F1の「バリケロ」(イタリア語的発音ではバリケロなので、今後はバリケロ)も
来ていた。
髪の毛を、真っ赤に染めて、「フェラーリ」色だった。

会場には、別の場所だったが「フェラーリ・グッズ」ショップもあった。

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サンパウロのセントロ 2 ビルへの不法侵入

サンパウロで、急に起きてきた「新たな運動」が、組織だった「空きビル」への侵入である。

昨夜(11月7日)も、
先日の「サンパウロのセントロ」に使った写真の右にある教会の
あたりの、政府系金融機関の空きビルで事件が起きた。

この教会は、ルーズベルト広場と言うところにある。
侵入されたビルも、この広場に面している。

302004110817052215tetog.jpg

進入した方は、
「土地無き農民運動」の人たち。
家に住みたくても、連邦政府、州政府、市政府などの
住宅政策が悪いので、住むところがない。
この問題を提起するためにやっているんだという。

この土地無き、家無き連中をバス数十台に乗せて、
あらかじめ目をつけていたビルに乗り付けて、
あっという間に進入してしまうのだ。
もちろん、老人や、女性、子供等々社会的弱者を
含めている。

これは、明らかな私有財産権の侵害なのだが、
「連邦政府が悪いから、連邦政府系金融機関の
ビルに侵入した」と、運動のリーダーは言っている。

警察が、直ちに出動し、排除した。
2-3日前も、近くの別のビルで同様のことがあったが、
これも警察が排除した。
不法占拠を長引かせて、裁判所から占拠を認めるような
決定を出されては大変だからであろう。

この国は、こういった社会的弱者に優しいところが時々出てくる。
もちろん、大金持ちが、圧倒的に強い。

歴史的に、大土地所有制で始まったこの国は、今も基本は変わらない。
自営農家はそう多くない。
土地改革を求めるものも多いが、大土地所有者の方が
経済的にも、政治的にも強い。
小作人も、生活を農場場主に頼っているから、強くもでられない。

この現状に対して、土地改革運動が始まって、
20年以上にもなる。
特に大農場制の強いブラジル北東部から、大農場の隅っこを、
勝手に占拠して、耕作を始めるという運動から始まった。

もちろん、大農場主は黙っていない。
不法占拠者との、撃ち合いもあり、死者も沢山でている。

単に、「私有財産制度の否定」とも、位置づけられないのが、
このブラジルが歴史的に抱えた問題だ。


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