12月2日(日)から、ブラジルでの最初の地上波デジタル放送が、サンパウロで開始された。
日本での地上波デジタル放送開始の時のような、情報の洪水は全くない。
だいたい、サンパウロの周辺何キロ以内で視聴が可能かなども分からない。
東京の場合は、東京タワーを中心として、何キロとかという極めて狭い範囲ではじまり、渋谷駅の近くの拙宅でもエリアに入っていなかったことを思い出す。
サンパウロの場合は、そのエリアはどれほどなのだろうか。
全く分からない。
実は、
5月に日本で、地上波デジタルテレビ放送が視聴可能だというパソコンを買った。
もっともワンセグだが。
ワンセグではないものはスペックがよいので、価格的に高かったし、
ブラジルで見ることが出来なかったら、ばからしいので、ワンセグで十分だと思っていたのだ。
日本でその機能を試すこともなく、そのままにしていた。
もっとも、ワンセグなるものも、ブラジルにいる身なので、よく分かっていなかったのだ。
ブラジルが採用したデジタルテレビ放送のシステムは、日本のシステムだというのだが、どこまで同じなのかも全く分からないので、日本のパソコンに入っているソフトやハードが対応しているかどうかも分からなかったからである。
その新しく買ったパソコンは、まだ予備機としておいていて、5年以上も前のノート型機種がまだブログ程度には十分使えるので、メインとして使っている。
更に、画像処理にはデスクトップ機もあるので、2台までは使ってもいても、3台までは、一度に使い切れない。
そういうこともあって、12月2日(日)までは、試験放送がなされていたかもしれないワンセグ機能を試すこともなかった。
12月2日(日)の午後になって、そのほったらかしにしていたパソコンに充電をしつつ、テレビ受像についてのマニュアルを読んだ。
充電を終えて、付属品のアンテナをつないで、ソフトを立ち上げた。
日本のソフトなので、日本の地域設定は簡単に設定できる。
ここはサンパウロなので、手動設定で、といっても「新しい地域」として、自動でサーチする。
そしたら、なんと6局を感知した。
17時頃のことだった。
すでに、放送は始まっていたのだ。
画面も写った、といっても小さな画面なので、画質が高画質かどうこうなどは全く何とも言えない。
でも、本放送開始前なので、まだ横長の画面ではなかった。
そして、放送開始が予定されていた20時30分すぎ、
どうも20時42分が開始時刻だったらしいのだが、
その辺は、ブラジルなのでいい加減だ。
ブラジルで圧倒的な視聴率を持っているGlobo局は、Faustaoという番組が終了した直後に、サンパウロの「祝賀会場」からの中継に変わった。
そこでは、もう官房長官が話を始めていた。

※その後のニュース映像から。
この官房長官の話の後に、
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの談話があった。
この特別放送は、約20分くらい続いた。
そして、Globo局はFantastcoという番組から地上波デジタル放送を開始した。
ワンセグで見ていたのだが、
何しろ従来のアナログ放送と同じ内容である。
時々画面が横長になるが、まだ従来の画角の素材が多かった。
CMも同様だ。
ともかくも、拙宅では地上波デジタル放送を見ることが出来ることを確認した。
拙宅は、ケーブルなので、その後このワンセグを見ていない。
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さて、日曜日のこの時間はredeTV!局の”panico na TV”の時間である。
当然、サブリナ・サトウが出演するこの番組の方を優先している。
アナログでは、この番組を見ていた。
rede TV!局ではpanico na TVがもっとも視聴率の高い番組なので、
rede TV!局では、この番組から、地上波デジタル放送が始まったことになる。
今は19時45分頃に始まっているこの番組の途中で、やはり20時40分頃に地上波デジタル放送の特別番組に切り替わった。
「20071202paniconaTV-ComecaTVDigital.wmv」をダウンロード
rede TV!局が画面を切り替えた時が、おそらくちょうど官房長官の話が始まったところだったはずなのだが、Globo局では切り替えが遅く、話は途中からになった。
地上波デジタル放送の放送開始というのは、そういう程度ものだったのだ。
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの談話の後に、地上波各局の過去現在の番組の一部が次々と流されていったのだが、rede TV!局では早速トラブルがあって、その画像が一旦途切れ、panico na TVのスタジオからの映像になった。
しかし、ほんのちょっと番組が進行した後に、またその各局の映像に戻った。
このpanico na TVのスタジオに、rede TV!局にサポートに来ている日本人技術者2人が呼ばれていた。
ポルトガル語をほとんど解しない2人。
結構もてあそばれていた。
この模様は、また別の機会に記事にするつもりだが、顔だけでも出しておく。


日本人の方が、ここでがんばっておられるという証である。
ブラジルの地上波デジタル放送は、こういう人たちがブラジルに滞在して、指導をして出来たことなのである。
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今までのアナログ放送では、ブラジルの放送システムはM-Palといって世界で唯一の物であったので、日本のNTSCとは何の整合性もなく、テレビ受像器もビデオも日本で使っていた物はそのままでは使えなかった。
だが、これからは、どうも日本から持ち込んでも使えそうである。
これから駐在する人には朗報になるだろう。
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