segunda-feira, março 31, 2008

ブラジルの経済2008 その3 3月はブラジル通貨レアルは下落。

2004年8月頃から、ブラジル通貨レアルは基本的に上昇を続けていた。
それも2008年2月まで。

3月は、米ドルに対しても、ユーロに対しても、そして日本円に対しても下落した。

対ユーロと対日本円では、月初から約7%下落した。
米ドルに対しても、約4%も下落した。
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※クリックすると拡大する。

世界的に、米ドルが下落している中で、それ以上にレアルが下落したことになる。

2月に、対米ドルで大幅に上昇したので、これ以上のレアルの上昇を食い止めるために、3月初めに施策を発表したことの効果が出ているのかもしれない。
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※クリックすると拡大する。

ブラジルの基本金利は、3月も据え置きだった。
株式について言うならば、世界的な株安に連動して、年初からは大幅に下落している。
今までブラジルの株を上昇させていた、海外からの資金が流出しているのだ。

とはいっても、この1年間だけを見てもレアルの対米ドルの価値は増すばかりで、3月に下落したといっても、全体の流れの中では小さな調整局面と言ったところである。
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※クリックすると拡大する。

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segunda-feira, março 10, 2008

ブラジルの広告 その22 男性下着。

ブラジルのテレビ・ドラマは、かなり視聴率がよい。
このテレビ・ドラマのために、テレビ放送されるサッカーの試合の開始時間も週日は21時45分という遅い時間になってしまっている。

このテレビ・ドラマの視聴者の多くは女性だと言われているし、ドラマの中でも女性の登場人物が元気がよい。

このテレビ・ドラマは、視聴者をつかむために、いろいろと話題つくりをしているのだが、大体毎回の放送が始ってすぐくらいに、刺激的なシーンを用意している。
Globo局の場合、その前の番組は、ニュースなのだが、その視聴者を逃さないためだろう。

濃厚なラブシーンが頻繁にでてくる。
それまで、演出しなくてもいいだろうと思うくらいの濃厚さである。
それも、中年の男女までが、たっぷりと見せてくれる。

大体、テレビ・ドラマだけではなく、映画でも、ブラジルの演出はくどいと思っている。
説明的である。

そういった傾向はCMにもあるのだが、
その中でも「くどいし、過剰だ」と思ったのが、このCMである。

男性下着のCMである。

内容は次の通り。

「女性をいらつかせるもの」
Sps20071012ta

男性が帰宅して、
靴を脱ぎ散らかし、
トイレを汚し、
Sps20071012tb

そして、冷蔵庫のものを床に落とす。
「女性が喜ぶもの」
Sps20071012te

男性がシャワーを浴びて、
下着を着る。

そこで、メーカーの名前が出てきて、終わりである。

トイレの水滴も、
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男性の尻も、
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女性の手の動きも、
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そして、二人が倒れこむところも、
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すべてこの時間の中にいれる必要があるだろうか。

「20071007paniconaTV-CM-Mash.wmv」をダウンロード

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sábado, fevereiro 23, 2008

ブラジルの経済2008 その2 1999年以来の対米ドルレート。

ブラジル経済の好調は続いている。

ますます絶好調である。

国内経済がなによりも堅調である。
車も売れているし、建設ラッシュである。
ともに、実需が伴っている。

さて、2004年以来高騰を続けているブラジル通貨レアルの対米ドルレートが、とうとう1999年以来の水準に達した。
なにも対米ドルだけではなくで、対ユーロでも対日本円でも同様の傾向である。


1999年2月の対米ドル、対ユーロ、対日本円の為替レートを100として、その後の変動率を示すグラフである。
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※グラフは、すべてクリックすると拡大する。

1年前の対米ドル、対ユーロ、対日本円の為替レートを100として、その後の変動率を示すグラフである。
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そして、1999年からの対米ドルレートの推移である。
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1999年からの日本円の対レアルの推移である。
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1997年はタイに始まったアジア通貨危機のあった年である。
1998年の前半は、ロシアのルーブル危機があった。

そして、1998年の後半は、ブラジルのレアル危機でレアルは大幅に下落している。
まだ、そのレアル危機前の水準にはさすがに程遠い。

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2004年以来のレアルの上昇にもかかわらず、
国際収支は悪化するどころか、
よくなっている。

とうとう、ブラジルの歴史始まって以来のことだが、
ブラジルの外貨準備が、対外債務の金額を超えた。

もう、
借金国ではないと、中央銀行が宣言した。

20年前に、
国際銀行団とリスケジュールの会合を続けたり、モラトリアムを発表していたことが、嘘のようなことになっている。

その20年間に、日本経済はすっかり色あせてしまった。

すくなくとも、ここブラジルではその存在は小さくなった。

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為替のためと、インフレのために、
ブラジルはすっかり高物価国になってしまった。

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quarta-feira, janeiro 23, 2008

ブラジルの経済2008 その1 米国の変調の影響。

2007年中期から、
世界経済の不安要因となっている米国のサブ・プライム問題。

この1月14日から、再び世界的に波乱を生んだ。

ブラジルでは、
ブラジル通貨レアルが米ドルに対して弱くなり、
そして、株は年初からで15.9%(21日現在)下がった。

つまり、
ブラジルの株に投資していた海外投資家が、
手じまいをして、
資金を引き揚げたのだ。

それで、株が下がり、ドルが強くなった。

ブラジルの国内経済のこの3-4年の好調を受けて、
株式は上昇していたし、
金利が高いので、
ブラジルは絶好の投資対象国になっていた。

しかし、米国の経済がどうこうといっても、
ブラジルの国内経済は、まだまだ堅調である。
インフレも抑制されている。

2003年の危機の時とは違うと、エコノミストは言っている。
貿易バランスも良い。
外貨準備も積み上がっている。
多少資金が流出しても、フンダメンタルには影響しない。

ただ、米国の経済が本格的にリセッションにはいると、
世界的な需要減につながり、
そのことで、貿易が落ち込む可能性があると、
中期的には、影響があるかもしれないと説明した。

22日に、
米国の連邦準備資金委員会が金利を下げると発表した。
早速、ブラジルの市場に影響した。

株式は再上昇し、4.45%も上がった。
レアルも、対米ドルでも上昇した。

まだ、ただ1日の変動だけで、今後を語るわけにはいかないが、
ブラジルはかなり足腰が強くなっているようだ。

この1か月間の米ドルの対レアル変動。
1月14日以降、レアルが弱かったのだが、22日にかなり戻した。
Spm20080122brlusd000100122454458245

この1年間で見ると、今回の変動は微細なものだ。
今後、レアル安に反転するとみることは出来ない。
Spm20080122brlusd000100122454124245

この1年間のユーロの対レアル変動。
レアルがつよい。
Spm20080122brleur000100122454124245

そして、日本円だが、
わかりやすいように
レアルの対日本円レートの変動にしてみた。
日本円がこのところ対米ドルでかなり上昇をしたので、
レアルに対してもかなり強くなったことが分かる。
Spm20080122brljpy000000122454124245

この1年間の日本円の、対レアル、対米ドル、対ユーロの変動比率のグラフである。
レアルが強いことは一目瞭然。
Spm20080122jpyusdeurbrl000000122454

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個人的には、株高、金利安、レアル安を願っている。

2014年のワールドカップの開催など考えると、
当分内需はかなりある。
海外からの資金も、かなり入ってくるだろう。

レアル高の目しかない。

世界的に見ると、通貨高により、ブラジルはかなり物価が高くなっているのだが。

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segunda-feira, janeiro 21, 2008

ブラジル・サンパウロの携帯電話台数。

ブラジルの携帯電話台数は、
2006年から2007年にかけて、21.8%増加した。

総数では、1億2090万台になった。
Spd20080119ta

2008年も、2100万台増加すると予想されている。
Spd20080119tc

ちなみに州別で、一番台数が多いのは、
サンパウロ州で2920万台。
Spd20080119tb

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2005年から2006年の増加数は、その前年を下回っていたが、
2007年には再び上昇している。

やはり景気が絶好調であるからだろう。
また、やや古い端末が安く販売されていることもあって、
子供も携帯を持ているようになってきている。

多くの契約がプリ・ペイドということもあって、
中間層以下でも、一家全員携帯ということも、無いわけでもない。
登録そのものは、20レアル(=約1300円)で、高くはない。
ただ、通話料は、固定電話の10倍はする。

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terça-feira, dezembro 25, 2007

ブラジル・サンパウロの「カルロス・ゴーンはブラジル人だった」。

12月19日のことだが、ルノー・日産グループ社長のカルロス・ゴーンが、ニュースに出て来た。
Spd20071220zk

ブラジル・サンパウロを訪れていたのだ。
来年のF1のルノーのドライバーに、
80年代初めのブラジル人レーサーのネルソン・ピケの息子ネルシーニョ・ピケと契約したのだが、その発表会に参加したりしていた映像なども出て来た。

ブラジルにおけるルノー・日産グループのシェアは4%程度である。

そして、ニュースの中で単独インタビューに応じていた。

そのインタビューは、全てポルトガル語でおこなわれたのだが、
カルロス・ゴーンは、「よどみなく」とまではいかないまでも、
きちんと話していた。
「20071219JG-CarlosGosn-Entrevista.wmv」をダウンロード

日本では、カルロス・ゴーンはフランス人というイメージ強いだろうが、
彼はブラジル人である。

レバノン系フランス人が親で、ブラジルの辺境ロンドニア州で生まれている。
だから、出生地主義をとるブラジルの国籍を持っている。
ただし、その後7-8歳で、ブラジルを離れて、
レバノンそしてほとんどの教育はフランスで受けている。

ミシェランそしてルノーを経て日産にやってきたわけだ。

ブラジルにいた期間などほとんどない。
だから、ポルトガル語はたぶん話せないだろうと思っていた。

ただ、数年前だったか、日産の株式総会の前に、父親が亡くなって、その総会を社長にもかかわらず欠席したことがあった。
その父親の葬儀が行われたのは、リオ・デ・ジャネイロであった。

カルロス・ゴーンと、ブラジルの縁は切れていなかったのだろう。

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quinta-feira, dezembro 06, 2007

ブラジル・サンパウロのデジタルテレビ放送開始2。

12月2日(日)から、ブラジルでの最初の地上波デジタル放送が、サンパウロで開始された

日本での地上波デジタル放送開始の時のような、情報の洪水は全くない。
だいたい、サンパウロの周辺何キロ以内で視聴が可能かなども分からない。

東京の場合は、東京タワーを中心として、何キロとかという極めて狭い範囲ではじまり、渋谷駅の近くの拙宅でもエリアに入っていなかったことを思い出す。

サンパウロの場合は、そのエリアはどれほどなのだろうか。
全く分からない。

実は、
5月に日本で、地上波デジタルテレビ放送が視聴可能だというパソコンを買った。
もっともワンセグだが。
ワンセグではないものはスペックがよいので、価格的に高かったし、
ブラジルで見ることが出来なかったら、ばからしいので、ワンセグで十分だと思っていたのだ。
日本でその機能を試すこともなく、そのままにしていた。
もっとも、ワンセグなるものも、ブラジルにいる身なので、よく分かっていなかったのだ。

ブラジルが採用したデジタルテレビ放送のシステムは、日本のシステムだというのだが、どこまで同じなのかも全く分からないので、日本のパソコンに入っているソフトやハードが対応しているかどうかも分からなかったからである。

その新しく買ったパソコンは、まだ予備機としておいていて、5年以上も前のノート型機種がまだブログ程度には十分使えるので、メインとして使っている。
更に、画像処理にはデスクトップ機もあるので、2台までは使ってもいても、3台までは、一度に使い切れない。

そういうこともあって、12月2日(日)までは、試験放送がなされていたかもしれないワンセグ機能を試すこともなかった。

12月2日(日)の午後になって、そのほったらかしにしていたパソコンに充電をしつつ、テレビ受像についてのマニュアルを読んだ。

充電を終えて、付属品のアンテナをつないで、ソフトを立ち上げた。

日本のソフトなので、日本の地域設定は簡単に設定できる。
ここはサンパウロなので、手動設定で、といっても「新しい地域」として、自動でサーチする。

そしたら、なんと6局を感知した。

17時頃のことだった。

すでに、放送は始まっていたのだ。

画面も写った、といっても小さな画面なので、画質が高画質かどうこうなどは全く何とも言えない。
でも、本放送開始前なので、まだ横長の画面ではなかった。

そして、放送開始が予定されていた20時30分すぎ、
どうも20時42分が開始時刻だったらしいのだが、
その辺は、ブラジルなのでいい加減だ。

ブラジルで圧倒的な視聴率を持っているGlobo局は、Faustaoという番組が終了した直後に、サンパウロの「祝賀会場」からの中継に変わった。

そこでは、もう官房長官が話を始めていた。
Spd20071202d
※その後のニュース映像から。

この官房長官の話の後に、
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの談話があった。

この特別放送は、約20分くらい続いた。
そして、Globo局はFantastcoという番組から地上波デジタル放送を開始した。

ワンセグで見ていたのだが、
何しろ従来のアナログ放送と同じ内容である。
時々画面が横長になるが、まだ従来の画角の素材が多かった。
CMも同様だ。

ともかくも、拙宅では地上波デジタル放送を見ることが出来ることを確認した。

拙宅は、ケーブルなので、その後このワンセグを見ていない。

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さて、日曜日のこの時間はredeTV!局の”panico na TV”の時間である。
当然、サブリナ・サトウが出演するこの番組の方を優先している。

アナログでは、この番組を見ていた。
rede TV!局ではpanico na TVがもっとも視聴率の高い番組なので、
rede TV!局では、この番組から、地上波デジタル放送が始まったことになる。

今は19時45分頃に始まっているこの番組の途中で、やはり20時40分頃に地上波デジタル放送の特別番組に切り替わった。
「20071202paniconaTV-ComecaTVDigital.wmv」をダウンロード

rede TV!局が画面を切り替えた時が、おそらくちょうど官房長官の話が始まったところだったはずなのだが、Globo局では切り替えが遅く、話は途中からになった。

地上波デジタル放送の放送開始というのは、そういう程度ものだったのだ。

ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの談話の後に、地上波各局の過去現在の番組の一部が次々と流されていったのだが、rede TV!局では早速トラブルがあって、その画像が一旦途切れ、panico na TVのスタジオからの映像になった。
しかし、ほんのちょっと番組が進行した後に、またその各局の映像に戻った。

このpanico na TVのスタジオに、rede TV!局にサポートに来ている日本人技術者2人が呼ばれていた。
ポルトガル語をほとんど解しない2人。
結構もてあそばれていた。

この模様は、また別の機会に記事にするつもりだが、顔だけでも出しておく。
Spd20071202e

Spd20071202f

日本人の方が、ここでがんばっておられるという証である。
ブラジルの地上波デジタル放送は、こういう人たちがブラジルに滞在して、指導をして出来たことなのである。

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今までのアナログ放送では、ブラジルの放送システムはM-Palといって世界で唯一の物であったので、日本のNTSCとは何の整合性もなく、テレビ受像器もビデオも日本で使っていた物はそのままでは使えなかった。

だが、これからは、どうも日本から持ち込んでも使えそうである。

これから駐在する人には朗報になるだろう。

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sábado, dezembro 01, 2007

ブラジル・サンパウロのデジタルテレビ放送開始。

12月2日(日)から、
ブラジルでデジタルテレビ放送が開始することになっている。

まずは、サンパウロ市周辺だけである。

リオ・デ・ジャネイロ、ベロ・オリゾンチ、ブラジリアなどは、来年2008年からの開始。

2016年までは、アナログ放送も継続されるという。

デジタル放送のシステムは、日本規格を採用した唯一の国ブラジル。
このことが、吉と出るか凶と出るか。

Globo局は、20時からデジタル放送を開始すると告知している。

でも、実際のところ、たぶん全く一般的には盛り上がっていない。

まず、デジタル放送に対応するテレビがほとんど発売されていない。
やっと、液晶やプラズマのテレビが、かなり安くなった来たとはいえ、お金持ちに売れているくらいであり、それらのテレビもHD対応になっている物があるが、アナログである。
何しろ日本よりかなり高い。

一般の人には、やっと29インチのフラットスクェア・ブラウン管テレビを買えるかなというところだ。

いまだに、ブラウン管の表面が、丸くカーブしていたり、四辺が直角ではないテレビが新品で売られている。

新品のテレビを買える人は幸せなのだ。
かなり多くの人は、中古を買うかもらい受けるのが、普通なのだ。

このことは、サンパウロ市内にいるだけですぐに分かる。
中心部の高級ショッピングセンター内にある電気店は、もう薄型テレビしか並べていない。
菅前総務大臣が8月に、サンパウロを訪問された時に、サンパウロ総領事の先導でリベルダーヂのガルヴォン・ブエノ街を見物したあとに、拙宅の近くのショッピングセンターの地階にあるFASTという電気店を視察されたが、ここがそういう店である。

でも、中心部の庶民が来る路面店では、半分以上はブラウン管テレビである。

そして、15キロも離れたところにある電気店には薄型テレビなんか無い。
ブラウン管テレビで、それも四辺が丸いような物ばかりである

それより先には、新品を売っている電気店はない。
中古を修理して並べているような「得体のしれない」店ばかりだ。
テレビだけではなく、洗濯機や冷蔵庫でも、そんな感じである。
宝くじでも当たらないと新品など想像も出来ない。

完全なデジタル対応テレビがないのだから、
デジタル放送を見るためにはコンバーターを必要とする。
これが、最低で499レアル(=約3万円)もする。
中古テレビが買える。
いいコンバーターはこれより高い。
700-1000レアルもする。

一体どれくらいの人が、サンパウロで、初日から、デジタル放送を見ることが出来るのか。

何しろ日本のように、情報の嵐にはならない国。
やっと、今週になって、
新聞に、特集記事が出て、
デジタル放送とは何、どこが違うの、どうしたら見られるの等々の簡単な説明があっただけである。
「猿でも分かるような」親切な説明があるMOOKもない。

一気に時代が変わるような高揚感は、これっぽっちもない。
そういう盛り上げもない。

放送番組は、アナログ放送と同じだし、
一気に高解像番組になるわけでもない。
一部の番組だけだ。

それも、どの番組がデジタルになるのかもよくわかない。

Globo局で、2日(日)夜22時半からの「パイレーツ・オブ・カリブ」は、デジタル放送らしい。

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まあ、世界の中で、国民が新しい技術に付いていけるような国はそうそう無いということが分かる。
日本は、国民性もあるのだろうが、そういう国の一つである。

ついでだが、
携帯電話の3G(第3世代)も、ブラジルではこの12月からである。
日本では、FOMAはもう当たり前になっているのだろうが。

ただ、ブラジルの携帯のほとんどは、GSMなので、これは世界標準とも言える規格だから、日本や韓国を除くほとんどの国でそのまま使えるところが便利がよい。
データの受発信には、3Gからみると恐ろしいほど時間と費用はかかるけど。

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quarta-feira, novembro 28, 2007

ブラジル・サンパウロの「現在の未来展」。

ブラジル・サンパウロのパウリスタ大通りにあるItau Culturalというところで、”Futuro do Presente”という美術展が開催されている。
Spd20071127zg

Itau Culturalがあるところは、番号で言うとパウリスタ大通りのはじまりの方だが、どちらかといえばあまり賑やかではなかったところだ。
近年やっと高層の業務ビルが建ってきて、パウリスタ大通りらしくなってきた。

Itau Culturalは、ブラジル民間銀行第2位のイタウ・グループの文化メッセ施設。
美術展や講演会などを行っている。
Spd20071127zi

原則として、無料である。

この美術展は、ブラジルの現代美術の作家の作品を集めた企画展で、作品を見てどう思うかは来館者の勝手である。

見たかったのはHenrique Oliveiraという作家の作品が展示されているからだ。

いつも彼の作品は、ベニヤ板を大胆に曲げて貼り合わせて、作り上げる空間がとてもダイナミック。
今回は、ついに中を人が通り抜けられるようになった。
Spd20071127ze

Spd20071127zf

そのほかにも、面白い作品がいくつかあった。
頭が痛くなるような作品もあったが。

ふと見上げると、建物の外にも作品が展示してあった。
隣のビルとの間にケーブルを渡し、自転車が吊されてあった。
Spd20071127zh

公道上である。
Spd20071127zj

好みの問題だが、この美術展はお勧めだ。
「20071116JNsp-Exposicao1.wmv」をダウンロード

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ブラジルの経済2007 その6 ブラジル通貨レアルの高騰一服。

2004年半ばを底に、高騰を続けていたブラジル通貨レアルがこの1ヵ月やや弱含みになっている。
1ヵ月前からの変動率の推移のグラフである。
Spm20071127brlusdeurjpy000000122454
※グラフはすべて、クリックすると拡大する。

日本円の価値が対ドルで上昇していることもあり、中値では1レアルが60円を割った。
2007年で、60円を割ったのは2度目になる。
Spm20071127brljpy000000122454068245

サンパウロ株式市場の指標も下がっている。

これは、ブラジル経済がどうこうと言うよりも、
米国の経済の先行きへの不安が原因と考えた方が良さそうだ。

ブラジルの高金利と好調な株式市場に投資していた外国勢(多くは米国勢)が、
その資金を引き揚げざるを得なくなったことにより、
株式市場の指標の低下と、
レアルを売ってドルを買う動きを起こして、
レアルの価値を下げているのである。

100%そうだと言うだけの、完全なデータ分析をしたわけではないが、ブラジルの国内の経済の好調さには、今のところ不安材料はない。

12月からは、クリスマスそして2008年2月のカルナバルむけて休暇期間となるために、市場の動きはおそらく緩慢となるはずである。
2月からの動きを注視すべきである。
季節調整をした上での2月以降の消費および雇用動向指数が堅調ならば、ブラジル国内経済は引き続き手堅く成長しているとみることができるだろう。

そもそも為替というものは、一月程度の動きでみるものではない。
思惑と投機で、動きやすい。

もう少し長いスパンで見るべきである。

この1年でのブラジル通貨レアルの変動率のグラフである。
Spm20071127brlusdeurjpy0000001224_2

さらに、2004年からのブラジル通貨レアルの対米ドル、対ユーロそして対日本円の変動率をみると、どの通貨に対しても強くなっていることが分かる。
この延長上に、推移曲線を引くと恐ろしいことになる。
この期間に、ブラジルは未だ高金利とはいえ、金利を下げ続けてきている。
Spm20071127brlusdeurjpy000000122453

もっと長い期間で為替を見てみる。
1984年からの日本円の対米ドル変動と、対ユーロおよび対レアルについてはそれぞれの通貨が出来た時からの変動のグラフである。
1985年から1年で、日本円は対米ドル通貨で急上昇した。
1米ドル=250円台が一年間で150円台になった。
1987年までに、さらに120円台にまでなった。

実は、このグラフを見ても何も分からない。
日本円が、対米ドルで強くなったことと、近年はかなり狭い範囲で変動していることが分かるだけである。
Spm20071127jpyusdeurbrl100100122445

通貨だけを見て、経済を語ることは、あまり意味がない。
実際の生活に当てはめるならば、購買力平価でみたほうがよい。
よく知られているビッグマック・インデックスも、すごくわかりやすい指標である。

ブラジルは、ビッグマックがとても高い。
つまり購買力平価は低いことになる。

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sábado, novembro 03, 2007

ブラジルの経済2007 その5 ブラジル通貨レアルは急騰中。

ブラジル通貨の上昇が止まらない。

今年2007年の初めから10月末までで、対米ドルでは18%の上昇である。
8月の米国の住宅金融に端を発した金融危機では、一時的に下落したのだが、その後は元のペースを取り戻すべく一気に急騰に転じている。

単に対米ドルで上昇しているだけではなく、対ユーロでも上昇するようになってきた。

(2007年年初からの米ドル・レアル為替変動)
Spm20071101a200brlusd00010012245410

(2007年年初からのユーロ・レアル為替変動)
Spm20071101bbrleur00010012245410224

ついでに、
レアルの対日本円の為替変動もグラフ化してみた。
Spm20071101cbrljpy00010012245410224

わかりやすいように日本円の対レアルの価値変動もグラフ化してみた。
図示している価値はTTBとTTSの中値での価値だが、実際に日本円をブラジルに持ち込んで通常の銀行や両替商で交換すると、おそらく70-72円で1レアル程度しかないはずである。
ブラジルでは、日本円の現金の需要は供給に比べて少ないので、レートは悪い。
ブラジルには、米ドルに交換して持ち込み両替商で交換する方が、円をそのまま持ち込むよりかなり有利である。
その次によいのは、クレジットカードでほとんどの支払いを済ませることである。
T/Cもよいとは言えない。
Spm20071101dbrljpy00000012245410224

対米ドルでは、2000年からの最高値になってしまった。
2000年からの、対米ドル、対ユーロ、対日本円、対豪ドル(資源通貨代表)、そしてチリ・ペソとの変動率の推移もグラフにしてみた。
Spm20071102brlusadeurjpyaudclp00000

今のところこのレアル上昇が止まるような要因を思いつかない。
原油を筆頭とする資源一般の上昇が続く限り、資源大国ブラジルに入ってくる海外からの資金は増大する一方だからである。

また、米国の金利の低下が止まったことにあわせてか、ずっと下げ続けていたレアルの金利も下げるのを止めた。
レアルの高金利を狙っての海外からの資金もまた流入に拍車をかけている。

もちろん、レアル高で、輸出競争力を失っている産業もある。
また、あまりのレアル高で、貿易黒字にかげりも出て来ている。

さらに、国内経済が好調で雇用が増え、失業者が減っているのはよいことなのだが、それがそのまま賃金の上昇にはつながっていないし、消費の増大にもつながっていないことである。

小麦や肉や乳製品などの基礎食品価格が、ブラジル国内でもインフレを超えて、上昇しているので、国民の多くがそれに属する低所得者層以下は、相変わらず食べるだけでやっとである。

ごく一部しかいない富裕層が、ますます豪華な消費を増やしているのが実態である。
その富裕層の消費が回り回って、庶民への所得分配になるわけでもある。

2014年のワールドカップの開催が決まったことで、今後国内のインフラ整備が始まる。
実需も増える。
企業の業績は良くなり、株価は上昇を続けるだろう。

まだまだ、このレアル高は続くと見ている。
良いか悪いかは別にして、
ブラジルの経済体質を変えていく一つの要因になることになるに違いない。

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quarta-feira, outubro 31, 2007

ブラジルの「偽牛乳」。

連邦警察Polícia Federalによると、パルマラットParmalatとカルーCalu (Cooperativa Agropecuária Ltda. de Uberlândia)は、コーペルヴァーリCoopervale (Cooperativa dos Produtores de Leite do Vale do Rio Grande)とカズミウCasmil (Cooperativa Agropecuária do Sudoeste Mineiro)から原乳を買っている。

このコーペルヴァーリとカズミウの2つの協同組合は、量目を増やし、悪い保存の条件をごまかすために、ロング・ライフ牛乳に添加物を混入させた嫌疑がかかっている。

10月22日(月)に始まった「白金Ouro Branco作戦」で、17人がウベラーバUberabaで、9人がパッソPassosで、あわせてミナス・ジェライスMinas Gerais州で26人が逮捕された。

連邦警察、連邦および州の公共省が、この捜査に参加している。

連邦警察によると、逮捕者の中にいるコーペルヴァーリCoopervaleとカズミウCasmilの責任者は、牛乳での不正を認めている。

連邦警察は、全国からこの2つの協同組合の製品のバイヤーの牛乳のサンプルを分析のために集めている。

容疑者は5日間の拘置、そして責任者は更に5日間拘置される。

連邦警察によると、コーペルヴァーリCoopervaleとカズミウCasmilは、量目を増やし、賞味期限を延ばすために化学物質を牛乳に加えた。

この違反は、別の協同組合からの訴えと、この2つの企業の元従業員の訴えで発覚した。

連邦警察によると、添加物を加えるという違反の一部は法律で禁止されている。
偽牛乳は、農業省Ministério da Agriculturaの研究所による報告書によると人間の消費には不適であると考えられている。

カズミウCasmilは、保存・輸送の悪い衛生状況をごまかし、バイヤーを偽るために、添加物として「過酸化水素水peróxido de hidrogênio (água oxigenada)」を牛乳に加えた。
「バーヤーが犠牲者である」と、カルロス・エンリキ・ドゥモン・シウヴァCarlos Henrique Dumont Silva検事は言った。

過酸化水素水peróxido de hidrogênioは、栄養価を減らす。
検事局が得た報告書によると、これを飲んだものは、胃痛をおこし、濃度によっては、死に至ることもある。

研究所では、分析した牛乳における物質の濃度は検出できなかった。

報告書では、牛乳に乳清soroが限度を超えて加えられていた。
この場合は、動物の餌に向けられるだけである。

コーペルヴァーリの場合は、牛乳はまた人間の消費に向かないと考えられている。
検事局によると、コーペルヴァーリは苛性ソーダまで使っていた。
目的は、田舎の酪農家からの異端で到着した牛乳を「改善」させるためであった。

発表では、パルマラットは連邦警察Polícia Federalの情報を否定し「カズミウCasmilとコーペルヴァーリCoopervaleの工場において、加工され、容器に入れられ、詰められた製品は使っていないと言っている。

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すでに、捜査に着手して1週間がたった。

この件は飛び火している。

同じ様なことをやっているところがあるからだ。

証拠隠滅のために、農場に埋められている製品が発掘されたりしている。

この件は、「表示違反」などという生やさしいものではない。
人間の健康を害することの恣意的にやっているという重大な犯罪である。

牛乳という基礎食品だけに、広がりは大きい。

スーパーなどの小売りの現場からも、回収や撤去が進んでいる。

でも、日本でかつて起きた「当時の日本最大の乳業会社」起こした事件のような大騒ぎの報道にはなっていないようだ。

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sexta-feira, outubro 26, 2007

ブラジルのVarigの機体デザインが変わった。

Varig(=バリグ・ブラジル航空)が、10月23日(火)から新しいマークで飛び始めた。
黄色と金の矢車が、Gol航空のオレンジ色に変わった。
約100年にもなるVarigのアイデンティティと、この3月から所有者になったブラジルでの運行の歴史が最も短い若い航空会社であるGolのコンセプトを表したものである。

Varigによると、現在、国際線は6都市に向けて毎日20便、そして国内線は14都市に毎日120便を運行している。

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このデザイン変更を知らせるCMが放映されている。
「20071024JN-CM-Varig.wmv」をダウンロード

すっかり小さくなってしまったVarigが、日本への便を復活させる日が来るのだろうか。

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ブラジルのアイスクリーム・メーカーのKibonがリコール。

Kibonのマークの所有者であるユニリバー・ブラジルUnilever Brasilは、アイスクリームのコルネット・ショコッコCornetto Chococoのリコールを発表した。
理由は、製品の包装に「グルテンを含まず」 "não contém glúten". と記載したにもかかわらず、実際にはコーンにグルテンglútenを含んだ製品であると、ユニリバー・ブラジルは確認した。

Kibonは市場から製品の回収を進めていて、無料電話0800-7079933を通して消費者からの問い合わせに対応することが可能であると発表した。
まだ、回収された製品数については発表されていない。

コルネット・ショコッコCornetto Chococoは、この1ヵ月内に発売された製品である。
ユニリバー・ブラジルによると、この夏のための製品であった。

起こりうる消費者のリスクを取り扱うサンパウロの消費者保護局Procon-SPは、ユニリバー・ブラジルは回収するだけではなく、印刷媒体、ラジオ、テレビを通じて顛末を発表するべきであると言っている。

消費者保護局は、また、ユニリバー・ブラジルは消費者保護法Código de Defesa do Consumidorにのとっり必要なことをしていることをはっきりと表すべきであると明言している。
それは、消費者のリスクについての明確なそして必要な情報を含んでいる。

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ブラジルも、こういうことについては、うるさくなった。

でも、
何年か前の日本のように、「過剰なあら探し」をするようなマスコミはないようだ。
雪印事件のあとに起きた「食品事故」報道の時、
毎日毎日、新聞の社会面の一番下に食品メーカーによる「事故の告知」広告がずらりと並んでいたことを思い出す。

今、ブラジルでは、別のより重大な「基本食品の品質に関わる偽造事件」が起きている。
これは、かなりの広がりを見せるだろうと予想している。

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quinta-feira, outubro 18, 2007

ブラジルのカラジャス鉄道が、「土地無き農民運動」によって運行停止。

「土地無き農民運動」Movimento dos Trabalhadores Rurais Sem Terra (MST)に関係する約5千人が、10月17日(水)の朝から、パラ州東南部のカラジャス鉱山鉄道を占拠している。
この鉄道は、世界最大の露天掘り鉄鉱石鉱山のカラジャスCarajásからの、鉄鉱石の積み出しのための唯一のアクセス手段である。
「20071017encimadahora-Carajas-MST.wmv」をダウンロード

ブラジルの国全体の農地改革を目指す運動の一つとして、この妨害行為は行われている。

鉄道を管理しているリオ・ドセCompanhia Vale do Rio Doce (CVRD), は、この占拠についての声明を発表した。
リオ・ドセは、鉄道における列車輸送を停止している。

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声明の「翻訳」は長文なので、別の機会にしておくが、
この鉄道のストップが続くようなことになると、
影響は単にブラジルではなく、
世界の鉄鉱石の価格にも影響を与えることは必至である。

もちろん、
長期契約を結んでいる日本も例外ではない。

いまごろ、日本の製鉄会社や商社などの鉄鋼原料関係者は、
情報収集にあたっているはずである。

この「土地無き農民運動」はたちが悪い。
暗に、ブラジル大統領のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シウヴァの支持を得ていると思っているからである。

「土地無き農民」については、「詩を書かない詩人」が詩人ではないようなものだと思っているのだが。

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quarta-feira, outubro 03, 2007

ブラジルの経済2007 その4 ブラジル通貨レアルは再び高騰中。

8月に起きた、米国発の世界的な市場の混乱

米国の連邦通貨準備委員会が、金利を下げたことでひとまず危機は去ったようで、
世界中の株式市場は再び上昇に向かっている。

ブラジルも、連日、歴史的な値を記録し続けている。

実体経済の好調に加え、高金利ということもあって、
海外からの投資資金の流入がまた復活している。

ブラジルの株もしくは投資信託に投資した人にとっては、
毎日が楽しいはずだ。

ブラジルの株について、
いちいち細かいことを説明するだけの知識も能力もないが、
今のところ市場の恩恵を受けている1人になっている。
今の状況であれば、
誰でもそのようなことになっているのではないかと思う。

株式市場が好調なので、
新規に上場する企業が増えているという。
2007年は9月までの新規上場企業数が、すでに2006年のそれを超えた。
Spd20070927o

さて、ブラジル通貨レアルであるが、
これも8月には一旦下落した。

しかし、もうその下落分も取り戻す勢いで上昇している。

この1年のレートである。
(対米ドル)
Spm20071002usdbrl000100122454012245

(対ユーロ)
Spm20071002eurbrl000100122454012245

(対日本円)
Spm20071002jpybrl000100122454012245

対米ドル通貨では、
2000年10月以来の高値になっている。

(対米ドル)
Spm20071002usdbrl100100122451819245

(対日本円)
Spm20071002jpybrl100100122451819245

2000年10月からの、日本円の、
対米ドル、対ユーロ、対レアル、そして資源通貨の代表としての対豪州ドルの変動率のグラフである。
日本円は、全ての通貨に対して弱いが、
特に豪州ドルとレアルに対しては、下落幅が大きい。
Spm20071002jpyusdeuraudbrl100000122

政策的に、日本円を弱くしているのだろうが、
ブラジル通貨レアルの上昇との対比では、生活実感として影響は大きい。

ブラジルの物価は、今やかなり高いものになってしまっている。

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terça-feira, outubro 02, 2007

ブラジル・サンパウロは「春」2007 その5 春物衣料。

ブラジル・サンパウロは、商業都市である。

小売業よりも、もっと力を持っているのが卸売業。
市内中心部に、色々な商品の卸売り業者が集まっている地区がいくつもある。

ブラスBrasは、中心部の東にあって、衣料関係の卸売り業者が何百軒も集まっている。
とても広いので、歩いて回るのは大変なところである。
目的の店をあらかじめ調べていて、その近くに駐車しないと、
とんでもない距離を歩かなくてはならない。
それに、場所によっては危険な香りが濃厚なところがある。
素人さんは、
ブラスは諦めて、
もう一つの衣料品の卸売業地域のボン・レチーロに行った方がはるかに
地域が狭いので歩きやすいだ。
ボン・レチーロも、決して安全なところではないので、
出来れば行かない方がよいだろう。

どちらも、
とても安い店がある。

もっともそういった店で売っている商品は、
質がとても悪いか、
とても身につける気にならないような
デザインのものが多い。

どちらかというと、
アシェーな人やフォフォーな人が着るようなものだからである。

ここブラスでは、
卸売りしかやっていない業者もあれば、
小売りもやっている業者がある。

サンパウロ州内だけでなく、
かなり遠くの州からも、
買い付けにやってくる人でごった返している。

卸専業店は、
土曜日には、休む店が多い。

そんなブラスの店のショーウィンドウに飾ってあった「春」もの。
字が読めなければ、春以外でも身につけることは頓着しないだろう。
Spd20070818d

サンパウロの衣料の世界では、
もともとユダヤ人やアルメニア人が力を持っていたのだが、
今や韓国人の力が強大である。

ブラスは、中心部なので、地名などはもう100年以上に
付けられたはずだとおもうのだが、
「大韓民国広場」というところがある。
名前を変えさせたのだろう。
もっとも、手元の資料では、
1987年にはすでに大韓民国広場となっていた。
Spd20070818c

ハングルで書かれた石碑が立っている。