sábado, 24 de julho de 2010

サッカー・ブラジル代表 2014年W杯 その4 【速報】マノ・メネゼスが新ブラジル代表監督就任を受諾。

7月24日(土)11時30分(*ブラジリア時間)から行われた記者会見で、
コリンチャンスの監督マノ・メネゼスが、
サッカー・ブラジル代表監督就任を受諾したことを発表
した。

マノ・メネゼスは、
コリンチャンスがセリエAから降格となった後の、
2007年12月に、
コリンチャンスの監督に就任し、
2年7ヶ月という長期にわたり、
指揮をした。

2008年に、ブラジル選手権セリエBで、
コリンチャンスを優勝させ、
セリエAに復帰させた。

2009年には、
サンパウロ州選手権
ブラジル杯でも優勝させた。

ブラジル杯での優勝で、
2010年のリベルタドーレス杯の出場権を得た。

マノ・メネゼスは
プロ選手としては活躍していない。1962年6月11日生まれ。
1997年から監督家業を始めている。

2005年にも、降格したグレミオを指揮して、
セリエBで優勝させ、
セリエAに復帰させた。
この実績が、コリンチャンスに呼ばれた理由である。

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7月23日(金)午前に、
ブラジル・サッカー協会CBFは、
最初に、
現フルミネンセ監督のムリシー・ラマーリョに就任を依頼したが、
夕方に、断られている。
フルミネンセとの契約が2010年12月まであり、
フルミネンセ側が了承しなかった。

それで、
ブラジル・サッカー協会CBFは、
19時30分から20時にかけて、
マノ・メネゼス監督に連絡をした。

マノ・メネゼス側からは、
24日に記者会見で回答するとしていた。

もともと、
マノ・メネゼスが最有力視されていたし、
本人も、控えめな意欲を見せていた。

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コリンチャンスとの契約では、
ブラジル・サッカー協会CBFに呼ばれた場合には、
契約を解除できるという条項があり、
問題はない。

さらに、
コリンチャンスの社長のアンドレス・サンシェスと、
ブラジル・サッカー協会CBFのリカルド・テイシェイラ会長の関係がよく、
これも問題ない。

2010年のワールドカップのブラジル代表一行の団長を、
アンドレス・サンシェスが務めたくらいである。

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記者会見は、12時10に終了した。

コリンチャンスの選手の
ロナウド、ロベルト・カルロス、デンチーニョそしてエリアス等が、
会場に現れ、祝福した

コリンチャンスの社長ほかの役員も記者会見に応じた。

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記者会見では、
コリンチャンスの次期監督については、
取り上げられなかった。

名前が挙がっているのは、
アヂウソン・バチスタ。

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ブラジルは、
2014年のワールドカップの開催国なので、
出場が決まっているので、
予選はない。

8月に、
米国との親善試合が予定されている。

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terça-feira, 6 de julho de 2010

サッカー・ブラジル代表 2014年W杯 その3 サンパウロ市での開催がいまだに危うい。

2-3週間前のことになるのだが、
2014年のブラジル・ワールドカップの開催予定都市の競技場計画を精査していたFIFAが、
最終的に、サンパウロ市のモルンビー競技場を不的確と判定した。
そして、この事実を、ブラジルサッカー連盟CBFも認めた。

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決勝戦は、
リオ・デ・ジャネイロのマラカナン競技場で行われることで、
何の議論もなく決まっている。

人口第1位の都市であるサンパウロでは、
開幕戦と、3-4位決定戦はやりたいようで、
それにふさわしい規模と設備を持つ競技場としてモルンビー競技場が、
候補会場としてあげられていた。

もちろん、現在のままでは、不十分な設備であることはわかっているので、
その改造プランを、FIFAに示していたが、
一度目は昨年中に却下されていた。
さらに、新たなプランを出していて、
これはFIFAがいったんは認可したようだった。

今回は、その計画に対して、
資金的な保証がないということが、大きな理由になっている。

国なり、州なり、市なりが保証を出せばすむことなのだろうが、
その話が進んでいない、もしくは出てきていないのである。

モルンビー競技場は、
公営ではない。
スポーツクラブの所有である。
そこに、公的資金をつぎ込むのは、問題と言えば問題なのだろうが、
ほかに同規模の代替競技場はないのも事実である。

所有クラブの政治力がないのだろう。

大統領はコリンチャンスのファンだし、前州知事(今年の大統領選の立候補者)はパルメイラスのファンである。
市長は、どこのクラブのファンなのか旗色を明らかにしていない。

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開幕戦などでなければ、
それほど大きな競技場は要求されない。

パカエンブー競技場やパレストラ・イタリア競技場を、改装して使用する案まで出ている。

さらに、今から、新たな競技場を作るという話もわいている。
その用地だって、全く白紙なのであるが。

万が一、パカエンブー競技場で行われるようなことになると、
拙宅は大変なことになる可能性がある。
たいした試合でなければ、観客も多くはないだろうが。

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いくら何でも、
サンパウロで、全く試合が行われないということもないだろうが、
もうあと4年しかないのである。

その1年前には、
コンフェデレーション杯だって、行われるはずである。

どうなるのであろうか。

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宿泊客を見込んで、拙宅を受け入れ可能なように、改造プランもなんて、
何となく考える今日この頃であったのだが、
さて。

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ブラジル・サンパウロはワールドカップ態勢2010 その7 対オランダ戦。

7月2日(金)11時(*ブラジリア時間)から、
サッカー・ワールドカップのブラジル対オランダ戦が行われた。

朝の11時からなので、
午前中のサンパウロ市はとても静かであった。

9時に業務を始めて、10時半頃には一旦やめてしまうわけで、
事実上仕事にならないので、
たいした用がない人は、サンパウロ市内には入ってこないわけである。

車が走っていないわけではないが、
特段急いでいるようでもなかった。

Globo局の地上波の中継は、
9時45分頃に始まった。
相変わらず、ガルヴォン・ブエノ氏は冒頭からハイテンションだ。
だいたい試合の前1時間以上も前から、
しゃべりまくって大丈夫なのかと思うのだが、
話題もちゃんと局が考えている。
ブラジル各所に設けられた大応援会場からの中継などで時間をつぶしていた。

15時からの試合の時は、14時頃には帰宅を急ぐ車が渋滞し、
焦ってクラクションを鳴らしまくったりしていたのだが、
それもない。

花火ですら、散発的であった。

試合が始まるときには、多少多くあがったが。

前半10分に、
FWロビーニョのゴールで、
この試合は意外に楽勝かと思ったのだが。

結果は、ああいうことになった。

13時前に、結論が出たのだ。

ガルヴォン・ブエノ氏の中継は、上手かった。
もう長くやっていて、何度も経験しているからだろうが、
最後の最後まで、使わない言葉があった。
それを使えば簡単なのだが、国民の心に事実を突きつけるようなことはしないのだ。

試合の後、20分もすると、
また車が増えてきた。

試合は試合で、
仕事に向かうのだ。

14時頃に、あるところにいったが、
もう粛々と働いていた。

ただ、そのことについては、話題にしないのが、ルールである。
何もなかったかのように、別のことを話すのが、良識人の振る舞いである。

夕方になっても、何も変わりはしない。
もう、終わったことなのである。

それでも、
17時前におこなわれていた、ウルグアイ戦の中継をみるために、
電気店の店頭などテレビがあるところには、人だかりができていた。

夜のニュースでも、
淡々と事実を伝える。
決して扇情的でもなく感情的でもない。
不測の出来事が起きないためでもあるだろう。

翌日の新聞各紙の表紙は、もちろんその事実に関することがトップではあったが、
その見出しはまちまちだ。

すでに、「監督を物色中」という求人広告のような大見出しをつけたところもあった。
それで、すべてを物語っているのである。

土曜そして日曜と、
街からは、急激に「緑と黄色」が消えつつある。

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どうなのだろう、
元々今回の代表チームは「ドリームチーム」とは言われていなかった。

いつものように優勝候補とは言われていても、
一般のブラジル人は、それはそれとして、
目は肥えているので、
冷静に評価していたはずである。

もちろん期待はしていただろうが、
ものすごく失望したような風には見えないのである。

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もう、次の話題に移っているのである。

つまり、2014年である。

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segunda-feira, 28 de junho de 2010

ブラジル・サンパウロはワールドカップ態勢2010 その6 対チリ戦。

6月28日(月)15時30分(*ブラジリア時間)から、
2010年サッカー・ワールドカップの、
ブラジル体表にとっての第4戦で、
決勝トーナメントでの初戦となる対チリ戦が行われた。

朝から、
何かそわそわして、落ち着かない。

トーナメントに入って、やっとワールドカップ本番といえるわけで、
真剣になる。

午前中に、いろいろなことを済ませておかないと、いけないので、
焦った感じ。

銀行やスーパーなど、人が多いわけでもないのだが、なんか落ち着かない。

12時を過ぎて、
帰宅を始める車が徐々に増えてきた。

Globo局は、14時40分過ぎには中継開始。
ガルヴォン・ブエノ氏が、いつものように快調に喋りまくっている。

15時頃で、
まだ拙宅の近くの、郊外へ向かう道路は渋滞。

そんな中15時19分に、
またもや車がカーブを曲がりきれずに、隣家に突っ込んだ。
明らかにスピードの出し過ぎて、
突っ込む前から、異常なタイヤの音がして、
またやるなと思っていたら、
やっぱり突っ込んだ。
盛大に、ほこりが上がった。


何人か乗っていたようで、
助手席の男は頭を打ったようだ。

だいたい時速30キロが、制限速度である。
60キロでも出し過ぎである。

結局、
試合に間に合わないどころか、
完全に見ることができなくなったわけだ。

気になるので、
試合開始後に見に行った。
運転していたのは、若い女性だった。
真新しそうなプジョーの307の全部が塀に突っ込んで大破していた。
エンジン・オイルが流れている。
エアバッグは機能したようだ。

15時40分過ぎに、
パトカーが2台やってきた。

1台のパトカーには、
どこかのテレビ局(たぶんバンデイランチ局)のクルーも同乗していた。

前半34分 DFフアンが、コーナーキックを、頭でゴール。

花火が上がりまくっている。
神経質な試合の均衡が崩れた。

前半37分、 FWルイス・ファビアーノのゴール。
オフサイドかと思っていたが、違っていた。
左から、ロビーニョがよく走った。

16時16分 前半終了。
        2対0で、ブラジルがリード。

レッカー車が来て、
事故車を引っ張っていた。
道路が空いているので、
早くやってきた。

後半14分に、ロビーニョのゴール。

結局、延長2分の末、17時22分に、
ブラジルが3対0で勝利した。

試合後、3-4分は花火が上がったが、
それもすぐに終わった。

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ブラジル・サンパウロはワールドカップ態勢2010 その5 対ポルトガル戦。

6月25日(金)11時(*ブラジリア時間)から、
2010年サッカー・ワールドカップの、
ブラジル体表にとっての第3戦で、
グループリーグでの最終戦となる対ポルトガル戦が行われた。

11時に試合開始と言うことで、
学校は7時30分に始まるのはいつも通りだが、
10時前には授業を終えて、帰宅。

公共機関は9時から10時頃まで窓口が開いているのはいい方で、
14時から業務開始というところも多かった。

朝は車が少なかった。

試合は、
地味に、
0対0の引き分け。
怪我をしないようにやったのだろう。

だいたい、ブラジルは旧宗主国のポルトガルには友好的である。

試合が終わって、20分もすると、車が増えてきた。

また業務開始である。

勝ったわけでもないので、
花火もあまり上がらず、
まあ落ち着いたものである。

ともかくも、
グループリーグを1位で通過したので、
強敵がいないトーナメントに入ることができた。

あいかわらず、ガルヴォン・ブエノ氏はうるさい。
10時前から、Globo局で喋りまくっていた。

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segunda-feira, 21 de junho de 2010

ブラジル・サンパウロはワールドカップ態勢2010 その4 対象牙海岸戦。

6月20日(日)15時30分(*ブラジリア時間)から、
2010年サッカー・ワールドカップの、
ブラジル代表にとっての第2戦の
対象牙海岸戦が行われた。

最近は、「象牙海岸」と呼ばずに、「コートジボアール」とフランス語で表記するのが普通になったこの国だが、
ポルトガル語では、「コスタ・ヂ・マルフィン」という。
意味は「象牙海岸」である。

元々、日曜日の午前中は、あまり人も出てこないサンパウロ市のパウリスタ大通りではあるが、
いつもの日曜日よりは若干人のでが早かったように思えた。

やはり、「緑と黄色」を着た人が目立った。

この日も、開いている店舗でも14時には閉まるので、
用事がある人は早く出てきたのかもしれなかった。

先週までは、寒かったのだが、
週末からは、やや気温が上がってきた。
13時頃には、久しぶりに暑く感じるくらいになった。
なので、この時刻に出てきたような近所の人は、夏のような格好であった。

休日なので、
車も極端に少なく、
帰宅を急ぐようなラッシュもなく、
クラクションが鳴り響くこともなく、
ごく普通の日曜日の午後のようだった。

Globo局は、
14時から地上波で、中継を始めた。
試合開始1時間半も前である、
早速、ガルヴォン・ブエノ氏が登場し、「喋りまくっていた」。
この人、連日の試合中継もナレーターをしているのだが、
「うるさい」。
この日も、結局17時56分まで喋り続けていた。

試合開始前には、
”ブブゼラ”のようなものをならす人もいたし、
花火も上がったが、
初戦ほどではなかったようだ。

ゴールの時には、
ちょっと遅れて、花火が上がり、
前半終了でまた花火が上がり、
追加点でも花火が上がる。

そして、試合終了で、
また花火があちこちで上がる。

日曜日なので、
試合後も、
それほど交通量は増えなかった。

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試合後でも、
選手たちとが、マスコミと接触することは多くない。

ドゥンガ代表監督と、
マスコミ(Globo局も含む)との折り合いが悪く、
記者会見中に、
ドゥンガ代表監督がむくれるし、
不適切な発言(*ピー音で消されていたが)があった部分などが流される。

Globo局は、
正確な報道をしたいので、
もっと情報をほしいのだと言っていたが。

とにかく、
ブラジルのマスコミにも、
距離を置いているブラジル代表である。

練習でも、シャットアウト。
合宿所も、シャットアウト。

2006年の代表とは、全く大違いである。

おもしろネタなど全くない。

おもしろい選手もいないが。

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sábado, 19 de junho de 2010

ブラジル・サンパウロはワールドカップ態勢2010 その3 初戦 対北朝鮮戦。

6月15日(火)15時30分(*ブラジリア時間)から、
2010年サッカー・ワールドカップにおける
ブラジル代表の初戦が行われた。

対戦相手は、あの「北朝鮮」であった。

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その朝から、
やはり、サンパウロ市の様子は何か違っていた。

「午後に大事なことがある」という雰囲気である。
それにあわせて、すべてを行っているという雰囲気である。
すべての人が、そうなのだから、街中がいつもとはどことなく違った雰囲気なのである。

「緑と黄色」を着込んだ人が多かった。
「緑と黄色」の小旗をつけて走る車も増えていた。

午後からは仕事にならないので、サンパウロ市内に入ってくる車も少なかったのか、午前中は車がいつもよりはスムーズに動いていた。

14時に業務を終えることになっていたので銀行は、人が午前中に集中したようだ。

正午前から、
そろそろ帰宅し始める人が、現れていた。

昼食をとる人も、いつもよりは少なかった。

13時になると、
帰宅する車で道路が渋滞してきた。
15時30分までに、絶対に家に着かなくてはならないという目標があるわけで、
いつのも夕方のラッシュとはそこが違う。

かなり焦っているような感じで、
クラクションが鳴っていた。
それに、
ブブゼラではないが鳴り物をならしながら走る人も多く、
騒然としていた。

14時に州の公的な機関で用事があったのだが、
早めに13時前にはついていたのだが、
果たして予定通りなのかどうか、
警備員でもわからないという状態。

図書館で時間をつぶして、
13時45分頃にいったのだが、
どうも機能しそうであった。

所用を、14時40分頃までに済ませて、
拙宅に向かった。
近いところだったし、ラッシュの流れとは全く反対方向なので、
あまり渋滞はしなかった。

ほぼパカエンブー大通りを走ったのだが、
対向車線はまだだ渋滞であった。

ロナウドの自宅アパートのすぐ近くにある
彼の行きつけの美容サロン前あたりから、
パカエンブー競技場のまえのシャルレス・ミラー広場に至るまでである。
http://www.youtube.com/watch?v=OXUi10tKy1Y

さらに、自宅に戻る前に、
シャルレス・ミラー広場を軽く回ってみた。

サッカー博物館はすでに閉館していた。
競技場の一角にあるカフェバーは、
巨大な画面を設置して、
いつもよりスペースを広げて、
自宅に戻らずに観戦する人たちを期待していたようだが、
あまり客はいないようだった。
http://www.youtube.com/watch?v=SdvU9RjdBec

15時少し前に、拙宅に戻ったのだが、
Globo局の地上波では、
すでに、
ナレーターのガルヴォン・ブエノ氏が喋りまくっていた。

試合開始前に、
あちこちで花火が上がった。

まだ、渋滞は完全に解消していなかった。

後半になって、
ブラジルのゴールで、
また花火が少し上がった。

2点目でも、少しあがった。

試合終了時にも、
花火が上がった。
でも、たいしたことはなかった。

終了直前に、ゴールを入れられたせいなのか、
大勝でもなかったからかもしれない。

試合後、30分もすると、
また車が増えてきた。
試合中でも、車の通りが全くなくなったわけでもない。

昔に比べると、
試合中でも、静かではなくなったように思う。

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いつものことながら、
ブラジル代表は、
1次リーグ戦の初戦では、余りよい試合をしない。
徐々に調子を上げて、チームを作っていくという感じである。

第2戦そして第3戦を、見ていかなければならないだろう。

それにしても、
ドゥンガ代表監督の管理が厳しいので、
代表選手たちの「余計な情報」が全く出てこない。

それが、
2006年の代表とは大きな違いである。

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segunda-feira, 14 de junho de 2010

ブラジル・サンパウロはワールドカップ態勢2010 その2 盛り上がっているような、盛り上げられているような。

ワールドカップも南アフリカで開幕し、
6月15日(火)は、ブラジル代表も初戦を迎える。

対戦相手は、あの「北朝鮮」で、
ブラジル・ブラジリア時間の15時30分からの試合となる。

明日は、学校は休みである。
サンパウロ市の公共機関は、14時で、「業務終了」ということである。
その他の機関も、ほぼ同様になるのだろう。

民間企業も、たぶん午前中で終わりだろう。
商店は、試合の前後は、シャッターを閉める。
その時間にお客もないだろう。

ただ、テレビを設置して、みんなで観戦しようという飲食店は多い。

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ところで、いったい盛り上がっているのかというと、
どうもそうでもないような気がする。

拙宅のある地区は、サンパウロ市内でも屈指の高級一戸建て地区なのだが、何も変わった様子はない。
そのせいかもしれない。

近くのサッカー博物館は、
ワールドカップにちなんだ特別企画展が開催されているので、
連日学童がバスを連ねて大挙して訪れている。

商店は、店内を「緑と黄色」に飾っているところも少なくはないが、意外にクール。
「緑と黄色」の服を着て歩いている人も少なくはないが、多くもない。

もちろん試合の日は、多いだろうが。

テレビは、
ガリバーのGlobo局は、またもや大人数を派遣している。
大体1年前から、人を常駐させていた。
今は、女性レポーターだって、連日登場している。

テレビといえば、CMは
かなり「緑と黄色」である。
オフィシャルスポンサーとなっているところなどは、当然としても、
そうでないところもだ。
観戦しながら、ビールを飲む人が少なくないせいか、
ビールの広告投入量は多い。

市内周辺部のどちらかといえば、
低所得者の住むような地区では、
道路が「緑と黄色」に、住民たちによって塗装されたりと、飾られているようだが、わざわざ見に行くようなこともない。

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だいたい、
ドゥンガ代表監督が、
選手たちを厳しく管理していて、ブラジルのマスコミにさえ、ほとんど接触させていない。
毎日二人だけの記者会見だけである。
トレーニングだって、非公開が多い。

テレビのレポーターも、ネタ不足なわけである。

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Globo局は、
全試合を地上波でも同時中継するようである。
系列のスポーツ専門局のsporTV局は、朝から晩まで、ワールドカップ一色といってもよい。

今日(6月14日)11時(*ブラジリア時間)から、日本代表の試合が行われたわけだが、
これも地上波で中継されていた。
ところどころ見ることもあったのだが、
中継アナウンサーのガルヴォン・ブエノ氏だけではないが、
話題の中心はカメルーンのエトー。
日本の選手は、あまり取り上げられいなかった。
まあ、田中選手くらいだったかな。
これは、ブラジル人だからまた別の関心である。

試合終了後のサンパウロのローカルニュースのトップでは、
日本代表を応援していたリベルダーヂの空手道場からの中継だったけど、
人も10人程度で、「サムかった」。
無理やりだったような。
人が集まるはずのリベルダーヂ広場でも、もう日本を応援するような人は多くないのだろう。

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terça-feira, 11 de maio de 2010

サッカー・ブラジル代表2010 その 2010年W杯出場メンバー発表。

サッカー・ブラジル代表のドゥンガ代表監督は、
5月11日(火)13時から、
W杯を戦うブラジル代表メンバー23人を発表する。

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当然、生中継である。

13時 ブラジルサッカー協会広報担当者のロドリゴ・パイガが、
    壇上に登場し、集まった記者に、
    手順の説明を始めた。
    15分後に、ドゥンガ代表監督の記者会見をはじめること。
    約40分間でそれを終了すること。

13時3分 テレビで、選手の発表が行われている。
       今のところ、驚きの選手はいない。

13時4分 やはり、ロナウヂーニョ・ガウーショが落ちた。

       FWにグラフィッチが入った。
       最後の親善試合に呼ばれたグラフィッチだ。

       FWアドリアーノは入らなかった。

招集メンバーは次の通り。

GK:
ジュリオ・セーザルJúlio César (Inter de Milão-ITA)
ドーニDoni (Roma-ITA)
ゴメスGomes (Tottenham-ING)

SB:
ダニエル・アウヴェスDaniel Alves (Barcelona-ESP)
マイコンMaicon (Inter de Milão-ITA)
ミッシェル・バストスMichel Bastos (Lyon-FRA)
ジウベルトGilberto (Cruzeiro)

DF:
ルーシオLúcio (Inter de Milão-ITA)
フアンJuan (Roma-ITA)
ルイゾンLuisão (Benfica-POR)
チアゴ・シウヴァThiago Silva (Milan-ITA)

MF:
ジウベルト・シウヴァGilberto Silva (Panathinaikos-GRE)
ジョズエJosué (Wolfsburg-ALE)
フィリッピ・メーロFelipe Melo (Juventus-ITA)
クレーベルソンKleberson (Flamengo)
ラミエスRamires (Benfica-POR)
エラーノElano (Galatasaray-TUR)
ジュリオ・バチスタJúlio Baptista (Roma-ITA)
カカKaká (Real Madrid-ESP)

FW
ロビーニョRobinho (Santos)
ニウマールNilmar (Villarreal-ESP)
ルイス・ファビアーノLuis Fabiano (Sevilla-ESP)
グラフィッチGrafite (Wolfsburg-ALE)

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ブラジルのクラブに所属しているのは、
ジウベルトとロビーニョとクレーベルソンの3名のみ。


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segunda-feira, 22 de março de 2010

ブラジル・サンパウロはワールドカップ態勢2010 その1 「緑と黄色」

2010年ワールド・カップの開幕まで、あと82日。

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ブラジル・サンパウロも、徐々にそういったムードが醸成されてきている。

まず、2010年になって、
スーパーなどでは、「緑と黄色」の衣料が吊されるようになってきた。

テレビのCMも、
FIFAもしくはブラジル代表のオフィシャル・スポンサー企業などが、
やはり「緑と黄色」を使い出している。

また、現ブラジル代表のルイス・ファビアーノやロビーニョが登場するCMもある。
さらに、元ブラジル代表のカフーが出演しているものもある。

そして、2月中旬に、カルナヴァルが終了したあとは、
さらにテレビで「緑と黄色」が増えてきた。

ただ、街では、4年前の2006年の時に比べると、「緑と黄色」がいっぱいではない。
それは、あれ以降サンパウロ市は「広告・看板規制が、著しく厳しくなって、
屋外広告が無くなってしまったからだ

サンパウロ市以外では、きっと華やかになりつつあるのだろうが、あまり、サンパウロ市外には行かないので、よくわからない。

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ところで、
ブラジルでは、
ブラジル代表の試合を、国民が全身全霊を傾けて応援する。

試合中に、全ての活動が停止し、斎戒沐浴して、テレビに向かうのである。
そのときに、「緑と黄色」の服を着るのは言うまでもない。

窓やベランダからは、ブラジル国旗や「緑と黄色」の幕を垂らす。
家の前の道を、「緑と黄色」に着色する。

とにかく「緑と黄色」に染め上げる。

そういったワールド・カップ応援グッズの販売が始まりつつあるのだ。

サンパウロ市は、商業都市であり、
市内中心部には、卸売業者が、商品別に集中している「卸売り業務地区」が、いくつもある。

サンパウロ市の歴史的中心部セントロの北西にあるパリ地区には、
台所用品、家庭用品、事務用品、造花、室内装飾品などを取り扱う卸売業者が集まった地区がある。

ヴァウチエールVautier大通りあたりに百軒程度が集まっている。
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基本的には、卸売り業者だが、一般向けに売るところもある。
ただ、価格も当然異なるし、何よりも最低販売金額が設定されているのが普通だ。
大体50レアル(=約2600円)から、200レアルくらいだろうか。
なかなか、そんなにたくさん買う必要が物がないのが実際である。

ただ、この卸地区は、
セントロにある有名なヴィンチ・イ・シンコ・デ・マルソ通りよりも、
また一段と安いし、全然込んでいないし、
それでスリやひったくりからはたぶん安全でもある。
ただ、パリ地区は、全体としては、市内中心部ではもっとも危ないところである。

だから、時々顔を出すところである。

もう、すでに、「緑と黄色」で、店頭はあふれつつある。
Sps20100319ch
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Sps20100319cm
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Sps20100319co

ある卸売店で、商品オーダーリストを手に入れた。
※クリックすると拡大する。
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Sps20100319cy

Sps20100319cz

Sps20100319cza

価格が価格なので、ガラクタと言えばガラクタなのだが、
応援グッズを使えば、また一段と気分は盛り上がる。

短い期間しかいない人も、この時の「思い出」として、買い求めるのを悪くないと思う。

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表示は、レアル。
物によっては、
一個の価格でない場合もある。

興味があり、
自分では買えないと状況にある人は、
連絡を願いたい。

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